~ 大空間と環境配慮の両立、CLTパネルで実現する木造建築の未来 ~
ライフデザイン・カバヤ株式会社(代表取締役社長:窪田健太郎/本社:岡山県岡山市)が運営する、CLTフランチャイズネットワーク本部『日本CLT技術研究所』の加盟企業である株式会社ハヤシ工務店(代表取締役社⾧:林 和義/本社:千葉県旭市)が設計・施工の、日本初※となるCLTパネル工法で建築した木造カーショールーム(千葉県匝瑳市)にて、11月12日(火)に完成見学会を開催しました。
※参照:内閣官房サイト都道府県別CLT を用いた建築物の一覧
本店舗は、CLTパネルの設置枚数を抑えて効率よく配置しながら大空間を可能とする、日本CLT技術研究所オリジナルCLTパネル工法である「LC-core構法」を採用。自動車販売ショールーム、整備工場並びに事務所を備えていながら、9mスパンの無柱空間かつ階高約6mと圧迫感のない開放的な空間を実現しました。天井には約10mのCLTパネルを使用しており、小割にせず大判のパネル使用することによって施工の簡素化が可能となりました。
本店舗は株式会社ハヤシ工務店において初めてのCLT建築であり、CLT躯体を施工後に行った構造見学会に約100名、竣工後の完成見学会に24名の設計・施工関係者、行政関係者等が参加。CLT建築を取り扱った経験の無い参加者も多く見受けられ、一定の階高や空間(スパン)を可能とするCLT建築のメリットに直接触れていただく機会となり、CLT建築の普及拡大に貢献いたしました。
また、本店舗は林野庁CLT活用建築物等実証事業を活用しています。2021年10月1日より「脱炭素社会の実現に資するための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が施行され、木造による中大規模建築へ関心が高まる中、大空間の施工を可能とするCLTパネルを使用した木造ショールームは、今後のプロトタイプとしてCLT建築の普及へ貢献する考えです。
ハヤシ工務店さまより
CLTの可能性を最大限に活かし、地球環境に配慮した持続可能な建築を実現するため、今後4階建ての木造建築への挑戦とともに、今回のような大空間が可能であるCLTを用いた平屋建築の新たな可能性を探求してまいります。また、鉄骨やコンクリートと比較して重量が軽く施工性に優れたCLTの特性を活かし、これまでにない設計と施工の自由度を追求しながら、より多くの人々に木造建築の魅力を届けていくことを目指します。
■物件概要
工事名称:Honda カーズ東総 匝瑳店
工事場所:千葉県匝瑳市
用途:自動車販売店舗
構造:木造1階建て
工法:CLT パネル工法
敷地面積:5,560.62m2(1,679.30 坪)
建築面積:1,116.44m2(337.72 坪)
延床面積:1,061.67m2(321.15 坪)
CLT 使用量:178.54m3(壁・床・天井:5 層5 プライ、t=120)
樹種:国産スギ(一部国産ヒノキ)
事業主:株式会社ホンダカーズ東総
設計:栗本建築設計監理事務所
施工:株式会社ハヤシ工務店
▼株式会社ハヤシ工務店 https://lohas-in.net/about/
店舗:旭 店 千葉県旭市三川12156-1
東金店 千葉県東金市家之子481-13
代表者:林 和義
設立:1993 年6 月7 日
TEL:0120-600-534
▼栗本建築設計監理事務所
事務所:千葉県匝瑳市八日市場イ956
代表者:栗本 克巳
TEL:0479-72-0872
▼日本CLT技術研究所 https://nc-labo.jp/
設立:2018年4月20日
本部:岡山県岡山市北区中仙道二丁目9-11
東京支店:東京都中央区日本橋本町二丁目6-1 日本橋本町プラザビル6階
TEL:086-243-6667
▼日本CLT技術研究所の運営会社
商号:ライフデザイン・カバヤ株式会社 https://lifedesign-kabaya.co.jp/
設立:1972年12月1日/カバヤ小堀住研株式会社として設立
1990年/エス・バイ・エル・カバヤ株式会社に社名変更
2017年/ライフデザイン・カバヤ株式会社に社名変更
▼事業内容
建築工事の請負及び施工に関する事業/上記事業に関するフランチャイズチェーン事業/建築物の設計及び工事監理に関する事業/土木工事の設計、請負、施工及び監理に関する事業/リフォーム及びエクステリア等の設計、請負、施工及び監理に関する事業/不動産の売買及び仲介に関する事業/不動産の管理及びコンサルタントに関する事業/風力・太陽光・地熱の利用等による発電並びに電気・熱の供給に関する事業/清掃事業/警備事業/損害保険代理店事業及び生命保険の募集に関する業務/前各号に付帯関連する一切の事業
《ライフデザイン・カバヤ株式会社》
https://lifedesign-kabaya.co.jp/
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