昨年大ベストセラーとなったレシピ本で話題の健康計測機器メーカー・タニタが、1月11日に「丸の内タニタ食堂」(東京都千代田区)をオープンした。同社社員食堂の500キロカロリー前後、塩分3g前後というヘルシーメニューを提供するこのレストランは、テレビなどでも取り上げられ、連日多くの人でにぎわっている。
同店のメニューは「日替わり定食」(800円)と「週替わり定食」(900円)の2種類のみ。いずれも、主菜1品と副菜2品、汁もの、ごはんという構成だ。一見すると、量が少なく感じるかもしれないが、野菜の大きさや茹で加減に気をつけ歯ごたえをよくするなど、満腹感を得るための工夫がされている。また、営業時間内には管理栄養士が常駐。日頃の食生活や運動についてアドバイスを受けることもでき、健康を気にする人にとって、心強いレストランだ。
この美味しく食べて痩せられるレストランは、オープンから一週間経った今も人気が衰えず、混乱を避けるために整理券が配布されているほど。整理券は午前8時30分から店頭で配布されるが、午前8時には行列ができ、午前11時には配布が終了してしまうと言う。この状況はまだしばらくは続くと予想される。