日産セレナ、セイコーエプソン、オイシックス・ラ・大地、ニッスイなど35の企業・団体が参加




日本発、世界の食料問題の解決に取り組む、特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International(以下、TFT)は、国連が定めた10月16日「世界食料デー」(世界中の人が食べ物や食料問題について考える日)を記念し、「おにぎりアクション2024」を本年10月3日(木)から11月16日(土)まで開催しました。
今年のおにぎりアクションは過去最多となる世界52カ国からの参加があり、1ヶ月半の期間中に合計29万2,836枚のおにぎり写真が投稿され、アフリカ・アジアの子どもたちに146万4,180食を届けることができることをお知らせします。これは約7,300人の1年分の給食に相当します。また、2015年のキャンペーン開始から累計での給食提供数が約1,163万食となりました。
(特設サイト:https://onigiri-action.com/


◆組織の垣根を超えて、都内初のおにぎりアクション周知イベントを開催
「おにぎりアクション」は、個人が「おにぎり」の写真を投稿するというシンプルな行動で、世界の食料問題への気付きを持ち、その解決に参画できる社会貢献活動です。10年目の節目を迎えた今年は、未来を担う子どもたちや若い世代の皆様に食料問題について関心を持ってもらい、積極的に関わっていただく機会の創出に力を入れ、都内初となるリアルイベントを実施しました。
開催にあたっては、協賛企業や他分野NPO、高校生・大学生によるコンテンツ・プレゼントのご協力をいただきました。また、運営面では高校生から社会人までの皆様にボランティアとしてお力添えいただき、組織の垣根を超えて皆で創りあげたイベントとなりました。

おにぎりアクション10回目記念イベントの様子


イベント会場では「フォトスポット」として、日産セレナによる車両展示のほか、セイコーエプソンによるデザインのフォトパネルやオイシックス・ラ・大地による顔はめパネルを設置しました。また、来場者にはセイコーエプソンご協力のもと、同社プリンターで印刷した写真のプレゼントや同社がデザインしたペーパークラフトを無料で楽しめるコーナーを作り、子どもたちや家族連れが気軽に社会貢献に参画できる場となりました。
そのほか、イベント会場での投稿者には日産セレナ、セイコーエプソン、オイシックス・ラ・大地、ニッスイ、ニコニコのり、福井県「いちほまれ」、宮城米マーケティング推進機構からのプレゼントを用意し、投稿の促進を図りました。


◆「おにぎり」を題材に楽しみながら“気づき”につながるアイディアの実現


おにぎりアクションは「おにぎりにまつわる写真の投稿であれば何でもOK」として参加基準に余白を設けており、社会貢献活動参画へのハードルを下げる工夫をしています。そのため、参加者の投稿は創意工夫に溢れ、 「他の人の投稿を見るだけでも面白い」「自分もやってみたい」「人にも伝えたい」という楽しみにも繋がってアクションの輪が広がっています。



現在実施しているアンケートにおいても「おにぎりアクションを通していろんな感性を持った人がいることがわかりました。」「日常生活の延長で社会貢献ができると思って参加し始めましたが、改めておにぎりの奥深さに気づくことができました。」「手軽にできることならみんなこういう活動に参加する気持ちがあるんだと感じました。」という声が集まりました。特設サイト投稿者へのアンケートにおいては、「今年初めておにぎりアクションに参加した人の割合」は約4割となり、10年目の今年も自由な発想から認知拡大につながりました。


◆10年目にして過去最多、世界52か国からの投稿が集まる
おにぎりアクションは、世界中どこからでも誰でも参加できる点にも特長があります。本年は(日本を含む)52か国からの投稿が集まり(注1)、過去10年間で最多の結果となりました。地域では、アジア、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカ、オセアニア、中東、アフリカからの投稿があり、世界的なおにぎりブームとも相まって、日本の食文化の発信に寄与しました。おにぎりの写真には”Let no one who hungers be forsaken” などのメッセージが添えられ、世界中に活動への共感が広がっています。
(注1)特設サイトの地点登録とSNSでの目視で確認。日本を含む。

世界中に広がるおにぎり写真のイメージ画像



◆「おにぎりフレンズ」として全国の学校、おにぎり屋さんへ呼びかけ
 おにぎりアクションを一緒に盛り上げていただける学校・団体の 皆さんを対象に「おにぎりフレンズ」の募集を行いました。家庭科での調理実習や SDGs に関連した総合的な学習の授業、部活動や学園祭などで「おにぎりアクション」をテーマに取り入れ、同じ志をもつ学校・ 団体同士での交流や情報交換もオンラインで盛んに行われました。また、日常生活において身近な存在である街中のおにぎり専門店からもアクションの輪をさらに広げていきたいという想いから、全国のおにぎり屋さんにも呼びかけ、45団体が「おにぎりフレンズ」として参画しました。


◆協賛パートナーによる発信力で活動のさらなる拡大
おにぎりアクションの特長の一つは、協賛パートナー同士の連携です。組織の垣根を超えてソーシャルアクションの共創に取り組み、協賛パートナーが一同に会する「企画会議」では連携企画が生まれ、SNSとリアルイベント双方の場で複数のコラボレーションが実現しました。

協賛パートナー同士のコラボレーション



◆協賛パートナーの企画がおにぎりアクションの認知を拡大
消費者との距離が近く、知名度や信用度の高い企業が「おにぎりアクション」を呼びかけることで、さらに活動が広がり、アンケートでも「聞いたことのある企業が協賛しているからアクションに参加しようと思った」という声が多く寄せられました。また、協賛企業による盛り上げ施策に楽しみながら参加する投稿や声も多く、世界がより良くなるように願う個人と企業が一丸となって取り組むアクションとなっています。
日産セレナは販売会社を巻き込み、SNS・店頭双方でおにぎりアクションを盛り上げ、活動の認知拡大に貢献しました。セイコーエプソンはおにぎりをモチーフにしたペーパークラフトを無料でダウンロードできるサイトを用意し、ペーパークラフトを通じて協賛パートナーとのコラボも展開。日産セレナの販売会社での店頭施策でも、コラボで実現したペーパークラフトが活用されました。

 また、協賛企業パートナー内において、社員の社会貢献参画につながるおにぎりアクション周知施策が積極的に行われ、インナーブランディングにも寄与しました。

日産セレナ:グローバル一丸となって社員が活動を盛り上げました。


セイコーエプソン:各事業所にある社員食堂で世界食料デーに特別メニューが提供されました。
https://note.com/epson/n/n2fa54a0c1873
オイシックス・ラ・大地:協賛パートナーの商品を活用したおにぎりアクションイベントを社内で実施しました。
https://www.oisixradaichi.co.jp/sustainability/withord/tablefortwo/tft241113/


2024年ご協賛企業一覧




オフィシャルパートナー:日産セレナ、セイコーエプソン、オイシックス・ラ・大地
コーポレートパートナー:ニッスイ、ニコニコのり、おにぎりの桃太郎
自治体パートナー:福井県「いちほまれ」、宮城米マーケティング推進機構
サポーティングパートナー:東京エレクトロン、象印マホービン、井上金庫販売、RKKCS、三菱ケミカルグループ、花王ハートポケット俱楽部、ますやみそ、サンゲツ、ニッコクトラスト、豊田通商、三菱重工業、双日、GMOインターネットグループ、丸東、LEOC、住友電気工業、SI&C、BIPROGY、アマノ、住友理工、東横イン、福井県あわら市、フーディストノート、DELISH KITCHEN、WITH HARAJUKU、東京ドームグループ、プライマルヴェニュー


ご取材頂けます
◆「おにぎりアクション」プロジェクトマネージャー山本へのご取材
◆協賛企業・自治体 担当者やSNSで企画に参加している参加者へのご取材


特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalについてhttps://jp.tablefor2.org/
2007年10月設立。“TABLE FOR TWO”を直訳すると「二人のための食卓」。先進国の私達と開発途上国の子どもたちが食事を分かち合うというコンセプトのもと、社員食堂や店舗でTFTヘルシーメニューを購入すると、代金の内20円が寄付となり、飢えに苦しむ世界の子どもに給食1食分をプレゼントすることができます。企業や官公庁、大学、病院など約700団体にご参加いただき、東アフリカと東南アジアの5カ国(ケニア 、タンザニア、ルワンダ、ウガンダ、フィリピン)を中心に、学校給食の提供、そして菜園・生産性向上プログラムの支援を実施しています。累計支援給食数は1億834万食以上。


おにぎりアクションについてhttps://onigiri-action.com/ )
おにぎりアクションは、日本の代表的な食である「おにぎり」をシンボルに、おにぎりにまつわる写真をSNS[Facebook, Instagram, X(Twitter)]、またはおにぎりアクションの特設サイトに投稿すると、1枚の写真投稿につき給食5食分に相当する寄付(100円)を協賛企業が提供し、アフリカ・アジアの子どもたちに給食をプレゼントできる取り組みです。
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