待ち時間表示システム「-待革(まちかく)-」
情報流通支援やシステム提供を行うシャレは、薬局・病院・美容室をはじめ、たこ焼き屋・クリーニング店など待合室がない小規模店舗まで、あらゆる業種を対象とした待ち時間表示システム「-待革(まちかく)-」を10月29日に正式リリースした。
顧客満足度とリピート率の向上に貢献
調剤薬局の待合室では、呼び出し順序の前後に対するクレームを多く目にしてきた。「-待革-」では、それを解消するために、顧客に通知する情報を待ち時間のみとする、シンプル設計を採用している。また、待合室がない小規模店舗でも、一度二次元コードを取得した顧客が来店前にスマホで混雑状況を確認できれば、リピート率向上やピークタイム分散につながる。こうした課題解決と付加価値提供、顧客満足度を増強するための仕組みとして「-待革-」を開発した。
基本機能はすべて永年無料で利用できる。ウェブページから登録し、待ち人数と1人あたりの所要時間を設定するだけで、わずか5分で運用を開始できる。専門知識は一切不要で、パソコンやスマートフォンから簡単に操作可能となっている。
店頭に設置した二次元コードを顧客がスマホで読み取ると、現在の待ち時間をリアルタイムで確認できる。一度二次元コードを取得すれば、次回以降は来店前に自宅や外出先から混雑状況をチェック可能。これによって、顧客の来店タイミング最適化とリピート率向上を実現する。
従来は、待ち時間が長い薬局や病院向けのイメージだったが、たこ焼き屋・クリーニング店・弁当屋・地域スーパーなど、待合室がない店舗や待ち時間が短い店舗でも、事前の混雑確認機能が顧客満足度とリピート率の向上に貢献する。ピークタイムの分散効果も期待できる。
顧客向け画面には待ち時間のみを表示し、待ち人数は非表示とすることでプライバシーに配慮している。また、店舗ごとに固定アクセスコードを発行し、他店舗のデータには一切アクセスできない安全なマルチテナント設計を採用している。







