老舗古書店の東京書房、全国対応の古本出張買取体制を強化。バーコードやISBNの有無を問わず査定

東京書房は10月31日に、創業以来70年以上にわたって続く古本買取の実績をもとに、専門書・学術書・サブカルチャー関連書籍・趣味書を中心とした、全国対応の古本出張買取体制を強化することを発表した。

地方は蔵書規模に応じて出張チームを派遣

同社は、神奈川県を拠点に古本・古書の出張買取を行ってきた老舗古書店で、古書組合(全古書連)に加盟しており、市場経験を有する査定スタッフが在籍し、江戸期の本・哲学・心理学・美術・デザイン・理工学・思想・歴史といった、幅広いジャンルに対応している。

梱包や運び出しもスタッフが行うので、高齢者や蔵書整理を進めたい人でも安心して利用できる。

首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)は少量から訪問可能で、地方の場合は蔵書規模に応じて出張チームを派遣する。目安としては、首都圏は100冊以上、関西・中部・東北・九州などでは2000~5000冊以上で、蔵書整理・研究室移転・遺品整理・大学図書室の引き取りなどにも対応している。

おもな引き取り対象書籍のジャンルは、専門書・学術書が哲学・心理学・社会学・医学・建築・デザイン・教育など、趣味書が美術・音楽・写真・演劇・映画・茶道・鉄道・囲碁・将棋・オーディオなどで、バーコードやISBNのない絶版雑誌・戦前の古書・全集・美術展図録なども、適正な査定を行って次の読者へつなげていく。