大阪市立自然史博物館は、日本経済新聞社、テレビ大阪と共催で2026年3月14日(土)から6月14日(日)まで、特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」を開催します。

▶展覧会公式サイトはこちら
https://toriten.exhn.jp/
開催趣旨
本展では、ゲノム解析による研究で明らかになった最新の系統分類をもとに、鳥類に特有な体の構造や生態を紹介しながら、鳥たちの多様な進化を解説します。また、「大阪湾岸、鳥たちの生活の場であり続けるために」と題した大阪展限定の展示も行います。渡り鳥の重要な中継地であり水鳥の貴重な繁殖地である大阪湾で、鳥たちが命を繋ぐこの地の現状と行方を解説します。大人から子どもまで、鳥のすべてを楽しく学ベる展覧会です。(標本写真は表記のないもの以外は全て「所蔵・国立科学博物館」)

デイノニクス/獣脚類

シマエナガ/スズメ目
特別展「鳥」みどころ1.
400点以上の標本が集結する、圧巻の特別展!国立科学博物館の「現生鳥類研究者」と「古生物研究者」が連携し、鳥類の大展覧会を作りあげました。
古今東西の身近な鳥から、珍しい鳥、絶滅してしまった鳥、かわいすぎる鳥、個性的な鳥…、多種多様な世界中の鳥たち400点以上の標本を集めた圧倒的なボリュームで展示を構成、鳥マニアはもちろんのこと、鳥にあまり詳しくない方たちにも、鳥の魅力が伝わること間違いなしの展覧会です。
400種以上の鳥を観察したことがあれば、バードウォッチャーのなかでもかなりの経験者といわれる中、一生分!?を超える標本点数が集結します。

オウギバト/ハト目

ヒクイドリ/ヒクイドリ目

チャミミチュウハシ/キツツキ目
特別展「鳥」みどころ2.
最新の研究成果にもとづき新たな視点で鳥類へアプローチ!「ハヤブサはタカよりもインコに近い仲間?」「北半球と南半球の鳥は系統が違うのに、なぜそっくりに進化した?」など、鳥類の進化に対して、ゲノム解析の視点からアプローチ。分類学上の「目(もく)」ごとに会場全体をレイアウトし、ゲノム解析をもとにした、系統や生態に関する最新の研究成果を通して、鳥類を紹介します。

オオハナインコ/インコ目

オオタカ/タカ目

ハヤブサ/ハヤブサ目
特別展「鳥」みどころ3.
見応えある企画が満載!5つの「特集」と23の「鳥のひみつ」、初公開の「生体復元モデル」で鳥類を深掘り!本展では、「絶滅」「翼」「猛禽」「ペンギン」「フウチョウ」の5テーマに集中して展示をおこなう「特集」コーナーや、「サギ類の多様な採食方法」「カッコウの托卵で宿主は滅びないのか?」など鳥の特徴的な生態に関するトピックを、23の「鳥のひみつ」コーナーにて解説。
興味深い鳥の世界をより深く解き明かしていきます(一部パネル展示のみ)。美しい羽根をもつ「フウチョウ」は、名古屋展で展示できなかった3種も復活し、合計12種もの標本が集まる貴重な機会となります。
また、史上最大級の飛ぶ鳥「ペラゴルニス・サンデルシ」の生体復元モデルを日本初公開で展示します。現生の飛ぶ鳥で最も大きな「ワタリアホウドリ」の2倍以上で、翼を広げた長さが7mに達した
「ペラゴルニス・サンデルシ」の生体復元モデルは見応え抜群です。

ペラゴルニス・サンデルシ生体復元モデル

フキナガシフウチョウ/スズメ目

カタカケフウチョウ/スズメ目

コウテイペンギン/ペンギン目
特別展「鳥」みどころ4.
国立科学博物館をはじめ、各科学館所蔵のコレクションから、すでに絶滅してしまった種や絶滅危惧種のはく製、普段は公開していない貴重な標本を展示すでに日本では絶滅してしまった「キタタキ」や「トキ」、絶滅危惧種の「フィリピンワシ」「ヤンバルクイナ」などの標本を展示し環境保全の重要性を考えます。
また、ゲノム解析による研究の結果、2021年に新しく日本固有種と認められた「キジ」「ホントウアカヒゲ」「オリイヤマガラ」「オガサワラカワラヒワ」「リュウキュウサンショウクイ」を揃って展示。まとめて観察できる貴重な機会をお見逃しなく。

キタタキ/キツツキ目 所蔵・姫路科学館

オガサワラカワラヒワ/スズメ目

キジ/キジ目
特別展「鳥」みどころ5.
大阪展限定!「大阪湾岸、鳥たちの生活の場であり続けるために」渡り鳥の重要な中継地であり、水鳥の貴重な繁殖地である大阪湾。鳥たちが命を繋ぐこの地の現状と行方を、大阪展限定で解説します。

夢洲コアジサシ繁殖地

ツバメチドリ(関空2期島調査時)

カモメ類大群(明石海峡大橋)
SNSで話題沸騰のイラストレーター・ぬまがさワタリさんとスペシャルコラボ!
動物の生態イラストで人気のぬまがさワタリさんが、「鳥のひみつ」コーナーと大阪展限定展示の解説パネルを描き下ろし!分かりやすいイラストで鳥の意外な生態を解説します。名古屋展ではスペースの関係で展示できなかったイラストも大阪展で復活!東京展を見逃した人にもおすすめです(一部パネル展示のみとなります)。

<コメント>ぬまがさワタリさん(イラストレーター・作家)
このたびは東京、名古屋に続き大阪でも地球で最もすばらしい動物である「鳥」の生き様を紹介させてもらうという、たいへん光栄な機会に感謝!カワセミさま(敬称)のイラストから出発したクリエーターとして「鶴の恩返し」ならぬ鳥への恩返しができるよう、想像の翼を全力ではためかせました。展示の隅々まで「鵜の目鷹の目」で堪能してください!

音声ガイドは、レイザーラモンRGさんと高柳明音さんの鳥好きコンビが担当!
本展の音声ガイドナビゲーターは芸能界きっての鳥好きが担当。バードウォッチングが趣味の芸人・レイザーラモンRGさんと、鳥好きで専門誌にも連載を持つ女優/タレント・高柳明音さんのコンビが出演します。鳥の魅力を熱弁する2人の掛け合いは、きっと誰もが鳥の魅力に引き込まれること間違いなし!<プロフィール>レイザーラモンRGさん(芸人)
1997年よりレイザーラモンHGとお笑いコンビ「レイザーラモン」として活動。いち早く世間を切り取ったモノマネと、どの分野でも「あるある」という共有項を見つけるネタが話題。プロレス、スニーカー、バイク、バードウォッチングと幅広い趣味に精通している。

<プロフィール>高柳明音さん(女優・タレント)
2009年にSKE48のメンバーとしてデビューをし、2021年4月にグループを卒業。現在は女優業を中心に、マルチに活躍中。大の鳥好きで、趣味のカメラで自ら鳥の撮影も。野鳥専門誌「BIRDER」での連載や、NHKBS「イロトリドリ!探鳥絶景旅」への出演も話題に。

特設ショップ 販売グッズラインアップ(一部)
※画像はイメージです。※商品ラインアップ、商品名、価格、デザイン、仕様などは変更になる場合がございます。
※価格は税込みです。
※在庫状況により、販売を終了する場合がございます。

プリントクッキー/756円 お土産にぴったり!本展オリジナルのクッキーです。

スリムノート(色とりどり)/660円 コマドリ(ロビン)、鳩、カナリア、鴇、フラミンゴ、孔雀がデザインされたノートです。
開催概要
- 名称:特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」- 会期:2026年3月14日(土)~6月14日(日)
※開幕日前日(3月13日)に内覧会(プレス向けおよび一般向け)を実施
- 休館日:月曜日・5月7日(木)ただし3月30日(月)・5月4日(月・祝)は開館
- 開館時間:午前9時30分~午後5時※入館は閉館の30分前まで
- 会場:大阪市立自然史博物館ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23
- 主催:大阪市立自然史博物館、日本経済新聞社、テレビ大阪
- 特別協力:国立科学博物館
- 後援:日本鳥学会、日本鳥類保護連盟、日本野鳥の会、山階鳥類研究所、
大阪府教育委員会、大阪市教育委員会、堺市教育委員会
- 協力:我孫子市 鳥の博物館、群馬県立自然史博物館、信州大学、帝京大学、姫路科学館、
兵庫県立 人と自然の博物館、弘前大学、ミマキエンジニアリング、日経サイエンス、
日経ナショナル ジオグラフィック
- 入場料:当日券 大人1,800円、高大生1,500円、小中生700円
前売券・団体券 大人1,600円、高大生1,300円、小中生500円(いずれも税込)
その他、企画チケットもあり
※未就学児は入場無料。
※高大生は要学生証。
※上記特別展入場料で、大阪市立自然史博物館常設展も入場可能(当日限り)
※障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名含む)は無料(要証明書)
※団体料金は20名以上
- 公式サイト:https://toriten.exhn.jp/
- お問い合わせ:大阪市総合コールセンター(なにわコール)06-4301-7285
受付時間/8:00~21:00(年中無休)
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