11月30日の「絵本の日」に合わせて、シリアの文化や教育を伝える活動の一環として、YouTubeで公開中の2本の動画をご紹介します。


シリア人教育プロジェクトマネージャーが絵本作家きたむらさとしさん宅に訪問(2023年6月)。


シリアで戦争・地震によって教育の機会を失った子どもたちに教育を届け、「シリアをまた行きたい国にする」というビジョンを掲げて、平和の礎を作る活動を行なうNPO法人Piece of Syria(大阪市・代表理事:中野 貴行)は、11月30日の「絵本の日」に合わせて、シリアの文化や教育を伝える活動の一環として、YouTubeで公開中の2本の動画をご紹介します。

これらの動画は、絵本を通じて異文化への理解を深めるとともに、シリアの子どもたちへの教育支援の重要性を伝える内容となっています。
1. 「僕がシリアに日本の絵本を届ける理由 ~日本から届けたい希望の物語~」
元JICAシリア事務所のローカルスタッフで、Piece of Syria代表の中野とも接点があった、東京外国語大学・特任講師ハルドゥーン・フセインさんは、日本の絵本をアラビア語に翻訳し、シリアで紹介するプロジェクトを実施しています。

動画内では、なぜ日本の絵本をシリアに紹介したいと思ったのか?ということだけではなく、シリアから見た日本や、シリア文化についての紹介もございます。






2. 「絵本の可能性と私たちがPiece of Syriaを応援する理由」
絵本作家の きたむらさとしさん と絵本編集者の 松田素子さん をお招きした特別対談形式の動画です。絵本が持つ無限の可能性について語り合い、Piece of Syriaが行う幼稚園支援の意義を掘り下げます。

きたむらさんの視点からは絵本の物語がどのように子どもたちの心に影響を与えるかが語られ、松田さんからは編集者としての視点で、文化的な架け橋となる絵本の力が紹介されています。

二人が語るPiece of Syriaを応援する理由を通じて、Piece of Syriaの活動の価値を再確認できる内容です。



【ゲスト】
⚫︎きたむら さとしさん(絵本作家)
1956年東京生まれ。1979年より2009年までロンドンに住み、イギリスの出版社から絵本を刊行してきた。中南米を始め様々な国で子供のワークショップを行う。代表作に「ぼくはおこった」(ハーウィン・オラム文・評論社)「ミリーのすてきなぼうし」(BL出版)「スマイルショップ」(岩波書店)またこの秋に出る「ことばとふたり」(文・ジョン・エガード・岩波書店)などがある。2019年より神戸に在住。

⚫︎松田 素子さん(絵本編集者・作家)
1955年山口県生まれ。編集者、作家。児童図書出版の偕成社に入社。雑誌「月刊MOE」の創刊メンバーとなり、同誌の編集長を務めた後1989年に退社。その後はフリーランスとして絵本を中心に活動。これまでに約300冊以上の本の誕生にかかわってきた。長新太、五味太郎、佐野洋子、林明子なども登壇した『絵本のこと話そうか』を企画編集。各地でのワークショップを通して、新人作家の育成にもつとめており、長谷川義史、はたこうしろうなど、多くの絵本作家の誕生にも編集者としてたちあい、詩人まど・みちおの画集なども手がけた。また自然やサイエンスの分野においても、企画編集、および執筆者として活動している。

「絵本の日」をきっかけに広げたい幼稚園支援
Piece of Syriaは、シリアで運営する幼稚園を通じ、基礎教育に加えて平和や共感の価値を教える教育を提供しています。19名の現地スタッフと共に、心理的ケアや子どもたちが将来社会で活躍するための力を育む活動を行っています。
シリアの幼稚園は、教育機会を失った子どもたちが初めて学校に触れる場であり、将来の学びへの第一歩を支える重要な存在です。(参考)

「絵本の日」をきっかけに、絵本や教育の力が持つ可能性を感じ、幼稚園支援に共感いただける方を一人でも多く増やしたいと考えています。






1日100円のご支援でシリアの子ども一人に教育を届けることができます。

「絵本の日」をきっかけに、どうかPiece of Syriaの活動にご協力いただけませんか?
少額の継続支援でも、現地の教育の安定化と充実に大きな力が届けられます。






寄付について

https://piece-of-syria.org/whatyoudo/donation.html

NPO法人 Piece of Syriaについて



戦争によって教育の機会を失ったシリアの子どもたちへの教育を届け、平和構築・復興を担う人材を育成するために、任意団体として2016年に設立。戦争の長期化を受けて、継続的な支援の必要性を鑑み、2021年に「シリアをまた行きたい国にする」をビジョンとして定め、NPO法人化を行った。また、日本国内において、課題ではなく魅力を伝えることを大切にし、支援活動だけでなく平和について考える機会を提供することで、「未来の平和をつくる新しい世代」の育成を目指す。2023年Newsweek日本版「世界が尊敬する日本人 100」に代表が、2024年にはForbes Japanの『注目すべき50のNPO』に団体が選出された。


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