音声教養メディアVOOXは、2024年11月22日(金) よりフランス文学者・内田樹さんが語る『幸福論』の配信を開始しました。哲学的主題は歴史的背景によって変わる。ヒルティ、アラン、ラッセルの三大「幸福論」が一世を風靡してから、1世紀近く。いつのまにか、幸福論を正面から語ることがなくなってしまった。いま、あちこちで新しい「幸福論」の萌芽が生まれているが、これまでになかった視点を提唱する。



哲学的主題は歴史的背景によって変わる。ヒルティ、アラン、ラッセルの三大「幸福論」が一世を風靡してから、1世紀近く。いつのまにか、幸福論を正面から語ることがなくなってしまった。牧歌的時代が過ぎ、第一次世界大戦後は、多くの危機論が著された。その後、核の恐怖のもとに、人類の破滅が小説や映画で描かれるようになった。本コンテンツでは、これをディストピアの時代と位置づけ、その背景を縦横無尽に紹介してきます。スピーカーは、内田樹氏。大切なのは、気候変動、人口減といった目の前の危機を直視し、想像力を暴走させること。そのなかから、現在の社会システムの延長線ではない未来の可能性が生まれるのではないか。いま、あちこちで新しい「幸福論」の萌芽が生まれているが、これまでになかった視点を提唱する。

本編では、「なぜ今幸福論なのか?」「哲学における幸福論」「19世紀ヨーロッパの小銭があって暇がある人たち」「第一次世界大戦で25倍に増えた戦死者」「キューバ危機時代の世界の雰囲気」「核戦争から気候変動への恐怖」「昔ながらの幸福論と21世紀の幸福論」「2100年の日本人の人口と社会の仕組み」「韓国から学ぶ一極集中と過疎地」「ネットワークと退行的な物語」「資本主義と闘う幸福論」など、歴史的背景をもとに過去と未来が語られます。

小説・映画から現実問題まで、「今後の日本はどうなるのか?」「幸福をどう捉えるか?」と、自問自答したくなります。ぜひ通勤時間、仕事や家事のすきま時間で、聴いてみてください。

『幸福論』全4話60min
第1話.今なぜ幸福論なのか? その1
第2話.今なぜ幸福論なのか? その2
第3話.21世紀の幸福論とは何か? その1
第4話.21世紀の幸福論とは何か? その2

内田樹さんプロフィール
1950(昭和25)年、東京生れ。神戸女学院大学名誉教授。武道家、多田塾甲南合気会師範。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。専門はフランス現代思想、武道論、教育論、映画論など。主著に『ためらいの倫理学』『レヴィナスと愛の現象学』『ぼくの住まい論』『日本の身体』『街場の戦争論』ほか多数。『私家版・ユダヤ文化論』で小林秀雄賞、『日本辺境論』で新書大賞受賞、著作活動全般に対して伊丹十三賞受賞。神戸市で武道と哲学のための学塾「凱風館」主宰。

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