小児緩和ケアの最前線とは~現地視察を通して得られた知見とその活用可能性について~




NPO法人愛知こどもホスピスプロジェクト(愛知県名古屋市、代表:畑中 めぐみ)は、2024年9月に実施されたイギリス・ドイツ・オランダのこどもホスピス及びこども病院視察成果の報告会を開催いたします。視察を通して得られた知見を報告させていただくと共に、愛知におけるこどもホスピスの今後の展望についても議論を深められればと考えております。(無料、要事前申し込み)


ヨーロッパ視察の背景
 難病や重い障害があるこどもは日本全国に約 20 万人、また生命が脅かされる病気や重度の障害
(LTC: Life Threatening Condition)があるこども達は約 2 万人いるといわれています。
LTC にあるこども達は、「治るまでは」、「仕方がない」と制限や我慢の多い生活を送っています。
そしてまた、LTC にあるこどもに周囲の注意や関心が向きやすいため、その「きょうだい」も、我慢の多い生活となり、様々な心理社会的な負担を負う状況にあります。
ヨーロッパ、特にイギリスはこどもホスピス発祥の地であり、すでに50施設以上のこどもホスピスが国内に存在しています。イギリス、ドイツでは、LTCの子どもと家族を地域で支える文化の醸成が進み、先進的な取り組みが実施されています。今回の視察ではそのような学びを日本の現場に活かすべく、NPO法人愛知こどもホスピスのメンバーが実際にイギリス、ドイツ、オランダの施設を訪問してきました。


開催概要
・日時:2024年12月1日(日) 10:00~12:30(9:45受付開始)

・場所:日本メナード化粧品株式会社 3階会議室(名古屋市中区丸の内3−18−15 メナードビル)

・開催方法:現地開催+ZOOM配信

・参加費用:無料

・定員:現地100名、オンライン参加100名

・申込方法:現地参加、オンライン参加とも、こちらのフォームより事前予約をお願いいたします


主なプログラム
・各施設の詳細報告と愛知県でのこどもホスピスへの応用

・イギリス・ドイツ・オランダのこどもホスピスおよびこども病院視察を通じて得た知見とその活用法

・横浜こどもホスピスの実践(横浜こどもホスピスプロジェクト 代表理事 田川尚登様)

・パネルディスカッション「愛知におけるこどもホスピスの未来」
(パネリスト:横浜こどもホスピスプロジェクト 代表理事 田川尚登様、名古屋市子ども青少年局 子ども福祉課 守屋悟様、愛知こどもホスピスプロジェクトのメンバー)
 

医療を超えた『第二の我が家』 全国に広がるこどもホスピス
こどもホスピスは、難病や小児がんなど、生命にかかわる病気や障害のある状況(Life-threatening conditions : LTC)にあるこどもと家族が、発病時からのびのびと遊びや学びを楽しむことができる施設です。第2のわが家として、終末期だけではなく発病時から継続して願いを叶え、存分に楽しい時間を過ごすことのできる場所。イギリスをはじめ海外では、こどもホスピスは地域ごとに設立されるなど広がりを見せています。日本でも、すでに大阪や横浜などで運営されており、その他の地域でも設立に向けた取り組みが始まっています。


企画・協力
【主催】
NPO法人愛知こどもホスピスプロジェクト

【協賛】
公益財団法人 柴原医療福祉財団

【ゲスト】
名古屋市
認定NPO法人横浜こどもホスピスプロジェクト

【協力】
日本メナード化粧品株式会社


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