特定非営利活動法人キャリア解放区(以下、キャリア解放区 所在地:東京都豊島区、代表理事:納富順一)は、エントリーシートも面接も不要、対話主体の「ぼくらの就活」という新しい採用サービスを提供しています。就職活動に違和感をもつ若者たちに向けた取り組みです。この取り組みがより多くの若者に届き、彼らの就職活動の選択肢を広げてもらうことを目的に、ショートドラマ型WEB動画を7本制作し、11月29日(金)から配信します。

<ショートドラマの概要と意図>
若者たちが就活体験中に抱く違和感を切り取ったショートドラマです。内容も見せ方も就活世代を意識して制作しました。現在、若者が最も接するタイプのコンテンツは動画に移り変わっています。例えば、彼らが最も閲覧するメディアであるYouTube。最大級の人気伸長を見せるTikTok、日々のインフラや連絡ツールになっているInstagram。こうしたメディアでの活用を意識し、縦型で制作し、コンパクトに30秒前後で味わえるものにしました。
内容は、就活世代に共感してもらうことを重視。就活に抱く、痛々しい違和感を、つぶやきのような形で表現するコピーで締めています。ハッシュタグでコピーをくるむことによって、若者同士で共感を分かち合う印象を与えることを意図しています。

<各話について>
「ルール」篇
多くの根拠不明のルールを見聞きするのが就活文化。「守らないとマイナスに評価されそう……」という恐怖感からそんなルールに縛られてしまいがちです。強迫感により就活生の脳内で意識されすぎてしまっているルールたちの息苦しさを描いています。
https://youtube.com/shorts/EXn1OvG75Tg





「キャリアプラン」篇
就活生を困らせる質問が面接にはあります。例えば、数年後のことを聞く質問など。しかし、面接官が就活生の立場だったら逆に困る質問も多いのではないでしょうか。そんな非対称性をテーマにしています。
https://youtube.com/shorts/j-WEEt2BN34





「私の話」篇
真面目にがんばってきた若者が得をするとは限らないのが、これまでの就活でした。特に、学校での勉強や研究は、面接の場では派手なアピール力がないと思われがちです。もったいないことであり、またこうした風潮を後押しする社会の「空気」も課題ではないかと考え制作しています。
https://youtube.com/shorts/PLBHTO8_vkg






「陽キャ」篇
コミュニケーション力を特に発揮することを迫られる、グループディスカッション。普段の自分のキャラを離れ、「陽キャ」になりきろうと無理してがんばる若者が多くいます。強迫的に「陽キャ」になりきることを自分に課すことが、就活の疲れの一因になっているのかもしれません。
https://youtube.com/shorts/VaNGaB9cGP8





「女性活躍」篇
多様な女性活躍の可能性を説く採用説明会。最近よく見かける風景かもしれません。しかし、就活生のスタイルに目を向けると、旧態依然なのが実情ではないでしょうか。会場を埋める同じようなリクルートスーツ、パンプス、座り方、髪型……。真の多様性が実現する時代になればと考え制作しました。
https://youtube.com/shorts/1zdQHa7Hj68





「自分」篇
自分のことを説明する場面が多いのが就活。しかし、アピールしながら自分を語るのは、年長者の方でも難しいことではないでしょうか。多くの若者が自分らしさをうまく伝えられないモヤモヤをテーマにしました。
https://youtube.com/shorts/uHeEAQDes8s





総集篇
6本すべてを一気にご覧いただけます。
https://youtu.be/OOR2JLyak6E

<調査データとの関連>
キャリア解放区では、今年9月に就活生を対象とした「Z世代の就職活動に関する意識調査」を実施しました。今回の映像は、この調査データと呼応する作りとなっています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000150732.html

・「陽キャ篇」で取り上げているのが無理してでも明るく振る舞う大変さというテーマ。「陽キャ」へのコンプレックスは強大です。「就活で陽キャばかり得する」ことに3人に1人が違和感を持っていました。






・「自分」篇で描いた、つい自分を誇張する辛さ。実際に、面接中などに大げさに話したり嘘をつく「いつわり就活」を3人に1人が行ったことが明らかになっています。






・「ルール」篇で描いた、就活のルールの多さと厳しさ。実際に4人に1人がこうしたルールへの違和感を持っていることが明らかになっています。




・「私の話」篇で描いた、勉強を自己アピールに使うことに自信が持ちにくい空気感。調査でも、勉強より就活を優先することに違和感を持つ就活生が多く、学生の本分からのズレを問題と感じていることが明らかになっています。




<キャリア解放区について>
就職活動への疑問や違和感を尊重して、29歳までの就職経験のない若者を対象に、服装・髪型自由で、エントリーシートも合同説明会もない就職支援プログラムを2012年度から「アウトロー就活」という名称で開始しました。2024年度までに累計18,993人の若者と879社が参加し、2,893人の若者と企業をマッチングさせてきました。9月26日より「ぼくらの就活」に名称変更。さらに、今回新たに「社会人サポーター制度」を設け、就職活動に取り組む若者へのアドバイスを行うなど、より手厚いサポートを提供してまいります。
https://bokurano-shukatsu.com/


<キャリア解放区とアクセンチュアの関係について>
キャリア解放区に対して、総合コンサルティング企業のアクセンチュアがその理念に賛同し、社会貢献活動の一環として、施策効果の分析やイベントの運営などのオペレーション戦略も含めたスキル育成のための支援を約10年前から行ってきました。その一環のリブランディングにあたって、コミュニケーションの戦略策定をはじめとして、ネーミング・グラフィック・サイトなどのクリエイティブの企画や制作を担っています。
https://www.accenture.com/jp-ja/about/corporate-citizenship/new-recruitment-method


<アクセンチュアの社会貢献活動について>
アクセンチュアは、より持続可能で責任ある世界経済の実現に向け、クライアントやパートナー、地域コミュニティと協力しながら社会的課題の解決に取り組んでいます。なかでも事業活動を通じて培った「人材のスキル発揮を高めるノウハウ」を活かし、企業市民活動において全世界でSkills to Succeed(スキルによる発展)と呼ぶ統一テーマに取り組んでいます。高い実行力を持ったNPO団体等と協力して、 各国・地域固有の実情に合わせて選択した“人材スキル向上”に関わる諸テーマを推進し、2023年度は世界各地の約430万人に対してスキル向上の機会を提供しました。活動にあたっては社員の直接参加を重視しており、取り組みの企画から実行まで、多様な専門知識をもった多くの社員が主体的に参画しています。社員の「時間とスキル」の積極的な提供を通じて、標準化、IT活用、定量的管理、継続的改善といったさまざまなビジネスの手法を社会課題解決の領域に持ち込み、社会的インパクトを最大化することが私たちのミッションであると考えています。アクセンチュアの社会貢献活動についてはこちらをご覧ください。
https://www.accenture.com/jp-ja/about/corporate-citizenship/skills-succeed

<映像スタッフクレジット>
企画製作/アクセンチュア+東映シーエム
CD+企画+C/山形孝将
D/竹節駿也、森田あずさ
AE/福井一生、志垣諭紀宏、荒井亜耶
CPr/吉田圭介
Pr/小和田圭二
PM/山元雄貴
演出/野村篤史
撮影/黒石信淵
編集/緒方竜
録音+MIX/山本健太
ST+HM/篠原奈緒子
CAS/大橋直弘
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