書くことで、気持ちも行動もポジティブに!

株式会社日本能率協会マネジメントセンター(代表取締役社長:張 士洛、東京都中央区、以下JMAM[ジェイマム])は、12月1日の「手帳の日」を前に、昨今手帳の活用方法として注目度の高まる「ライフログ」に関するアンケートを実施し、ライフログに対するイメージ、実践の状況やその内容などを調査しました。


「手帳の日」について


 1年の総括をし、新しい年を迎える準備とともに、来年の手帳の準備も始めるこの時期。今年の手帳を眺めながら1年を振り返るとともに、次の1年をどう過ごすかに想いを馳せるきっかけの日にしていただきたいという想いで、JMAMが2006年に、12月1日を「手帳の日」として制定しました。

【主な調査結果】


● 「ライフログ」の認知度
・認知度は約40%ながら、知っている人は半数以上が実践済み
● 書く内容・目的に関する認識
・書く内容は「日常の気づき」が最多で56.9%
・書く目的は「日々の思い出を残すため」が58%、「手帳やノートを楽しむため」が56.9%、
「気持ちや思考の整理のため」が51.1%、と多数派
● 手帳の選び方に関する認識
・書くスペースは小さめが好まれる傾向。ライフログ用に手帳を買う人も少なくない
 ライフログを実践したことで感じられた変化や効果に関する認識
・ポジティブな変化を感じているという声も
● ライフログを書かない理由に関する認識
・書いたことがない理由は「書き方がわからない」が最多で38.5%
・一方で書いたことがない人も「ライフログに興味がありますか?」という問いに対し、約74%が「興味がある」と回答
● 調査概要
調査手法 :インターネット調査
調査対象者:コミュニティサイト「時間〈とき〉ラボ」会員登録者
有効回答数:680人(10代 0.1%、20代 3.4%、30代 12.2%、40代 21.9%、50代 30.9%、60代 22.6%、
      70代以上 8.8%)
調査期間 :2024年10月28日~11月6日

ライフログの認知度は約40%、知っている人は約66%が実践済み!


 近年、手帳の分野において書くことの多様化が進み、これまで主に時間管理や情報管理などタイムマネジメントツールとして使われてきた手帳の活用方法にも変化が起きています。なかでも注目が高まっているのが、今回の調査テーマであるライフログ。日々の健康状態や気分、出来事、気づき、趣味、勉強など、特定のジャンルごとの記録を手帳に残す習慣が、ライフログとして各所で紹介されています。
 調査ではまず「ライフログを知っていますか?」という質問で、ライフログの認知度を測定しました。その結果、「はい」と回答した人は全体の約40%に達し、まずまずの結果となりました。現在、テレビや雑誌、手帳売り場などで取り上げられる機会が増えていることから、認知度のさらなる向上や、マーケットの拡大が期待されます。


 一方、ライフログを知っていると答えた人の約65%が「ライフログを書いたことがありますか?」の問いに「はい」と回答(全体の回答者のうち約26%)。ライフログを認知している人の半数以上はすでにライフログを書いた経験があるとわかりました。


思考の整理を目的として、日々の些細な出来事や気持ちを記録する人が多い


 ライフログを書いたことがあると答えた174人には、その実践について詳細を聞いてみました。まず、ライフログを書く時間帯は、「寝る前・夜の時間(66.7%)」が最も多い結果でした。


 「ライフログにどのようなことを書いていますか?」という質問に対して、最も多くの回答があったのは「日常の気づき(56.9%)」でした。また、「健康」「仕事のこと」「1年以内にやりたいこと」「習慣化したいこと」「知識・学び(読書・語学学習)」についても、それぞれ4割以上の人が書いていると回答しています。一方で、推し活、スポーツ、旅行、収集など趣味に関連した項目の回答数がそれほど伸びなかったことには意外性がありました。これらの活動をライフログとして習慣的に記録している人はまだ限定的ですが、今後のライフログのさらなる普及や手帳の新たな活用方法には大きな可能性が期待されます。


 さらに、「何のためにライフログを書いていますか?」という質問に対して、「日々の思い出を残すため(58.0%)」「気持ちや思考の整理のため(51.1%)」と回答した人が多く見受けられました。これにより、日常の些細な出来事を記録しておきたいという願望や、自分の内面と向き合い、自己理解を深めたいという意図が、ライフログの背景に存在していることが明らかになりました。
 また、この質問において興味深いのは、ライフログの目的を「手帳やノートを楽しむため(56.9%)」と回答した人が多かった点です。このことから、ライフログが有用性の有無にかかわらず、単に書くこと自体を楽しむという動機が存在することが分かりました。


書くスペースは小さめが好まれる傾向。ライフログ用に手帳を買う人も少なくない


 メインで使っている手帳にライフログを書く人が多い中、どのような手帳が選ばれているかというと、サイズは「小型」「縦長」が人気で、レイアウトで最も多かったのは横書きしやすい「週間レフトタイプ(29.6%)」。そして意外にも「月間カレンダータイプ(21.9%)」も多く選ばれていることが分かりました。月間カレンダーは見開き1カ月のため、俯瞰性は高い反面、1日の書き込みスペースはごくわずかですが、ちょっとしたことを記録したい、たくさん書くのはハードルが高いと考える人にとっては馴染みやすいレイアウトです。




 また、ライフログをメインの手帳に記録している人が多い一方で、「ライフログ専用の手帳」や「フリーログ(日付の入っていない手帳)」を使っている人も多く、さらにライフログを複数の手帳に書いている人も43%に及びました。これまで手帳の用途として一般的だったスケジュール管理やタスク管理を行うメインの手帳とは別に、手帳やノートを楽しむ目的や、日々の出来事を記録する目的で、新たな手帳を購入している人も少なくないと考えられます。


ライフログを書くことでポジティブな変化を感じているという声も


 ライフログを実践したことで感じられた変化や効果についても尋ねました。中には「なかなか続かないので変化を感じるには至っていない」という声もありましたが、以下のようなポジティブな手ごたえを実感している人の声も多く聞こえてきました。


ライフログを書かない理由の最多は「書き方がわからない」こと


 また、ライフログを知ってはいるものの、まだ書いたことがないと答えた91人に対して「ライフログに興味がありますか?」と尋ねたところ、約74%が「興味がある」と回答。関心の高さがうかがえました。


 また、ライフログを書いたことがない理由の中で最も多かったのは「書き方がわからない(38.5%)」で、「書く時間がない」や「モチベーションが湧かない」といった意見も多数ありました。このことから、ライフログを始める上でのハードルとして、何をどう書けばよいのかわからないことや、忙しさ、それからモチベーションの不足などがあることが浮き彫りになりました。

 しかし、実際にはライフログの書き方はとても簡単で、時間もかからずに取り組めるものです。NOLTYのInstagramをはじめとするSNSでは、さまざまな手帳の活用方法を紹介しています。また、コミュニティサイト『時間〈とき〉ラボ』では、他のユーザーの手帳の使い方や、ライフログをもっと楽しむためのヒントを発信しています。

 以下に、『時間〈とき〉ラボ』ユーザーの方が実際に書いているライフログの一例をご紹介します。


↑好きなことや趣味のことに関する予定やタスク、感想などを書くライフログは、書き込む時だけでなく、後で振り返る時間も充実のひとときに。


↑天気、食べたもの、体調や気分などを習慣的に記すライフログは初心者の人にも始めやすい内容です。

ライフログにおすすめのNOLTY手帳をご紹介


 JMAM が展開する手帳ブランドNOLTY では、ライフログにぴったりのレイアウトを多数ご用意しています。

「日付なし日記帳 PAGEM by NOLTY ペイジェム ミネット たっぷりスリム ダイアリー」
 日付がないので、書きたい気分の日だけ、書きたいことを自由に書けるのが魅力。気持ちや気づき、やりたいことを楽しく書き記すためのフォーマットも用意されています。
https://jmam.shop/shopdetail/000000006103/


「2025年1月始まり手帳 PAGEM by NOLTY 王様のブランチ×ペイジェムウィークリーB6-iブロック月曜」
 TBSの人気番組「王様のブランチ」とのコラボ手帳。方眼仕様なので、デコレーションしやすく、文字もイラストも書きやすいのが特徴。ヘルスチェックカレンダー、ウィッシュリスト、ログリストなどライフログに役立つフォーマットが盛りだくさんです。
https://jmam.shop/shopdetail/000000004783/


「Bindex by NOLTY ライフログ向け システム手帳リフィール」
 日付なしカレンダー、やりたいことリスト、自分年表、ホビーノートなど、ライフログを楽しく書くためのシステム手帳リフィールも続々と登場しています。
https://jmam.shop/html/page6.html?q=refill2411&charset=EUC-JP#page6_search



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