M-1グランプリイメージ画像
ご家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置し、テレビスクリーンへの「アテンション(注視)」を測るREVISIO株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 郡谷康士、以下REVISIO)は、2024年12月22日(日)にテレビ朝日系列で放送された、『M-1グランプリ2024』について、どのシーンが一番視られていたのか、地上波の毎分注視度データを使って分析致しました。(注視度が高いことは、テレビの前の視聴者がくぎづけになったことを表します)
「M-1グランプリ2024」は2024年に放送された約5万番組の中で世帯視聴率*が上位4番目と大きな注目を集めた
世帯視聴率ランキング画像
世帯視聴率*は番組開始から終盤にかけて上昇傾向であった
M-1グランプリ2024の世帯視聴率グラフ画像
「M-1グランプリ2024」で一番視聴者が画面にくぎづけになったのは、令和ロマンの2連覇が決まった瞬間!
M-1グランプリ2024の毎分注視度推移(個人全体)グラフ画像
毎分の注視度(個人全体)は、番組全体を通して上下しながら推移したことが分かります。
最高を記録したのは、番組終盤、令和ロマンの2連覇が決まった瞬間で約58.4%でした。
その瞬間、テレビの前にいた人が100人いたとすると約60人が画面にくぎづになっていたことを意味します。
FIRST ROUND演者別の注視度は終盤に近づくにつれ上昇
演者別注目度(個人全体)と得点の比較グラフ画像
演者別の注視度(個人全体)と得点を比較したところ、出番順が遅くなればなるほど番組が盛り上がり、これに伴って注視度が上昇する傾向が確認されました。トップはトムブラウン、次いでママタルト、エバースの順でした。ちなみに、審査員の得点がこの注視度と関連していることは確認できませんでした。
演者×属性別の注視度ではトムブラウンが幅広い世代でハイスコアを獲得!
演者×属性別注目度表画像
演者別の注視度を属性ごとに集計したところ、トムブラウンは、Teen、MF1、MF2と幅広い世代の層でハイスコアを獲得していたことが分かりました。
トムブラウンのネタ順はFIRST ROUNDの最後で、ファイナリスト決定直前という番組が大変盛り上がるタイミングでした。また、ネタの中身はトムブラウンらしく、二人の特徴的な動きで構成される内容だったことなどから視聴者を画面にくぎづけにするパワーが大きかったと思われます。
以上、今年も話題となった「M-1グランプリ2024」で本当によく見られたシーンについて分析致しました。REVISIOでは今後も、思わずくぎづけになってしまうような番組やコンテンツを分析していきたいと思います。どうぞお楽しみに!
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■今回分析に利用した指標について
※注視度とは?
テレビの前にいる時間(滞在時間)のうち、テレビ画面に視線を向けていた時間(注視時間)の割合を表します。シーンに注目している度合いがわかります。
注視度説明画像
<本件に関する問い合わせ先>
REVISIO株式会社 広報担当 安武
東京都千代田区大手町1丁目6番1号大手町ビル
E-mail info@revisio.com
Tel(担当直通) 050-5897-4931
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