ここ数年、ブームを巻き起している男性用頭皮ケアシャンプー。その火付け役となったのが、2005年に発売された『スカルプD』(アンファー)だ。薄毛に悩むお笑い芸人がCMに出演し、その効果を目に見える形でアピールすることで、一躍ベストセラー商品に。
『スカルプD』を猛追する形で、昨年8月にラボーテ・ジャポンから「リガオス」が発売された。CMには、松田龍平、浅野忠信、豊川悦司といった豪華俳優陣を起用。“すべての、オスたちよ。”というインパクトのあるキャッチコピーのもと、幅広い世代の男性にヘアケアの大切さを訴えるCMで、こちらも人気商品となっている。
「スカルプD」は、“頭皮環境を整えることが健康な髪を育てる”という発想から生まれ、高い保湿効果を発揮する豆乳発酵液などの有効成分で、頭皮を徹底的にケアするのが特徴だ。
一方、「リガオス」は、“頭皮を洗うだけのスカルプケアはもう古い”という視点からの総合ケアが特徴。頭皮洗浄に加え、加齢臭などの頭皮のイヤなニオイを除去してくれる。
また、“男のスキンケア”をコンセプトにした商品を展開する大塚製薬からは、薬用スカルプシャンプー『UL・OS(ウル・オス)』が発売中。同商品は、シャンプー時に水と混ざることで、毛髪をなめらかにする成分が発生。ノンシリコンながら髪がきしまず、リンス無しのシャンプー1本で、手軽に頭皮ケアができるスグレモノだ。
各メーカーが独自の持ち味を生かした商品を展開し、にぎわいを見せる頭皮ケアシャンプー市場。自分に合ったものをチョイスして、色んな意味で充実した頭皮環境を目指そう!