インドネシア:スンバ島から貧困をなくすための活動を2025年度に行うため募金キャンペーンを開始。2024年12月17時点で64万円ものご寄付が届きました。


LIFEの支援で豊作だった飼料用トウモロコシ畑:トウモロコシを手に持つのは現地担当者アテン氏(2024年6月撮影)

安心して暮らせる村を目指して
認定NPO法人地球の友と歩む会/LIFE(所在地:千代田区/理事長:横山計三)は、インドネシア:スンバ島から貧困をなくすための活動として次の活動を行います。
1.村に水を届ける支援

インドネシア:スンバ島の子供たち
解決したい問題:
水を得ることが難しいスンバ島は雨季が2~3カ月しかない地域のため水が貴重です。井戸がない家庭は水場まで水汲みが毎日必要です。片道2時間かけたり崖を往復して水汲みする人もいます。井戸やポンプの導入は村にとっては燃料のガソリンを購入し続けるのは大変です。



LIFEが開発した給水ポンプの改良と普及
川の流れる力を動力とした燃料いらずな給水ポンプを2019年から開発中です。2024年度にスンバ島で日本人と現地の住民と一緒にポンプを組み立てて実際の川に設置したところ、3m崖上にある畑へ給水することに成功しました。このポンプをより住民が使いやすいよう現在改良を進めています。
そしてこのポンプは住民が組み立てから修理まで行えることを目指しています。この給水ポンプの認知度をスンバ島内で高め、実用化に向けた活動を行います。

2.収入UPを目指す支援

インドネシア:スンバ島の住民
解決したい問題:
現金を得ることが難しいスンバ島の農村では昔から栽培している稲やトウモロコシ以外の作物を育てることは「自分たちにはムリだ」と思い込んでいる方がいます。自給自足に近い生活をしている方が多く、借金したり、自生する植物の実を売ったり、日雇いの仕事をしたりと生活が不安定です。



自然と共生した農業で現金を得る
LIFEでは2014年より野菜作り研修を行っています。肥料や防虫剤づくりには、村に自生する植物や家畜を利用するため現金収入が少ない住民でも野菜作りに取り組むことが出来ると好評です。
栽培する野菜はトマト、空心菜、玉ねぎ、唐辛子、キャベツ、ほうれん草、白菜、カリフラワーなど。近年はバナナ、パパイヤ、ライムなどの果樹やキノコ、飼料用のトウモロコシなど野菜以外の作物の栽培支援も行っています。

寄付で出来ること
- 100,000円で給水ポンプ1台分
給水ポンプの組み立てから修理までの研修と設置を1台分できます。
- 50,000円で野菜の種50世帯分
10種類の野菜の種 50世帯分を支給できます。
- 10,000円で農業研修20人
肥料の作り方、農業組織作り、販売方法などの様々な農業研修を1日に農家20人へ実施できます。
- 3,000円で果樹の苗木10本
果樹の苗木1世帯分10本を支給できます。



インドネシア現地住民と日本人ボランティアと一緒に組み立てた給水ポンプ(2024年9月撮影)

寄付はクレジットカード、銀行振込、ソフトバンクポイントなどで可能
寄付はクレジットカードの他、PayPal、銀行振込、郵便振替、ソフトバンクポイントで寄付することができます。また寄付金は寄付金控除などの税制優遇の対象となります。

詳細・決済方法はこちらのページをご覧ください
https://earth-ngo.jp/info/christmas-tasukeai2024/
現地担当者:アテン氏コメント
「身の回りにある家畜のフンや植物で肥料や防虫剤を作れるなんて知らなかった!」と農業研修した村の方が驚いていました。スンバ島では昔から農業を続けている方でも失敗している人がいます。この現状を変えたいです。
事務局長:古賀麻美氏コメント
私は1995年にLIFEのスンバ島の村で水道管を引くボランティアに参加しました。それ以降LIFEはずっとスンバ島で給水支援を続けていますが、スンバ島は広くまだまだ水を必要としている地域がたくさんあります。今後もLIFEがスンバ島で水問題解決に取り組み続けるには皆さまからのご寄付が必要です。ご協力をよろしくお願い申し上げます。
LIFEの支援を受けたヤングランタ氏コメント
キャベツ、ほうれん草、白菜、カリフラワー、インゲン、バジルを育てることができました!今年は稲が不作だったので野菜を売ることができて助かりました。雨が降らない乾期の間は稲作ができないのでいつもは失業中ですが、LIFEの支援で収入を得ることができました。ありがとうございます。

LIFEの支援を受けたヤングランダ氏のキャベツ畑:ノートを持つ女性が古賀氏(2024年9月撮影)

ご寄付の受け付けは2024年12月から2025年3月31日まで。
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