20~40代の男女、住環境における「省スペース」「コンパクトなもの」に対する重要性が年々高まる傾向
パナソニックは11月4日に、20~40代の男女900名を対象に実施した、「住環境と空気の質に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は、単身世帯の20~40代の男女300名、夫婦またはパートナーとの2人世帯の男女300名、夫婦またはパートナーと未成年の子ども1人以上の世帯の男女300名の計900名に対して、9月26~30日の期間に行われている。
「快適さを保つために」空気の質に関心を持つ人は7割以上に
調査対象者に、部屋を快適な空間にしたいと考えることがあるかを尋ねたところ、「とてもそう思う」と「そう思う」を合わせた割合が91.4%を占めた。
部屋を快適な空間にしたいと考えるようになった時期を尋ねた質問では、新型コロナ禍以降が56.6%に達している。
自宅でより快適に過ごすための工夫をしているかを尋ねたところ、「かなりしている」と「少ししている」を合わせた割合が63.0%を占めた。
自宅でより快適に過ごすための工夫を「かなりしている」または「少ししている」と答えた人に、どのような工夫をしているかを尋ねた質問(複数回答)では、「定期的な掃除(掃除機をかける・拭き掃除など)」(60.0%)がもっとも多く、以下「収納スペースの工夫」(53.6%)、「定期的な整理整頓」(45.3%)が続いている。
住環境において、自身の中で「シンプルさ」の重要性は年々高まっていると感じるかを尋ねたところ、「かなり感じる」と「少し感じる」を合わせた割合が87.4%を占めた。
住環境において、自身の中で「清潔感」の重要性は年々高まっていると感じるかを尋ねた質問では、「かなり感じる」と「少し感じる」を合わせた割合が87.9%に達している。
住環境において、自身の中で「省スペース」や「コンパクトなもの」に対する重要性は年々高まっていると感じるかを尋ねたところ、「かなり感じる」と「少し感じる」を合わせた割合が81.9%を占めており、住宅の狭小化が進む中で限られたスペースをいかに有効活用するかが課題となっていることがうかがえる。
日々生活をする中で、空気の質に対してどの程度関心を持っているかを尋ねた質問では、「かなり関心がある」と「少し関心がある」を合わせた割合が74.0%に達している。
日々生活をする中で、空気の質に対して「かなり関心がある」または「少し関心がある」と答えた人に、空気の質に関心を持つ理由を尋ねたところ(複数回答)、「快適さを保つため」(53.1%)が最多となり、「健康を守るため(菌やウイルスへの除菌対策など)」(50.3%)、「花粉やハウスダストなどのアレルゲン対策」(43.4%)がそれに続いた。
調査対象者のうち、夫婦またはパートナーと未成年の子ども1人以上の世帯の人に、子どもの健康を守るために空気の質を意識しているかを尋ねた質問では、「かなり意識している」と「少し意識している」を合わせた割合が71.7%に達している。
空気の質をよくするために行っていることとしては(複数回答)、「定期的な部屋掃除(掃除機、拭き掃除など)」(59.3%)がもっとも多く、「換気の頻繁な実施」(53.3%)、「空気清浄機の使用」(48.0%)がそれに続いた。







