明後日11月24日(日)東京ビッグサイト東展示棟4・5ホール(東京都江東区) 

「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」(以下「JT杯」)決勝戦(関東大会)は、通算4度目の優勝を目指す渡辺明九段と藤井聡太JT杯覇者を準決勝で下して5年ぶり2回目の決勝進出を決めた広瀬章人九段の対局。東京都江東区の東京ビッグサイト東展示棟4・5ホールで開催される。事前申し込みにて当選した観戦者や同会場で開催される「テーブルマークこども大会」参加者の目の前で、公開対局として熱戦が繰り広げられる。また、その模様は16時15分からABEMAでも生中継される。
決勝戦生中継「ABEMA」URL https://abema.tv/channels/shogi/slots/CfXNhXUBupUPw5



■対局の見どころ
両者の対戦成績は、渡辺九段の22勝16敗。戦型の内訳は、2016年頃までは広瀬九段が振り飛車を採用しており、振り飛車が9局でそのうち中飛車が5局、四間飛車が4局。それ以外の29局は相居飛車の戦いとなっている。内訳は角換わりが9局、矢倉が7局。後手が△4四歩から雁木等その他の戦型が6局。相掛かりが5局、そして横歩取りが2局。内容を見ると、中盤から小競り合いが始まり、終盤が得意な広瀬九段相手に、渡辺九段も一歩も引かずに激しい攻め合いになる将棋が目立つ。今回の戦型についても、相居飛車の戦いになることが予想される。渡辺九段が先手なら相掛かりか矢倉を志向し、それに対して広瀬九段が矢倉を受けるのか、雁木で対抗するのか。広瀬九段が先手の場合は角換わり系になる公算が大きい。5年前にも決勝の舞台で戦った二人。渡辺九段が優勝回数を4回に伸ばせるか、それとも広瀬九段の初優勝か。両雄の勇猛果敢なる一戦は見逃せない。

■注目の対局を盛り上げる解説陣

(写真)左から 解説/森内俊之 九段 聞き手/岩根 忍 女流三段 読み上げ/高浜愛子 女流初段
大盤解説は、十八世名人の資格を持つ森内俊之九段。タイトル獲得は12期。「JT杯」は優勝1回、準優勝2回の実績がある。入念な準備の基に理を求める棋風で、勝ちを逃さないところから「鉄壁流」と呼ばれる。自身のYouTubeチャンネル「森内チャンネル」を開設し人気を博した。今年の「JT杯」ファイナルを永世名人がどう斬るか注目だ。



■「JTプロ公式戦」トーナメント表

※タイトル・段位は2024年11月22日現在のものです。

■ABEMAでの生中継スケジュール

※放送開始時間は変更になる可能性があります。

■大会協賛趣旨(JTグループ)
こどもから大人まで誰もが、将棋を自分らしく自由にとことん楽しめる。
みる・指す・ふれあう将棋日本シリーズだから体験できる心の豊かさを育む特別な「とき」がここにはあります。
ひとりひとりの心の豊かさを、もっと。JTグループは、将棋の魅力に寄り添い、将棋を愛するすべての人を応援しています。


■大会名義
主催/ 公益社団法人 日本将棋連盟、各地区新聞社(関東・大阪は日本将棋連盟のみ)
後援/ 文部科学省、開催地区地方自治体及び同教育委員会、開催地区青年会議所等
協賛/ JT、テーブルマーク 


■大会情報
大会公式ホームページ https://www.jti.co.jp/culture/shogi/index.html
「JT杯」公式X https://x.com/jt_shogi


■お問合せ
将棋日本シリーズ」総合事務局 TEL/03-5166-0290  E-mail/info@jt-shogi.jp
〒104-6039 東京都中央区晴海1-8-10晴海トリトンスクエアX棟 (株)I&S BBDO内
※「棋士の写真」や「各種調査データ」の提供等もいたします。
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