11月23日(土・祝)より受付開始
“紙”を使った版画、「紙版画」をご存じですか?
高浜市やきものの里かわら美術館・図書館では、12月22日(日)に、紙版画による年賀状作りのワークショップを開催します。
自宅ではなかなかできないプレス機を使った凹版印刷を、銅版画作家の指導のもとで体験できます。
版画には突起している部分のインクが転写される「凸版」と、くぼんだ部分に残ったインクが転写される「凹版」がありますが、今回の紙版画は凹版。凹版は緻密な線を再現するのに適していて、紙版画でも緻密な表現が可能です。
ワークショップでは、ドライポイントプレートという専用の版画紙を使います。トレーシングペーパーに写した下絵をボールペンで強くなぞって跡をつけ、写し終えたらハサミでカット。ニードルやカッターを使い版を仕上げていきます。
版ができたら専用のインクをのせて、ヘラを使って凹部分にインクをつめていきます。刷る紙と一緒にプレス機にセットし、ハンドルを回して刷り上げれば完成。
加工しやすい「紙」の版で緻密な表現ができるので、初めての方も気軽に取り組め、こだわりの作品が作れます。
紙版画を使った手作りの年賀状で、特別な人にあなただけの年の初めのあいさつを送り、末長くご縁をつなぎましょう。
講師の銅版画作家・武田あずみ先生の作品。一見銅版画のように見えますが、すべて紙版画です
ワークショップでは、紙の種類やインクの色を複数用意しているので様々なパターンを作って楽しめます
開催日時:2024年12月22日(日)
1.10:00~12:00 2.14:00~16:00
講師:武田あずみ(銅版画家)
場所:1階スタジオ
参加費:500円
対象:小学生以上
募集人数:各回10名
*汚れてもよい格好でお越しください
申込:TEL 0566-52-3366にて受付
受付開始: 11月23日(土・祝)
※グループでお申し込みの場合は最大4名様まで
高浜市やきもの里かわら美術館・図書館
生産量日本一を誇る三州瓦の中心的な産地・愛知県高浜市にある、かわら美術館と市立図書館が一緒になった複合文化施設。
美術館は、瓦をはじめとした幅広い分野の展覧会や地域連携に重点をおく多様な事業を通して、「みんなで美術館」をキャッチフレーズに、さまざまなひとやコトが集まる場をつくっています。
所在地 愛知県高浜市青木町九丁目6-18
電話番号 0566-52-3366(美術館)
URL https://www.takahama-kawara-museum.com/
高浜市やきものの里かわら美術館・図書館は、かわら美術館・図書館運営共同事業体(代表企業 乃村工藝社、構成員 株式会社図書館流通センター、株式会社NTTファシリティーズ)が指定管理者として運営しています。
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