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 ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(TBS系)の第9話が、3日に放送された。


 本作は、人生どん詰まりの主人公・ほこ美(奈緒)が、カメラマンの葛谷海里(玉森裕太)と出会い、一念発起してボクシングを始める姿を描いた、クズきゅんラブコメディー。(*以下、ネタバレあり)


 ほこ美とのスパーリングで相手選手が故意にKOを狙ったことが発覚。さらにフォトアワードの結果発表を控えた海里の周囲でも、過去に遊んでいた女性が週刊誌に告発するなど不穏な出来事が続く。


 その嫌がらせに悟(倉悠貴)が関係していると知った海里が部屋に戻ると、悟の荷物がなくなっており連絡もつかなくなっていた。


 一方、意識が戻ったほこ美は、心配する母の明美(斉藤由貴)からボクシングを辞めるように言われる。気丈に振る舞い、けがが治り次第すぐにでも復帰する姿勢を見せるほこ美だったが、脳裏にはKOされた瞬間の映像が焼き付いていた。


 そんな中、海里がスポーツフォトアワードの新人賞に選ばれたとの連絡が。授賞式に出た海里は、会場に集まった人々の中に悟を見つける。


 放送終了後、SNS上には、「“ボクシングラブコメディー”“クズきゅん”といったタイトルやキーワードからは想像もできないような展開で毎話胸がギュッとなる。簡単にはいかないと思うけど、最後は海里とほこ美が幸せになれますように」「最終回で一気にスカッとしたいな」「誰かを不幸にしたから自分も不幸でいるってある意味ごう慢。はい上がって幸せになりますでいいよ。憎み続けるかやめるかは相手の問題。皆が自分自身を生きるラストが見たい」などのコメントが上がった。


 また、「海里、笑ってくれ、笑顔を見せて」「玉森裕太の演技に引き込まれた。一番大切な人を守るためにバイバイって切ないよ。海里にも幸せになってほしい」「悟くんの気持ちも分かるけど人は憎しみからは何も生まれないし前に進めないから」といった声もあった。


 そのほか、「ほこ美から、はっきりとした返事を聞くのが怖いのか、大葉さん(小関裕太)は話し続ける。ほこ美の返事は分かっているから。大葉さんが切ない。泣けてきた」「大葉さん、本当にまじで幸せになってください」などのコメントもあった。