貧困や虐待に苦しみ児童養護施設で暮らす子ども・卒園後の子どもを支援するボランティア団体みらいこども財団は、独自の奨学金制度『オンライン里親』での支援学生を増やすため、クラウドファンディングを始めました




全国の児童養護施設の子どもを支援するボランティア団体、一般財団法人みらいこども財団は2024年12月2日より、クラウドファンディング「『オンライン里親』児童養護施設出身学生への卒業支援を広げたい」での寄付受付を開始しました。

■事業概要
- 『オンライン里親』児童養護施設出身学生への卒業支援を広げたい
- 目標寄付額:500,000円
- 受付期間:2024年12月2日~2025年2月28日
- クラウドファンディングページ:https://congrant.com/project/miraikodomo/14031


■『オンライン里親』とは
オンライン里親は2021年にスタートした、みらいこども財団独自の奨学金制度です。
複数のオンライン里親が、児童養護施設出身の学生とオンライン上で交流を重ねながら、卒業まで資金面・精神面でサポートをする取り組みです。これまでに国内外約200名の里親とともに、約30名の学生を支援しています。

▽みらいこども財団 オンライン里親プロジェクトサイトはこちら
https://miraikyousou.com/projects/fostercare/

■児童養護施設卒園後の子どもが抱える困難
児童養護施設出身の子どもの大学等進学率は18%と、全国平均約50%の半分以下です。またせっかく進学しても多くの学生が中退を余儀なくされており、中退率は全国平均の3.5倍にも上ります。
児童養護施設の子どもの約7割は被虐待経験があり、施設卒園者の約4割が退所時点でなんらかの精神的な問題を抱えているというデータもあります。
生まれた環境により親に暴力を振るわれる、ご飯を与えてもらえない、人格を否定・無視される…。こうした理不尽を経験した子ども達が、自分を信じ、自分の人生を前を向いて生きていくことには大きな困難が伴います。
■子どもを支えるコミュニティを作る
こうした子ども達のために、「信頼できる大人が複数いて、困った時に相談できる」コミュニティがあることが何よりも必要です。オンライン里親プロジェクトは資金面の支援に加え、こうしたコミュニティを作ることを目指しています。
クラウドファンディングを通じてより多くの方に「オンライン里親」を周知し、まずは100名の学生支援を目指します。

このプロジェクトは「ゆめ・まち クラウドファンディング」の認定プロジェクトです。
「ゆめ・まち クラウドファンディング」では、寄付決済手数料を阪急阪神ホールディングスが負担し、広報PR等を支援することで、社会課題の解決に取り組む市民団体の資金調達を応援します。阪急阪神ホールディングスは本プロジェクト等を通じて、ステークホルダーと協働しながら、持続可能な社会の実現に向けて地域社会の発展に貢献してまいります。

▽ゆめ・まち クラウドファンディング特設サイトはこちら
https://congrant.com/jp/corp/hhhd/yumemachi.html
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ