~スマートシティ名護モデル推進事業の一環:高齢化やインバウンド需要が加速する中での観光二次交通として~
沖縄トヨタ自動車株式会社(本社:沖縄県浦添市、代表取締役社長:野原朝昌、以下「沖縄トヨタ」)は、WHILL株式会社(以下「WHILL社」)が開発する免許不要の近距離モビリティWHILL(ウィル)を一時利用できる「WHILLモビリティサービス」を、ホテルゆがふいんおきなわと名護市観光情報センター(名護漁港内)において期間限定で提供したことを発表いたします。多様かつ幅広い世代からの旺盛な旅行需要、それに伴うインクルーシブな対応機運の高まりを背景に、障害の有無や年齢などに関係なくあらゆる人が当たり前かつ快適に移動や散策ができる観光二次交通として、アクセシビリティ環境を整えます。貸し出しも専用のアプリを採用し、将来的に懸念される労働力不足への一つの解決策となることが期待されます。本取り組みは、スマートシティ名護モデル推進事業の一環です。
※スマートシティ名護モデル推進事業についてはこちらをご覧ください。
名護市では、よりよい地域づくりを目指すとともに他地域の参考にもなるようなスマートシティ名護モデルの実現に向けて官民連携でさまざまな施策が積極的に進められてきました。昨今では、法改正に伴う「合理的配慮の義務化」や旺盛なインバウンド需要も相まって、観光・旅行業界において特にアクセシビリティ環境整備の機運が高まっており、快適な移動サービスを含む対策が活発化しています。
こうした背景を受け、地域のモビリティライフを多角的に支える沖縄トヨタはこの度、自社で取り扱う歩行領域のウィルを活用したモビリティサービスを、観光客が多く訪れるホテルゆがふいんおきなわと名護市観光情報センター(名護漁港内)の2スポットにおいて期間限定で提供するに至りました。ウィルは免許不要で歩行領域を走行するモビリティで、誰もが簡単に操作できます。一般的な車椅子と異なり、電動であるため走破性が優れているとともに、気軽かつ簡単に自身で操作がしやすいほか、高いデザイン性から観光先の景観などにも馴染みやすいです。
ホテルや観光センター周辺には見どころが点在しています。シニア世代や体力などに不安を抱える方、一時的に怪我をしてしまっている方などを含め、ウィルをご利用いただくことで、ご本人はもちろん、これまで車椅子を押していたご家族などあらゆる人が気兼ねなくその場を満喫いただきやすくなります。
【WHILLのレンタルサービス概要】
※内容は予告なく変更となる場合があります。
詳しくはこちら
●レンタルアプリの使い方
レンタルアプリは、スマートフォン端末にダウンロードしてアカウント登録することで、どなたでも利用できます。マップ上にはウィルを借りられる施設や場所、利用できるウィルのモデルや貸出方法が表示され、旅行やお出かけ先におけるWHILLモビリティサービスの有無を事前に調べることができます。貸出時は、利用する機体と利用プランを選択して決済完了した上、機体に貼付されたQRコードを読み取ることで解錠、利用を開始します。乗車中はアプリから施錠も可能で、お手洗いやお買い物など機体から一時的に離れる際も安心です。利用後は貸出場所に機体を戻し、アプリで返却手続きを行います。
●WHILLについて
ウィルは免許不要で歩行領域を走行できる近距離モビリティです。Model C2は高いデザイン性と5cmの段差乗り越え、後輪を軸にその場で一回転できる小回り能力、リアサスペンションを採用した滑らかな乗り心地などを特長とし、Model Fは軽量化を実現した折りたためるモデルです。Model Sは歩道を走れるスクーター型で、ハンドルがあることで屋外を安定して長く走ることができます。2024年9月に発表したModel Rはスクーター型のハイパフォーマンスモデル。その場旋回やバッテリー着脱などが可能となったことで住環境を選ばず生活に一層取り入れやすいのが特徴です。
●WHILLモビリティサービスについて
安心安全設計の近距離モビリティを施設内外に導入できる法人向けサービスです。保険/メンテナンス・機体管理システムをパッケージ化することで、運営者様の導入負担を軽減するとともに、導入先の環境にも柔軟に対応した体制を整えています。導入法人側は安心快適に機体管理や安定運用ができ、お客様の滞在体験を向上できます。
※詳しくはこちら
フォームでのお問い合わせはこちら
●本件に関するお問い合わせ
沖縄トヨタ自動車株式会社 担当:中村(なかむら)、照屋(てるや)、平良(たいら)
TEL:090-1941-3422 / E-Mail:nakamura.yasushi@okinawa-toyota.co.jp
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
関連記事