2025年は長寿命調理家電とデザイン性重視のナチュラルソファが流行!?

 「よいものが循環する社会へ」をミッションに掲げ、「オンライン販売事業」「オフライン販売事業」「業務管理クラウド事業」の3つの事業を展開する株式会社ソーシャルインテリア(東京都港区、代表取締役:町野 健、以下ソーシャルインテリア)は、オンライン販売事業「サブスクライフ」における2024年のヒット家具・家電を発表します。
 また、家具・家電の購入に関する意識調査に基づいた、インテリア業界における2025年の家具・家電トレンド予測を発表します。
2024年のヒット家具・家電ベスト3



 オンライン販売事業「サブスクライフ」において、2024年1月1日~10月31日までのお申し込みが多かった商品の上位3位は、1位はリーン・ロゼのアイコンともいえるベストセラーソファシリーズ「ligne roset ROSETTOGO 2P」でした。快適なシーティングとキルト式カバーによって最上級の座り心地を実現しています。4種類の比重の異なるウレタンを組み合わせて作られている為、軽量で移動も簡単です。また、2位はHerman Millerの「SAYL Chair White カーペット用キャスター」、3位はErgohumanの「Ergohuman PRO2 Ottoman BK frame」と、オフィス用の高機能チェアがランクイン。2023年同様、トップ3はソファ・チェア・椅子が占める結果となりました。

 ヒット家電1位はDysonのロボット掃除機「Dyson 360 Vis Nav RB03 BN」でした。一般的なロボット掃除機が弾き飛ばしうる壁際のゴミやホコリを、ダイソンは自動的に作動するエッジノズルで吸い取ります。2位はDe’Longhiの全自動コーヒーマシン「De'Longhi 全自動コーヒーマシン エレッタ カプチーノ イーヴォ」、3位にはAladdin Xの超短焦点プロジェクター「Aladdin Marca」がランクイン。自宅での時間を有意義に過ごすための家電が人気を集めています。


インテリア業界における2025年の家具・家電トレンド予測
 ソーシャルインテリアは全国の25歳以上の男女482人を対象に、家具・家電の購入に関する意識調査を実施しました。
【調査結果サマリー】
- 傾向1. 2024年は多様な支払い選択肢が人気。SNSが要因か
- 傾向2. 消費者が求めるのは、家具・家電の耐久性と品質。ファッション業界の動向がインテリア業界に影響している可能性も
- 傾向3. 2025年の購入検討トップ は「調理家電」と「ソファ」
- 傾向4. 世代によってインテリアの好みに違いが見られる結果に

調査方法:インターネット調査
調査対象:25歳以上の男女 計482名
実施期間:2024年10月

※本リリースの調査結果・グラフをご利用いただく際は、必ず【家具・家電の購入に関する意識調査 by サブスクライフ】とご明記ください。


傾向1. 2024年は多様な支払い選択肢が人気。SNSが要因か
 2024年度の家具・家電の購入形態を昨年度と比較すると、一括払いの割合が減少し、サブスクリプションやレンタル、分割払いでの購入割合が約11%増加しました。消費者がより多様な支払い方法を検討するようになったことがわかります。




 この傾向の背景には、SNSの普及が大きく影響していると考えられます。特に20~30代の若い世代は、SNSを通じてインテリアメーカーの情報や魅力的な住まいのアイデアに触れる機会が増えています。インフルエンサーによるおすすめ家具や部屋作りに関するSNS投稿が増加したことに加え、TikTokの収益化による企業公式アカウントが増加し、インテリア関連のコンテンツがより身近になりました。実際に全体の44%が家具・家電の購入を検討する際の参考手段としてSNSを利用しており、半数近い人々がSNSを通して商品を選んだり比較していることがわかります。(※SNSには、YouTube・Instagram・X・Tiktok、Pinterest 、その他SNSを含む)

 また、2024年の経済状況を反映し、消費者はより賢明な購買決定を求めるようになりました。特にSNSで情報を収集しやすい20-30代が、従来は手の出しづらかった高価格帯の家具を、サブスクリプションやレンタルといった新しい選択肢を活用して購入を検討する傾向が強まっています。




傾向2. 消費者が求めるのは、家具・家電の耐久性と品質。ファッション業界の動向がインテリア業界に影響している可能性も
 家具・家電の購入時に最も重視される要素について、「長持ちする、長く使える」が最優先事項であることがわかりました。この傾向は、2024年から続く「サステナブル消費」の流れが反映されているようです。
 また、2023年にソーシャルインテリアが実施した同様の調査では「安さ・コスパ」が2位でしたが、今年は「高くても質のいいもの」が2位に。この変化は低価格志向から、長期的な価値を重視する傾向へ移行していると考えられます。特に、2025年のトレンドとして注目されている「ミニマル・ラグジュアリー」や「クワイエット・ラグジュアリー」の概念が、この傾向を後押ししています。

 この傾向は、ファッション業界における持続可能性への関心の高まりと類似しています。環境への配慮から、ファストファッションへの規制が強化される中、消費者は使い捨て文化から脱却し、高品質で長寿命の製品を選好するようになっています。2025年のファッショントレンドである「アップサイクル」や「ヴィンテージリバイバル」も、この価値観を反映しています。さらにインテリア業界では、「バイオフィリックデザイン(※1)」が注目を集めており、自然素材を活用した長寿命の家具が人気を博しています。この考え方がインテリア業界全体に波及し、「質の良い家具を長く使う」という選択をする消費者が増加していると考えられます。

※1 バイオフィリックデザイン:空間に緑や自然音等の効果を取り入れ、イノベーションの創出、生産性の向上を図る空間デザイン(参考:国土交通省「首都圏における都市開発を通じたイノベーション空間の創出」




傾向3. 2025年の購入検討トップは「調理家電」と「ソファ」
 2025年に購入を検討している家具・家電について、家具では「ソファ」が20.1%で最も多い回答となりました。オフィス・自宅の両方を活用したハイブリッドワークの定着により、自宅での快適性を重視する傾向が引き続き強まりを見せていることが伺えます。特に、オンライン会議にも適した機能性と、リラックスできるデザインを兼ね備えたソファへの需要が高まっているのかもしれません。
 家電では「調理家電」が20.7%で最も多い回答となりました。これは、2024年に起きた食品価格の高騰を受けて、自宅での調理機会が増加したことが背景にあると考えられます。




傾向4. 世代によってインテリアの好みに違いが見られる結果に
 2025年にチャレンジしたいインテリアテイストについて、最も多かった回答が「ナチュラル(38.0%)」でした。また、回答を世代別に見てみると、世代によってインテリアの好みに違いがあることがわかりました。



 20代は「モノトーン」が最も人気で、30代は和モダンの「ジャパンディ」が注目されているようです。40代は淡く柔らかさのある「韓国風」や「ホテルライク」なスタイルを好む傾向があり、50代以上になると「シンプル」や「ナチュラル」などクラシックなデザインに回帰しているように見受けられます。

<2025年インテリアトレンド総括:家具・家電の耐久性を重視して、自宅の快適性を高める>
 上記の調査結果から、昨今話題の「サステナブル消費」の流れを受けて、長寿命で高品質な家具・家電が求められており、また、ハイブリッドワークの定着により自宅での快適性を重視すべく、ソファや調理家電などの家具・家電の購入が検討されていることがわかりました。家具・家電の耐久性、および自宅の快適性の向上が重要視されていることが伺えます。

 このトレンドは、ライフスタイルの変化や環境意識の高まりを反映しています。2025年以降のインテリア市場は、持続可能性と快適性を両立させる方向に進化していくと予想されます。消費者のニーズに応えながら、社会的責任を果たす製品やサービスが、今後ますます重要になっていくでしょう。


<ソーシャルインテリアが2025年におすすめの家具・家電>



▼家具【ナチュラルテイストなソファ】
全世代が2024年チャレンジしたいと考えている「ナチュラルテイスト」を叶える、2024年に最も購入が検討された「ソファ」のおすすめを2点ご紹介。

- ligne rosetの「ligne roset ROSETBRIGANTIN 3P」

帆船の帆が風を受けているイメージがこのロングセラーソファのデザインコンセプト。7種類のウレタンフォームの組み合わせと、カバーにキルトされた弾力性のあるポリエステル綿は、ソフトで包みこまれるような座り心地を演出。



商品情報

- FLANNEL SOFAの「MAROON COUCH SOFA 木脚(ナチュラル)」

肘が無い事により、ゆとりを生み出し、多くのことを可能にします。座面から背にかけて適度な傾斜があるため、座り心地は深め。腰当てクッションが体重を吸収し身体が安定するため、姿勢よく座ることができます。



商品情報

▼家電【自宅での調理が進む調理家電】
2024年、購入を検討した家電として回答が最も多かった「調理家電」のおすすめを2点ご紹介。

- Vitamixの「Vitamix Ascent A3500i」

5つのプログラムモード、タッチパネルのインターフェース、デジタル表記のスピードダイヤル、パルス機能はもちろん、自動で止まるタイマー機能まで備えた最高機種。スムージーから、夕食の仕込み、メインディッシュの調理までカバー。お鍋やフライパンと同じように、バイタミックスはキッチンに欠かせない調理器具。



商品情報

- SHARPの「SHARP ウォーターオーブン ヘルシオ AX-LSX3B」

毎日の食事づくりから、本格料理までヘルシオの調理力が詰まったプレミアムモデル。水で焼く機能や「まかせて調理」機能などが搭載されており、使いやすさが抜群。



商品情報

ソーシャルインテリアについて






https://corp.socialinterior.com/
「よいものが、循環する社会へ」をミッションに掲げ、「オンライン販売事業」「オフライン販売事業」「業務管理クラウド事業」の3本柱を掛け合わせ、家具の循環型社会の実現を目指しています。

オンライン販売事業
家具・家電の個人向け通販サービス「サブスクライフ」(2018年3月開始)は、新品・ヴィンテージ品・中古品・アウトレット品からお気に入りの商品を探せるサービスです。支払い方法をサブスクにすることで、月額で必要な時に必要な分だけ、必要なモノを所有せずに利用することが可能です。

オフライン販売事業
法人向けの「ソーシャルインテリア オフィス構築支援」は、家具のサブスクリプションサービスに留まらず、オフィス移転から空間デザイン、家具選定までワンストップでサポートするサービスです。

業務管理クラウド事業
設計会社・販売店・メーカー向けの家具什器受発注プラットフォーム「ソーシャルインテリア 業務管理クラウド」は、国内外のオフィス什器から海外のハイエンド家具まで、国内最大級の商品情報データベースを基に、スペックイン業務を大幅に効率化するサービスです。


【会社概要】
会社名:株式会社ソーシャルインテリア
代表取締役:町野 健
事業内容:家具・家電の通販サービス「サブスクライフ」、法人のオフィスづくりをまるごと支援する「ソーシャルインテリア オフィス構築支援」、家具什器受発注プラットフォーム「ソーシャルインテリア 業務管理クラウド」の企画・開発
設立日:2016年11月9日

・ソーシャルインテリア
https://corp.socialinterior.com/
・サブスクライフ
https://subsclife.com/
・ソーシャルインテリア オフィス構築支援
https://socialinterior.com/
・ソーシャルインテリア 業務管理クラウド
https://lp-cloud.socialinterior.com/
・THE MUSEUM
https://socialinterior.com/the-museum/



【受賞歴】
・東急アクセラレートプログラム2019Demo Day 東急賞受賞(2020年3月、東急グループ)
・Next-generation Commerce Award 2020 特別賞受賞(2020年9月、公益社団法人日本通信販売協会)
・日本サブスクリプションビジネス大賞2020 ブロンズ賞受賞(2020年12月、一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会)
・すごいベンチャー100選出(2021年8月、東洋経済)
・日本ネット経済新聞賞 SDGs部門 特別賞(2022年6月、日本流通産業新聞社)
・Mizuho Innovation Award 2024.3Q(2024年10月、みずほ銀行)
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