鈴木おさむさん、難聴うさぎさん、落合陽一さん、幡野広志さんのメッセージ動画公開!
公益財団法人日本骨髄バンクは、2023年より事業への理解と協力を広げる取り組み「#つなげプロジェクトオレンジ」を継続しており、2024年度下半期は「誰かのヒーローになれるって、うれしい。」キャンペーンを展開します。ドナー登録や提供だけでなく様々なアクションで、移植を待つ患者さんや提供に応じるドナーさんを応援できることを伝えます。
アクションのひとつ、応援メッセージの第1弾として、鈴木おさむさん、難聴うさぎさん、落合陽一さん、幡野広志さんの動画を公開します。
ぜひ動画をご覧いただき、「シェアする」「知る」というアクションからお力添えを始めていただけますよう、お願い申し上げます。
日本骨髄バンクの公式SNSで順次公開
X(旧Twitter):https://x.com/JMDP1789
Instagram:https://www.instagram.com/jmdp.donors/
YouTube:https://www.youtube.com/user/jmdpmv
■動画メッセージ紹介
●鈴木おさむさん(スタートアップファクトリー代表)
ドナー登録をすることを決めました
【動画内容】大切な「戦友」を白血病で亡くしたことがきっかけで、毎年2,000人近くの患者さんがドナーを探していることを知った鈴木おさむさん。「僕は骨髄バンクにドナー登録をすることを決めました」「皆さんのちょっとした勇気が、誰かの命を助けるかもしれないです」と訴えかけます。そして登録のため、献血ルームへ…。
【プロフィール】19歳の時に放送作家になり、それから32年間、様々なコンテンツを生み出す。2024年3月31日をもち放送作家・脚本業を引退し、現在は、TOC向けファンド「スタートアップファクトリー」を立ち上げ、その代表を務める。
●難聴うさぎさん(インフルエンサー、経営者、タレント)
自分ができることをいつも探しています
【動画内容】「ヤッホー!」と明るく話し始める、難聴うさぎさん。明るい声となめらかな手話で#つなげプロジェクトオレンジを紹介し、「耳が聞こえない私も、自分でできることをいつも探しています」「ぜひ友達にも話して、みんなで応援していきましょう」と呼びかけます。
【プロフィール】1歳から補聴器+読唇術、24歳で世界一周を果たし手話も習得。コミュ力モンスター/インフルエンサー。SNS総フォロワー75万人。著書に『音のない世界でコミュ力を磨く』(KADOKAWA出版)。
●落合陽一さん(メディアアーティスト)
支え合える社会をつくるため
【動画内容】30代になってから、自分の健康について考えるようになったという落合陽一さん。人口減少が進む日本では「どうやってリスクを集団で回避するかを考えるのが重要」と冷静に分析します。自分が患者になる可能性も想像しながら、骨髄バンクに「若い人たちが参加してくれたら」と語ります。
【プロフィール】1987年生まれ、2010年ごろより作家活動を始める。境界領域における物化や変換、質量への憧憬をモチーフに作品を展開。筑波大学准教授、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)テーマ事業プロデューサー。
●幡野広志さん(写真家)
ドナー登録で助かる命があります
【動画内容】 多発性骨髄腫という血液がんの治療を7年にわたり続けている幡野広志さん。白血病で亡くなってしまった友人たちのことを切々と伝えます。健康なドナーさんから、血液をつくる造血幹細胞を提供いただくことで「助かる命があります」と語りかけ、「皆さんのドナー登録をお待ちしています」と頭を下げます。
【プロフィール】1983年、東京生まれ。写真家。広告写真家に師事。2011年、独立し結婚する。2016年に長男が誕生。2017年、多発性骨髄腫を発病し、現在に至る。近年では、ワークショップ「いい写真は誰でも撮れる」、ラジオ「写真家のひとりごと」(stand.fm)など、写真についての誤解を解き、写真のハードルを下げるための活動も精力的に実施している。最新著書は『うまくてダメな写真とヘタだけどいい写真』(ポプラ社)。
■日本骨髄バンクについて
■骨髄バンクとは
骨髄バンクは、白血病をはじめとする血液疾患のため「骨髄移植」などの造血幹細胞移植が必要な患者さんと、それを提供するドナーをつなぐ公的事業です。公益財団法人日本骨髄バンクでは患者さんを救命するため、広く国民の皆さまから提供希望者(ドナー)を募り、患者さんへ骨髄等を提供する橋渡しを行っています。
■日本骨髄バンクの課題
1.若い世代のドナー獲得
現在のドナー登録者の半分以上を占めるのは40代以上の方々です。ドナー登録は55歳の誕生日を迎えると卒業のため、今後数年以内にドナー登録者が減り始めることが懸念されています。そのため、若い世代のドナーを獲得することが急務です。
2.ドナーが提供しやすい環境の整備
ドナー候補者が見つかっても、様々な理由で提供に至らない場合が多くあります。健康以外の主な理由は「都合がつかない」というもので、提供しやすい環境が整っていないために仕事や学校が休めず、提供に至らないケースが多いというのも課題のひとつです。
■課題への対策
1.若年層への普及啓発強化・オンライン登録導入予定
SNS等オウンドメディアでの発信強化などを進めております。
また、新しいドナー登録の方法として、スワブ(綿棒)を用いたオンライン登録の導入を2026年度に予定しております。
2.ドナー休暇制度やドナー公欠制度の導入推進
提供に必要な通院や入院のための「ドナー休暇制度」「ドナー公欠制度」の導入を企業・団体・教育機関にお願いしています。
■「#つなげプロジェクトオレンジ」とは #つなげプロジェクトオレンジは、若い世代のドナー不足をはじめとする骨髄バンクが抱える様々な課題解決のため、「ドナー登録」や「提供のために仕事や学校を休むこと」がもっと当たり前に、もっと応援され、もっと感謝し合える社会となることを目指す、新しい取り組みです。
ドナーと患者さんだけでなく、家族や友人、職場の仲間、そして患者を応援する気持ちを持つすべての人々の「絆のネットワーク」を、骨髄バンクのシンボルカラーである「オレンジ」でつなぎ、様々な応援を一つの大きなまとまりとして可視化できるような取り組みを社会全体に広げていきます。
■骨髄バンク推進月間のご報告
10月の骨髄バンク推進月間にあわせ、ドナー登録会や関連イベントが全国で開催されました。10月の新規登録者数は、1ヶ月間の登録者数としては過去5年間で最多となる4,878人となりました。ドナー登録いただいた皆さま、ご協力いただいた皆さまに御礼申し上げます。
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