~ 「PicTree(ピクトレ)」×「共同点検」の実証実験を実施 ~

 NTT西日本株式会社 (本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:北村 亮太、以下「NTT西日本」)、株式会社NTTフィールドテクノ(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:桂 一詞、以下「NTTフィールドテクノ」)、沖縄電力株式会社(本社:沖縄県浦添市、代表取締役社長:本永 浩之、以下「沖縄電力」)は、Digital Entertainment Asset Pte. Ltd.(本社:シンガポール、Founder & CEO:吉田 直人、Founder & Co-CEO:山田 耕三、以下「DEA」)が開発し、Growth Ring Grid Pte. Ltd.(本社:シンガポール、CEO:福田 史、Co-CEO:鬼頭 和希、以下「GRG」)が運営する市民参加型社会貢献ゲーム「PicTree(ピクトレ)」※1を活用した市民参加イベント「ぼくとわたしの電柱合戦in沖縄」を2026年2月1日(日)から3月22日(日)の約2ヶ月間開催し、共同点検※2に向けた実証実験を行います。

■ 背景
 電信柱や電力柱に代表される電柱や各種インフラ構造物に対する点検においては、労働生産人口の減少もあり、AIや画像を活用した点検業務オペレーションの高度化が課題となっています。そうした状況に対して、通信会社・電力会社を横断した取り組みにより、限られた人員で高い点検品質を保ちつつ、サステナブルな事業運営体制を新たに構築することをめざしています。
 また、沖縄県では観光地・商店街・離島地域など、多様な地域資源を活かした地域活性化が進む中で、県民や来訪者が街の魅力づくりに関わる「参加型コンテンツ」への期待が高まっています。

■ 取り組み内容
 市民参加型社会貢献ゲームPicTree(ピクトレ)を利用して、県民や来訪者のみなさまがゲーム感覚で電柱を撮影し、その写真をインフラ会社が設備点検に活用することが可能となる新しい取り組みを実証します。また、PicTree(ピクトレ)を通じて県民や来訪者が街を巡り、地域の風景に触れながら回遊を促すことで、地域の賑わい創出につながる新たな地域貢献のモデル構築をめざします。
 さらに、AIやリモート診断※3などのNTT西日本グループが提供する技術を組み合わせ、両社で重複している点検プロセスの高度化や、離島などアクセスが困難な地域での画像収集にも挑戦し、効率的かつ高品質な共同点検の体制構築もめざします。

■ PicTree(ピクトレ)「ぼくとわたしの電柱合戦in沖縄」の概要





※1:電柱などのインフラ設備を市民がスマートフォンで撮影し、その画像をインフラ事業者の点検に活用する、市民参加型の社会貢献ゲームです。
※2:通信会社と電力会社が、それぞれ個別に実施してきた電柱などのインフラ点検を連携し、重複作業を省きながら効率的・高品質な点検体制を構築する取り組みです。
※3:撮影された画像に対してAIが劣化・損傷を自動検出したり、専門オペレーターが遠隔で診断を行う仕組みの総称です。
※4:この時間帯以外はアプリを開くことはできますが、撮影を行うことはできません。
※5:報酬はピクトレでのゲームプレイの実績に応じて、開発元のDigital Entertainment Asset Pte. Ltd.から「報酬コイン」という形で付与されます。「報酬コイン」は、Amazonギフト券など、さまざまな交換先が用意されています。



左から、NTT西日本 沖縄支店長 古堅、
沖縄電力 執行役員配電部長 阿波根、
GRG Co-CEO 鬼頭、DEA CGO・ピクトレ開発責任者 栗原




■ 各社コメント


別紙1:PicTree(ピクトレ)「ぼくとわたしの電柱合戦in沖縄」
<https://www.ntt-west.co.jp/news/2512/pdf/251215b_1.pdf >

別紙2:実証実験の目的および内容について
<https://www.ntt-west.co.jp/news/2512/pdf/251215b_2.pdf >
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