最長寿の犬種・猫種は?どうぶつの介護経験有は何割?
アニコム ホールディングス株式会社(代表取締役 小森 伸昭、以下 当社)は、家庭どうぶつの疾患データをまとめた『アニコム 家庭どうぶつ白書2024』を公開しました。 『家庭どうぶつ白書』は、当社が2010年から毎年公開している、世界最大規模のペットの疫学データ集です※。アニコム損害保険株式会社(代表取締役 野田 真吾、以下 アニコム損保)のペット保険の保険金請求データや、独自のアンケート調査の結果をまとめたもので、Webサイトからどなたでも無料で閲覧・ダウンロードしていただけます(https://www.anicom-page.com/hakusho/)。
※2024年12月時点で、世界のペット保険会社の公表データから当社にて調査
■平均寿命、犬は14.2歳・猫は14.5歳
犬・猫の平均寿命を調査したところ、犬は14.2歳、猫は14.5歳でした。犬種別・猫種別の平均寿命では、犬は「トイ・プードル」が15.3歳、猫は「日本猫」が15.1歳で、それぞれ1位となりました。平均寿命が上位の犬種・猫種は以下のとおりです。
■猫種別のデータを拡充!他の猫種に比べてなりやすい病気は?
猫の飼育頭数の増加を受け、猫種別の疾患統計データを、従来の8猫種から、10猫種*に拡大しました。疾患大分類別にみた保険金請求割合のほか、他猫種と比べてかかりやすい疾患、かかりにくい疾患を紹介しています。犬の30犬種とあわせて、それぞれの品種がかかりやすい疾患を掲載することで、病気の早期発見や予防の一助となればと考えています。
*対象の10猫種:混血猫╱スコティッシュ・フォールド╱アメリカン・ショートヘアー/マンチカン/ノルウェージャン・フォレスト・キャット/ブリティッシュ・ショートヘアー/ラグドール/ロシアン・ブルー/メイン・クーン/ミヌエット
■オーラルケアや介護など、ペット業界のトレンドをご紹介
その他にも、「どうぶつの介護に関するアンケート」では介護経験有無(経験ありは約4割)や将来の介護で心配なこと、「犬・猫のオーラルケアに関するアンケート」ではペットのオーラルケアの実施頻度など、昨今のペット業界のトレンドに合わせた飼い主さまの意識調査結果をご紹介しています。さらに当社グループにおけるどうぶつの口腔内細菌・腸内細菌と健康の関係に関する研究、どうぶつの再生医療に関する取り組みも掲載しました。ぜひご覧ください。
■8,500件の公募から選ばせていただいたモデル犬・猫のご紹介
『家庭どうぶつ白書2024』の表紙モデルは、アニコムの公式SNSとHPを通じて公募しました。8,500件を超えるご応募の中から選ばせていただいた3頭をご紹介します。
●犬モデル:ぱんちゃん(シー・ズー/6歳)
繁殖犬を引退して、シー・ズーが大好きなご家族にお迎えしてもらったぱんちゃん。穏やかでやさしい眼差しを、撮影の間もずっと大好きなパパとママに向けていました。
●猫モデル:シルクちゃん(シンガプーラ/3歳)、ジュエルちゃん(シンガプーラ/7歳)
血は繋がっていなくても、本当の姉弟のように仲良しの2頭。互いの姿が見えないと探したり、近くで顔を寄せあったりと、仲睦まじい様子で撮影スタッフ全員をあたたかい気持ちにしてくれました。
『家庭どうぶつ白書』制作の想い 「データの公開を通じて“予防”につなげたい」という想いから、アニコムが10年以上にわたって発行し続けている『家庭どうぶつ白書』。アニコムのペット保険にご契約いただいているどうぶつたちの属性(品種や年齢、性別など)や、健康状態(ケガや病気といった、年間430万件超の保険金請求情報)を分析し、データ集としてまとめています。 データは、言葉を話せないどうぶつの声を聞くための手段でもあります。たとえ人間の言葉で会話ができなくても、彼らの情報をデータという形にいわば“翻訳”することで、どうぶつの声を聞き、その先の健康を守りたいという想いで、『家庭どうぶつ白書』を制作しています。
●家庭どうぶつ白書webサイト:https://www.anicom-page.com/hakusho/
※本リリースでご紹介したデータのソースについて
平均寿命:2022年4月1日~ 2023年3月31日までに、アニコム損保のペット保険の契約を開始した各どうぶつ種を対象に、2022年度の各年齢での契約頭数と、それらのうち死亡解約の届け出のあった頭数を集計し、カレント生命表を作成した。0歳時点での平均余命を平均寿命とした。/介護経験:アニコムの契約者向けアンケートサイト「ani voice」で2023年12月1日~12月15日にアニコム損保のペット保険引受対象どうぶつ15種の飼い主に対してアンケートを実施。回答数:3,370人。/オーラルケア:アニコムの契約者向けアンケートサイト「ani voice」で2024年1月18日~1月24日に犬・猫の飼い主に対してアンケートを実施。回答数:1,572人。
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