2人に1人以上が「家に眠るスマホ」を所有。7割以上が買取に意欲を示す中、データ消去の懸念やお店に行くのが面倒等を理由に断念。リファ―ビッシュスマホ購入経験者は約7%にとどまる一方、約40%が購入を検討
世界最大級のリファービッシュ電子機器専門マーケットプレイスであるBack Market Japan株式会社(本社:東京都渋谷区 以下、Back Market)は、全国の20~60代の男女1,000名を対象に「スマホ買取・リファービッシュスマートフォン」に関する意識調査を実施しました。リファービッシュ品とは、中古品として回収された電子機器を専門家が検査・クリーニング・修理し、全ての機能で正常作動が確認されている整備済製品となります。
■調査サマリー
- 2人に1人以上が「家に眠るスマホ」を所有(59.8%)
- 「データ消去・個人情報流出の懸念(31.3%)」、「お店に行くのが面倒(21.4%)」、「売却のタイミングが分からない(19.1%)」等を理由にスマホが眠り続けていることが判明
- 一方で7割以上が買取に意欲を示し、半数以上は「スマホの価値が4万円未満」で買取を検討(54.2%)
- スマートフォンの買い替えタイミングの1位は「バッテリーの持ちが悪くなってきたとき」(69%)
- 買い替え時には「価格(61.1%)」と「バッテリーの持ち時間(52.8%)」を最重視し、約6割が7万円未満の予算であることが判明
- リファ―ビッシュスマホ購入経験者は約7%にとどまる一方、約40%が購入を検討
■「データ消去・個人情報流出の懸念」や「お店に行くのが面倒」、「売却のタイミングがわからない」等を理由に2人に1人以上が「家に眠るスマホ」を所有
いらなくなったスマートフォンの所有について質問したところ、59.8%が「いらなくなったスマートフォンを持っている」と回答し、2人に1人以上が「家に眠るスマホ」を所有していることが判明しました。この結果から、不要になり、すでに使われていないものの、買取に出されていないスマートフォンが多く存在していることが分かりました。また所有し続ける理由として、「データ消去・個人情報流出の懸念(31.3%)」がトップを占めており、それ以外には「お店に行くのが面倒(21.4%)」、「売却のタイミングがわからない(19.1%)」が挙がりました。
■一方で、7割が「スマートフォンを買取に出してもよい」と回答し、4万円未満で買取を決める人が半数以上いることが明らかに
2人に1人以上がいらなくなったスマートフォンを家で所有し続けている中、いくらであればスマートフォンを買取に出すかについて質問したところ、「検討しようと思わない」と答えた方が26.4%と、それ以外の73.6%は「家に眠るスマートフォンを買取に出してもよい」と考えていることが判明しました。さらに、買取価格で見てみると、54.2%と半数以上の人が、買取価格が4万円未満でもスマートフォンを買取に出すか検討することが分かりました。この結果から、お店に行くのが面倒などの理由で買取には出していないが、実際は、7割が買取の意向を持っており、4万円未満の買取価格であっても、買取を決める人が多いことが分かりました。
- 約7割がバッテリーの持ちが悪いと感じた時が買い替え検討タイミングと回答
買取に続いて、スマートフォンの買い替えについて調査したところ、スマートフォン買い替えを検討するタイミングは「バッテリーの持ちが悪くなってきたと感じたタイミング」が69%と約7割がバッテリーの状態によって買い替えを検討し始める結果となり、スマートフォンを使用する上で、バッテリーの総容量を重視している人が多いことが判明しました。
- 買い替え時には「価格」と「バッテリーの持ち時間」を最重視し、約6割が、買い替え時のスマートフォン購入予算を7万円未満に
新品・中古品問わず、スマートフォン購入の予算については、「3万円以上~5万円未満(17.6%)」、「1万円以上~3万円未満(17.2%)」、「5万円以上~7万円未満(15.1%)」が上位3位に入りました。全体で見ると61.9%が、7万円未満を予算としてスマートフォン購入を検討することが分かりました。また、購入の際に重視することとしては、「価格」が61.1%、「バッテリーの持ち時間」が52.8%と上位2つを占めました。この結果から、価格とバッテリーの持ち時間を重視しつつ、7万円未満に購入価格を抑えたい人が多いことが判明しました。
■「リファービッシュ」の言葉の認知度はわずか約3割。さらに、リファービッシュスマートフォンの購入経験者は7.7%にとどまる
実際にスマートフォンを購入する際、新品や中古などの購入の選択肢がある中で、リファービッシュ品という言葉を聞いたことがある人はわずか約3割でした。さらに、リファービッシュスマートフォン購入経験者は、リファービッシュ品という言葉を知っていると回答した298名の内、7.7%のみということが判明しました。この結果から、リファービッシュ品という言葉は知っていても、実際にリファービッシュスマートフォンを購入している人は少ないことが分かりました。
- リファービッシュスマートフォン購入のハードルは、「バッテリーの持ち時間」
リファービッシュ品という言葉を認知していいるものの、まだリファービッシュスマートフォンを購入していない理由として、「バッテリーの持ちが良くなさそうだから」が最も多い32.4%という結果となりました。購入のハードルとしてリファービッシュスマートフォンは新品ではないため、バッテリーの総残量が少ないという懸念を持っているのではと推測できます。
- リファービッシュスマートフォンのイメージは「価格の安さ」。約4割以上が今後の購入を検討
リファービッシュ品のスマートフォン購入のハードルとしてバッテリーへの懸念を抱く人が多い一方で、リファービッシュ品を知っている人のリファービッシュスマートフォンに対するイメージとしては、「新品より価格が安い(49.8%)」、「機種の品質にばらつきがある(28.2%)」が上位2位に入り、約半数近くの人が「価格が安い」というイメージを持っていることが分かりました。一方で、購入のハードルにバッテリーの持ちの悪さが挙げられていたように、品質にバラつきがあるイメージを持っている人が多いことが判明しました。
価格は安いが、品質にバラつきがあるというイメージを持つ人が多いリファービッシュスマートフォンですが、販売前に厳正な品質チェックがされているといったリファービッシュスマートフォンの定義を説明した上で、改めて購入意向を質問したところ、46.1%がリファービッシュスマートフォン購入を検討をする結果になりました。リファービッシュスマートフォンが確実に品質チェックを実施された上で販売されているということが理解されると購入を検討したいと考える人が増えるということが分かりました。
■最大容量100%を保証するBack Marketの「新品バッテリーオプション」
従来Back Marketでは、バッテリー容量80%以上が保証されたリファービッシュ品のみの提供でしたが、 2024年10月より、新品バッテリーを搭載したリファービッシュ品のスマートフォンが購入できることを発表しました。スマートフォンは80~100%のバッテリー容量が一つの品質基準となりますが、確実に100%の容量がほしいという多くのお客様の声に応える形で、新品バッテリーのオプションを用意しています。
■調査概要
・概要:スマホ買取・リファービッシュスマートフォンに関する調査
・期間:2024年10月18(金)~2024年10月20日(日)
・方法:インターネット調査
・対象:全国20歳~69歳の男女
・人数:1,000人
※Back Market Japan調べ
■Back Market Japan株式会社について
Back Marketは、2014年11月にフランスで設立されたユニコーン企業であり、携帯電話やパソコンなどの電子機器のリファービッシュ品(整備済製品)を取り扱う世界最大級のマーケットプレイスです。現在は日本を含むアジア、欧州、米国など世界18ヶ国で事業を展開しています。リファービッシュ品とは、中古品として回収された電子機器を専門家が検査・クリーニング・修理し、全ての機能で正常作動が確認されている整備済製品です。Back Marketでは販売業者に対する厳格な審査、新しい機器のリファービッシュ方法に関するノウハウ共有、品質と価格の最適なバランスに基づいて販売商品を提供する独自のアルゴリズムの開発などを通じて、リファービッシュ品の高い品質の維持に努めています。購入者に対しては、より安心してリファービッシュ品を購入できるように、12ヶ月の動作保証と30日間の返金保証を無料で自動付帯となっており、新品以下の価格かつ、中古品以上の品質と保証を持ち合わせたリファービッシュ品の普及に取り組んでいます。
またBack Marketでは、サステナブルで環境に優しい事業・活動を続けていくことを企業ミッションとして掲げており、2023年4月には「B Corporation(B Corp)」認証を取得しています。リファービッシュ品は新品と比較した場合、製造プロセスにおける原材料の使用量、水の使用量、電気電子機器廃棄物の発生量、大気中への二酸化炭素排出量の全項目において約10分の1となることから、リファービッシュ品の市場拡大を通じて、環境への負荷を低減することを目指しています。
所在地:東京都渋谷区神宮前6-12-18 The Iceberg
事業内容:リファービッシュ品(整備済製品)販売サイトの運営
日本法人設立:2020年11月
URL: https://www.backmarket.co.jp/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
関連記事