ビアンカとバーナードのお仕事は国際救助救援協会
ニューヨークにある国際連合本部。
実はその国際連合本部の地下に、ネズミたちの国際連合、国際救助救援協会(Rescue Aid Society 通称RAS)が存在する。
そこには世界中の様々な場所から助けを求める声が届くのだが、現地に赴いて問題を解決しているのがビアンカとバーナードである。
救助活動の合間、本部のあるニューヨークにいる時に彼女たちはパークに現れる。
最後に出演したショーは、2009年のキャンドルライト・リフレクションズ。
彼女たちの活躍をパークで見ることができず、ファンにはつらい時間が続いているが、映画か公開された1977年から37年たった今も、最前線で子供たちを救っているのだろう。
困っている人を助けているのなら、会えない日々も仕方ない。
「ビアンカの大冒険」はメッセージ性の強い感動作
ビアンカとバーナードが出演する映画は「ビアンカの大冒険」と「ビアンカの大冒険 ゴールデン・イーグルを救え」の2作。
1977年6月22日に公開されたビアンカの大冒険は、ウォルト・ディズニー・プロダクション創立50周年記念として制作された。原作は、イギリスのファンタジー作家マージェリー・シャープの「The Rescuers」と「Miss Bianca」の合作である。
ビアンカの大冒険 ゴールデン・イーグルを救えは、1990年11月16日(リトル・マーメイドの翌年)に公開されたディズニー映画史上初の長編アニメーションの続編だ。
ちっぽけなネズミが人間の子どもや巨大な動物を救出するというストーリーで、手に汗握るシーンが連続する。
また、メッセージ性も強く「どんなに小さく無力でも悪を倒すことができる」と見るものに希望を与えてくれる。
続編の雄大で立体感のあるアニメーションには、2014年の現在でも思わず目を見張ってしまう。