在宅ワーカー、6割が自宅での仕事の際に専用のデスクチェアを使っていないことが明らかに

NEXERは11月13日に、「VALVANNE(バルバーニ)」と共同で実施した、「在宅ワークでの理想のワーキングチェア」に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は、事前調査にて「自宅で仕事をすることがある」と答えた全国の男女に対して、10月24~30日の期間に行われ、150件の有効回答を得ている。

「家が狭い」「インテリア重視」「いつまで続くか分からない」など在宅ワークの不確実性が理由

調査対象者に、自宅で仕事をする際のデスクチェアは、専用の物を使っているかを尋ねたところ、「使っている」という回答は39.3%だった。

専用のデスクチェアを使っている理由としては、「長時間座るので、腰が痛くならないように」「仕事に集中できるから」「長時間になるので、できるかぎり疲労を軽減しています」といった回答が寄せられている。一方、専用のデスクチェアを使っていない理由としては、「家が狭いので買ってもなかなか使えないです」「在宅がいつまで続くかわからないから」「以前は使っていたが、ごつくて仕事以外の時間に邪魔になるので撤去した」といった回答が寄せられた。

自宅で仕事をする際に使用するデスクチェアに、悩みはあるかを尋ねた質問では、「悩みがある」とする回答が20.7%に達している。

具体的な悩みの内容としては、「腰が痛い」「一定時間業務をしていると背中に疲れが出る」「疲れる、尻が痛くなる」といった回答が寄せられた。

「こんなデスクチェアがほしい」と思うようなデスクチェアはあるかを尋ねたところ、「ある」という回答が26.7%となっている。

どのようなデスクチェアがほしいかを尋ねた質問では、「ずっと座っていても腰が痛くならないチェア」「長時間座っても疲れない、姿勢が保てる椅子」「マッサージ機能や温める機能が付いている」といった回答が寄せられた。