開業25周年を迎えた梅田スカイビル・空中庭園展望台が7月2日、リニューアルオープンした。1993年に世界初の連結超高層建築として誕生し、建築物という観点からの注目度が高く、大阪のランドマークとして多くの人に親しまれてきた梅田スカイビル。このたびのリニューアルにより、新たに体感できる魅力を紹介する。
必見は、空中庭園40Fの展望フロアに設けられたゾーン“シアター”で限定公開されるショートアニメーション『空へ』。梅田スカイビルが生まれたコンセプトストーリーを軸に、これまでの25年間とこれからの25年間を、ともに生きる人々に寄り添ったストーリーで構成。国内外の人に楽しんでもらうためセリフを使わないノンバーバルスタイルで展開する。2009年に短編アニメーション『つみきのいえ』で第81回米アカデミー賞を受賞した平田研也によるオリジナル脚本、監督は山田詩音が手掛けている。梅田スカイビルの建設が始まった当時からその工程、そして現在の様子まで、細部にわたって忠実に描写。約6分という時間の中で、四半世紀以上の月日と多くの人々の思いを凝縮している。また、澄みきった空のような透明感と未来への躍動感を彷彿させる羽深由理の音楽にも注目だ。
同じく40Fの空に浮かぶカフェ「cafe SKY 40」では、煎りたて、挽きたてのコーヒーやスカイビル型のオリジナルスイーツ「梅田スカイビルワッフル」が新たに登場。世界各国のビールも25種類から50種類にボリュームアップした。39Fのギャラリーショップ「UMEDA SKYBLDG GALLERY SHOP」ではオリジナルグッズも新登場とスケールアップ、人気の梅田スカイビル オリジナルフィギュアも健在だ。ほかにも、梅田スカイビルの歴史を辿りながら、地下の巨大機械室「MACHINE ZOO」や東棟と西棟を繋ぐ「空中ブリッジ」など一般入場では立ち入ることのできないエリアも見学できる「梅田スカイビル ガイドツアー」や、25周年限定フィギュア付プレミアムチケットの登場など、これまで以上に楽しめる内容となっている。
25周年を機に生まれ変わった梅田スカイビル・空中庭園展望台。その物語は3Fの空中庭園展望台の入場口から始まっている。空へと続くストーリーをぜひ体感してほしい。
チケットぴあにて入場引換券を発売中。
梅田スカイビル・空中庭園展望台
【営業時間】9:30~22:30(最終入場22:00)※特別営業日あり
【休館日】なし
【入館料】大人1,500円(障がい者750円)、4歳~小学生700円(障がい者350円)※団体料金あり
【HP】https://www.kuchu-teien.com/
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