バッファローは「無線LAN」をはじめ9部門で上半期No.1を獲得した
全国の家電量販店やECショップのPOSデータをもとに集計したデータベースで、いま売れているデジタル家電が正確に分かる「BCNランキング」では、毎年7月に上半期に最も売れたメーカーをデジタル家電の部門ごとに発表している。年間販売数No.1企業を称える「BCN AWARD 2026」(25年1~12月集計値)の中間発表でもある。「無線LAN」部門をはじめ、計9部門で25年上半期(25年1~6月)No.1を獲得したバッファローに、上半期の振り返りと今後の意気込みを聞いた。
ゲームのヒットで無線LANの買い替え需要が拡大
「BCNランキング」の計9部門で上半期No.1を獲得したバッファロー。下記の通り、さまざまな部門でNo.1を獲得したが、「Wi-Fi」と呼ばれ、自宅やオフィスのワイヤレスインターネット環境を支える「無線LAN」の部門ではシェア45.3%と半数近くを占めた。
・HDD外付
・NAS
・記録型DVDドライブ
・SSD外付
・USB
・カードリーダ
・USBメモリ
・LANカード
・無線LAN
上半期の振り返りをたずねると、「無線LAN(Wi-Fi)ブランド『AirStationシリーズ』の累計出荷台数が6500万台を突破。24年秋に発表されたiPhone 16も対応しているWi-Fiの最新規格・Wi-Fi 7対応ルーターのラインアップ拡充、25年2月発売の『モンスターハンターワイルズ』をはじめとする10G回線のゲーム需要に応えたことが大きい。販売台数は多い月では計画数に対し160%以上だった」と手ごたえを語った。
イチ推し製品はWi-Fi 7対応ルーター「WSR3600BE4Pシリーズ」
下半期に向けたイチ推し製品としては、「Wi-Fi 7対応デュアルバンドWi-Fiルーター「WSR3600BE4Pシリーズ」を挙げた。
「WSR3600BE4Pシリーズは、最新規格であるWi-Fi 7に対応し、5GHzと2.4GHz、2つの周波数帯を利用できるデュアルバンドルーターです。MLOにより、Wi-Fi 7ならではの高速化・安定化が期待できます。スマートフォンのみで初期設定、昔のバッファローのルーターからの引っ越しをかんたんにでき、初心者でも安心の仕様です。手のひらほどのコンパクトサイズでスリム、壁掛けもできる設置のしやすさも魅力です。白黒の2色展開でお部屋に合わせて選べるのもポイント」とのこと。下半期も無線LAN市場をリードしそうだ。







