―複合データを公開する“ハイパートレーサビリティ”で、食の新たなトラストをめざすー

DAS LAB(代表:神野 恭光〈じんの・やすみつ〉)は、東京農工大学研究チームと共同で取得した「環境や米作りにおける生産過程、生産者の想いなど多様な情報データ」をもとに“ハイパー・トレーサビリティ(Hyper Traceability)” を実現する『DAS Rice Mark』の取り組みの一環で、琵琶湖の最上流エリアに位置する滋賀県高島市マキノ町在原の棚田でデータ取得と共に育てた「データサイエンス米」の販売を行います。

12月13日に東京農工大学のNOKOマルシェ にて「在原データサイエンス米穀店」として対面販売を行うほか、同日よりオンライン販売も開始予定です(数量限定)。価格は 2合 1,000円(税込)となり、オンラインは別途送料がかかります。

■“はじまりの水”でていねいに育てられた、美味しいお米
今回のお米は琵琶湖の最上流、いわば「はじまりの水」が流れる滋賀県の中山間地域の棚田で作られています。山から湧き出る清らかな水がそのまま田んぼへ流れ込み、山間部ならではの昼夜の寒暖差が生まれる環境です。こうした自然条件がお米本来の甘みや旨みを引き出した味わいにつながっています。栽培方法も農薬や化学肥料を使わず、丁寧に育てました。
■ DAS Rice Markについて--“育った環境をすべて公開する”ハイパー・トレーサビリティ
DAS Rice Markは、商品パッケージからQRコードなどでアクセスすることで誰もが米づくりに関する多様なデータを見ることができる新たな取り組みです。
- 水温・気温・風などの環境情報
- 生育の状態
- 収穫後の 土壌や食味
- 栽培方法、そこに込めた生産者の想い
- 田植えから収穫までの様子を撮影した映像


今回は上記のような米作りにまつわる複合的なデータを取得し、公開することで“ハイパー・トレーサビリティ(Hyper Traceability) を図る取り組みです。通常の成分表記だけでなく、米作りにまつわる背景を知ることで安心できる、「信じられる農」をめざしています。
■ 販売概要
● 東京農工大学NOKOマルシェ(対面販売)
- 日時:2025年12月13日(土)
- 会場:東京農工大学
- 商品:在原データサイエンス米(2合300g)
- 価格:1,000円(税込)
- 備考:数量限定(会場で炊きたてご飯の試食も提供予定)

● オンライン販売(在原データサイエンス米穀店)
- URL:https://arihara.base.shop/
- 内容:2合パック(数量限定)
- 価格:1,000円(税込)
- 備考:送料別

■ 代表コメント
DAS LAB 代表
神野 恭光(じんの・やすみつ)

「このお米は、“誰が、どんな思い、どんな環境で、どのように育てたのか”を知ったうえで味わうという、新しい体験を届けるため実験的な試みです。水の始まりの棚田で育った背景と、そこにあるデータを添えることで、安心してお米を選んでいただけるのではないか。SNSでの炎上や偏向報道、フェイクニュースなど、さまざまな情報が乱立し何を信じていいのか判断がとても難しい時代に、透明性のあるリアルデータはたとえ小さくても確かなトラスト(信頼) につながるのではという想いから、DAS Rice Markは生まれました。
今回の販売は小さな一歩ですが、データがつくる新しい“信頼”やそこから生まれる“安心”の形を、これからも丁寧に探していきたいと思います。」
■ 団体概要:DAS LAB(Data Art & Science LAB)
DAS LABは、データ・アート・サイエンスを掛け合わせ、地域の未来を共創するプロジェクトを手がけるコレクティブです。現在は滋賀県を中心に、環境データの可視化、学習プログラム、水や農を軸にした地域モデルづくりなど、多様な活動を行っています。
■ お問い合わせ
DAS LAB
代表:神野 恭光(じんの・やすみつ)
Email: yasumitsu_jinno@toyotaconiq.co.jp
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