引っ越しに欠かせない荷造り~荷解きの作業。「とりあえず面倒だし、まとめてダンボールに」では非効率。日程調整から荷造り&荷解きのコツまで効率的な方法を伝授します!

 

二重家賃の期間を縮める「3つの日程」の調整法

スムーズな引っ越しを行うために、まず大切なのは「引っ越し日」「旧居の退去日」「新居の入居日」の3つの日程を上手に調整することです。

入居日の確定と退去日の調整に失敗すると、1ヵ月ほど〝二重家賃〟が発生することもザラ。旧新居ともに家賃6万円ならば、この時点で6万円分を損することになり、せっかく安く抑えた引っ越し費用が無駄になってしまいます。そこで、少しでも二重家賃期間を短くするため、次のような流れで日程を決めましょう。

1.新居の入居日を確認
2.旧居の最短退去日を確認
3.旧居の退去日を確定
4.新居の入居日を検討
5.引っ越し日を検討
6.引っ越し日と新居の入居日を確定

この順序で効率的な日取りを決めれば、二重家賃期間を1週間以内に収めることも可能。また近年では「入居から◯ヶ月は家賃無料」というフリーレント物件も増えているので、そうした物件を探すことで二重家賃を防ぐ方法もあります。

さて日程が確定したら、いよいよ引っ越しに向けた準備です。引っ越し当日までに済ませるべきは「荷造り」「新居のレイアウト決定」の2点です。引っ越しを何度も経験している人でも、気がつけばモノは増えてしまいがち。荷造りは余裕をもって2週間前から始めるのがベストでしょう。

一方、新居のレイアウトは、荷解きの時間や労力を左右する重要項目です。内見時に各所の寸法を測り、家具や家電の配置はもちろん、どこに何を収納するのかもしっかり決めておくこと。「新生活に追われてダンボールが片付かない!」なんてことがないよう、気持ちの良いスタートを踏み出せるようにしましょう。