―万博展示物とともに考えよう―


神像(南太平洋共同館・ソロモン諸島)

 
野外民族博物館リトルワールド(愛知県犬山市今井成沢90‐48 所長:猪飼 康平)では、「2005年日本国際博覧会(略称:愛知万博、愛称:愛・地球博)」の20周年記念事業「愛・地球博20祭」のサテライト展示として、2025年3月15日(土)から7月13日(日)まで「つくる・つかう・つながる展」を開催します。
 当館は、「愛・地球博20祭」のイベントやフォーラムを推進する「地球大交流・未来共想プロジェクト」に参画し、また、当館の活動が愛知万博の理念と親和性があることから、本祭のサテライト会場として20年前の「愛・地球博」に各パビリオンで展示されていた貴重な資料を展示するなどして同祭を盛り上げます。
 本企画展のほかにも、海外から招いたアーティストによる音楽ステージやトークイベントを開催いたします。

1.つくる・つかう・つながる展―万博展示物とともに考えよう―

水パイプ(サウジアラビア館)

■期    間  
 2025年3月15日(土)~7月13日(日)
■場    所  
 本館展示室1階 サブホール
■内    容  
 本展は「愛・地球博20祭」の「地球大交流・未来共想プロジェクト」の一環として、当館に収蔵されている「愛・地球博」の展示物を中心に、万博を振り返りながら自然と人の共生と、その文化的背景について考える企画展です。全25点の展示物のうち、10点は万博開催当時に各パビリオンで展示されていたもので、当時、中部人類学談話会の会長であった当館館長の稲村哲也が中心となり、万博終了後、展示物の一部だけでも地元に残してほしいと愛知万博事務局に要望し、収集したものです。
■展 示 物(一部抜粋 ※当時、万博会場にて展示されていたもの)

木鉢(南太平洋共同館・ソロモン諸島)



いす(アフリカ共同館・ジンバブエ)


2.ステージイベント
1.ペルー「ラ・ミスキ」特別公演

ラ・ミスキ

■公 演 日 時
 3月29日(土)~4月6日(日)、12日(土)、13日(日)、19日(土)、20日(日)
 各日 10:30~/11:30~/12:30~
■場   所  
 ペルー 大農園領主の家
■内   容  
 芸能活動50周年を迎えるペルーの人気歌姫ラ・ミスキが、「愛・地球博20祭」のために来日。ラテンアメリカの歌と踊りのステージを披露します。1992年に当館のイベントに出演した経験を持つアーティストです。


2.東ティモール「エゴ・レモス」トーク&ライブショー

エゴ・ㇾモス

■公 演 日 時
 3月30日(日)11:00~
■場   所
本館2階 多目的ホール
■内   容
 2002年に独立した東ティモールの国民的歌手であり、環境保全活動家でもあるエゴ・レモス氏が、貧しい国が持つ「豊かさ」と未来への希望を、歌と語りで伝えます。


【リトルワールド公式HP】 https://www.littleworld.jp/news/p5981/




愛・地球博20祭とは 
【開催期間:3月25日(土)~9月25日(木)】
2005年に開催された「愛・地球博」の20周年記念事業。愛・地球博記念公園の来園者に対し、愛知の多彩な魅力を発信することで、愛知を知り、好きになってもらうことを目的に、様々な人々が集う、つながりの場を創出。また、万博を知らない世代が増える中で、本事業を通じて改めて愛知万博を振り返り、その意義や成果を再認識することで、未来を担う若者たちにその成果や理念をつなげていく事業です。

「地球大交流・未来共想プロジェクト」とは
愛・地球博の理念であった自然の叡智や多文化共生を再確認し、多様な国・地域の人々が、共に交流しながら、その現状や未来について考えるプロジェクトです。愛・地球博20祭の開催期間中、文化的イベントやフォーラム、研究、記録、配信を行います。

-プロジェクトメンバー-
・稲村哲也(リトルワールド館長、長久手市国際交流協会会長、愛知県立大学名誉教授)
・阿部健一(総合地球環境学研究所名誉教授・平和環境もやいネット理事長)
・山極寿一(総合地球環境学研究所所長、京都大学前総長、日本学術会議前会長) ほか
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