株式会社メディアグロース(https://media-growth.co.jp/)の利用実態調査。生成AI“利用は高頻度、購入は慎重”という実態が明らかに

SEO・LLMO対策支援、メディア運営などを行う株式会社メディアグロース(東京都新宿区、代表取締役:舟崎友貴)は、全国の10代~60代の男女350名を対象に「生成AIツールの利用調査」を実施しました。
本調査では、「生成AIの利用率」のほか、「生成AI経由で商品を購入するか」「生成AI経由での購入金額やジャンル」など、購買行動に関する利用実態も収集しております。
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77.1%が生成AIサービスを「ほぼ毎日」「週数回」使用している
生成AIサービスの利用頻度については、「ほぼ毎日使っている」が約4割、「週数回程度」が約4割、月数回程度が約2割と、全体の約8割が月に数回以上、習慣的に生成AIサービスに触れていることが分かりました。調査結果によると、生成AIサービスは着実に我々の生活に定着し、日常の行動サイクルの中に組み込まれつつあると言えます。

商品購入で利用したことのある生成AIサービスは、「chatGPT|52.3%」,「Gemini|21.4%」
商品購入時に利用された生成AIサービスとして最も多かったのは 「ChatGPT」230件(52.3%) で、半数を超えるユーザーが購入判断の際にChatGPTを参照していることが分かりました。次いで 「Google Gemini」94件(21.4%)、「Microsoft Copilot」40件(9.1%) が続き、主要AIサービスが買い物の「比較・検討」に活用されている様子がうかがえます。

その他の生成AIサービスと比較し、商品購入におけるchatGPTの普及率の高さが伺える結果となりました。
商品の購入金額は「4,999円以下」が71.5%、「5,000円~5万円以上」が28.5%
生成AIサービスを通じて購入した商品の金額帯には、「~999円」(146件)と「1,000~4,999円」(152件)と、全体の71.5%が“4,999円以下”の低価格帯に集中 していることが分かりました。この結果から、生成AI経由の購買行動は、気軽に試せる低価格帯の商品やデジタルアイテム、サブスクリプション系の手軽な支払いが中心となっていることが推察されます。

一方で、5万円以上の高額商品をAI経由で購入したケースも一定数見られ、AIが高価格帯商品の意思決定にも一部影響を持ち始めていることも示唆されます。
生成AIにおすすめされた商品を「その後、公式サイトやECサイトで購入する」は51.4%、「生成AIのリンクから直接購入する」は5.1%
生成AIから、リンク付きで商品をおすすめされた際の購買行動については、「公式サイトやECサイトで確認してから購入する」と回答した人が180件で、全体の51.4%。一方で、生成AIが提示したリンクから直接購入した人は18件(5.1%) と、利用者の多くが「最終確認」を経て購入に至っている実態が明らかになりました。
また、「生成AI経由では購入しない(情報収集のみ)」という回答も43.4%あり、多くのユーザーが、生成AIサービスから直接購買行動を起こすまでには至っていないことが分かります。

これらの結果から、生成AIは商品認知や候補選定において強い影響力を持ちながらも、購入時には依然として「信頼性確認」や「価格比較」など、ユーザー自身による追加判断プロセスが重視されていることがうかがえます。
当初の購入予定商品から、「生成AIのおすすめ商品に変更した」割合は32.6%、「変更せず当初の候補商品を購入」は41.4%
当初購入を検討していた商品に対し、生成AIにおすすめされた商品に変更したかについては、「生成AIのおすすめ商品に変更した」人が114件(32.6%) と、約3人に1人がAIの提案を採用したことが分かりました。一方で、「変更せず当初の候補商品を購入」した人は144件(41.4%) と、過半数には届かないものの最も多く、AIの提案は参考にしつつも最終判断は当初の方向性を維持するユーザーが多くを占めています。

また、「購入をやめた/決めかねている」48件、「その他」44件 と、生成AIの情報によって再検討に入るケースも見られ、
生成AIが購買行動に与える影響は「背中を押す」だけでなく、「見直しを促す」など多方向に及んでいることが示唆されます。
まとめ
今回の調査から、生成AIはすでに多くのユーザーにとって日常的に利用されるツールとなり、検索や比較検討の過程に深く入り込んでいることが明らかになりました。特に、3人に1人が“ほぼ毎日”利用し、4人に3人が高頻度で生成AIに触れているという結果は、生成AIが生活インフラとして定着しつつある現状を示しています。
一方、購買行動においては以下の特徴が見られ、生成AIは「商品認知」や「選択肢の拡大」には大きく寄与しつつも、最終判断ではユーザーの主体的な検討プロセスが維持されている状況が浮き彫りになりました。
- 低価格帯(~4,999円)が71.5% と中心
- 情報獲得後の「公式サイトでの最終確認」が半数以上
- AIのおすすめ商品に変更した人が 32.6% と一定の影響力
こうした結果は、生成AIが購買行動の“入口”として強い存在感を持ちながらも、信頼性や価格比較などの要素においては従来の購買行動が依然重要であることを示しています。
今後、生成AIの提案精度やUI/UXがさらに洗練されるにつれ、「検索・比較・購入」のすべてのプロセスをAIが担う流れがどこまで進むのかが注目されます。
【調査概要】
調査名 :生成AIサービスの利用実態調査
調査対象 :全国の10代~60代の男女 350名
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2025年10月29日~11月1日
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株式会社メディアグロース
所在地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿6丁目16-6 新宿タツミビル1102
代表者:代表取締役 舟崎 友貴
設立:2018年11月
事業内容:SEOコンサルティング・LLMO対策サービス・記事制作・オウンドメディア運用代行・自社メディア運営・宅配買取事業買取バリュー(https://kaitori-value.jp/)
URL:https://media-growth.co.jp/
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