白桃ミルキーはキャンディなだけに一番ピーチの風味が伝わってきます。ミルキーは買うといつもこうやって広げたくなります。たぶん僕だけじゃないはず…。


ミルキーは結構硬い。白桃ミルキーはきっぱり半分に分かれて桃ゾーンとミルキーゾーンになっていて、口の中で適当になめていると「今ミルキーだ!そして今は桃!」というふうに瞬間瞬間で味が変わる楽しさがあります。包み紙もとってもかわいくて素晴らしいです。


カントリーマアム・ピーチ味は缶型の紙製の箱です。ベコっと指を押し入れて思い切って開ける。貯金箱を割った時のような「開けてやったぜ」という開封感があります。

 

8枚がぎっしり詰まっている。パッケージに遊び心があると、どこかのおみやげっぽい感じがしていいですね。


基本的な構造はいつものチョコチップクッキー、そこにしっかりと桃の風味がついています。カントリーマアムらしく温めて食べるとパイ・タルト方面のおいしさが感じられていいですよ。

ちなみに不二家ネクターは1964年誕生の48歳! なんだけどルックは1962年に登場、ミルキーは1951年に生まれています。カントリーマアムは1984年生まれなんだって。スーパーロングセラーだらけ。やっぱり歴史のある会社はすごいですね。

ルックチョコレート・ネクターピーチ味は105円、白桃ミルキーは210円、カントリーマアム・ピーチ味は210円で、スーパーやコンビニで売られています。期間限定です! 

かやま・てつ 漫画家、ゲーム作家。自作のインディーズ出版者ごっこ「ドグマ出版」で自分に漫画新人賞を与えてデビュー。著書に『ランチパックの本』など。mixiやmobage、GREEなどのゲームアプリや、iPhone向けのゲームも制作。公式HP