〇総合ランキング(回答は最大3つまで)

※昨年度の設問項目「電車の床に座る」は、今年度の設問項目からは除外しました。 ※「扉付近での滞留」は今年度より新設しました。 ※「乗降時のマナー(駆け込み乗車、乗車列への割り込み等)」は、昨年度は「乗降時のマナー(扉付近で妨げる等)」としていました。
一般社団法人日本民営鉄道協会(事務局:東京都千代田区、会長:杉山健博)は、2025年10月1日(水)から11月30日(日)までの2か月間、駅と電車内におけるマナーの向上を目的として、「駅と電車内のマナーに関するアンケート」をWEB上で実施し、5,202名の方から回答が寄せられました。
今年度のアンケートでは、「周囲に配慮せず咳やくしゃみをする」が1位となりました。同項目は昨年度も1位で、近年上位を維持している項目です。電車内での咳やくしゃみは、感染症など健康面への不安として、多くの方が不快や危機感を感じる要因となっています。
また、今年度新たに項目として設けた「扉付近での滞留」が4位にランクインしました。特に混雑時には扉付近での滞留が他の乗客の動線を妨げることでスムーズな乗降に支障をきたし、結果として駅の停車時間が増大し電車の遅延にもつながります。5位の「スマートフォン等の使い方(歩きスマホ・混雑時の操作等)」は昨年度9位から順位を上げており、混雑する車内での使用に周囲への配慮が求められていることや、駅ホームでの歩きスマホの危険性がうかがえます。
そのほかの順位ついては、「座席の座り方(詰めない・足を伸ばす等)」「騒々しい会話・はしゃぎまわり」がそれぞれ昨年度と同様に2位、3位にランクインしました。
〇インバウンドランキング(上位10項目、回答は最大3つまで)

※昨年度から設問項目に一定数の変更があったため、昨年度の情報は記載していません。
近年、鉄道を利用する訪日外国人旅行者が増える中で、その利用実態を把握する重要性が高まっています。こうした状況を踏まえ、今年度の調査でも訪日外国人旅行者の迷惑行為についても調査を行ったところ、回答総数5,202名の内、4,012名(77.1%)が「迷惑と感じたことがある」と回答しました。
アンケートでは、「騒々しい会話・はしゃぎまわり」の項目が1位となりました。回答割合は全体の69.1%を占め、多くの鉄道利用者が訪日外国人旅行者の迷惑行為として認識していることがうかがえます。
そのほかの順位については、「荷物の持ち方・置き方(鞄・傘等)」が2位に、「座席の座り方(詰めない・足を伸ばす等)」が3位にランクインし、旅先での鉄道利用に慣れない場面で生じやすい行動に関連する項目に多くの回答が寄せられました。
【調査概要】
○調査期間 2025年10月1日(水)~11月30日(日)
○内 容 駅と電車内のマナーに関する調査
○調査方法 WEBアンケートによる実施(複数選択式)
○回答総数 5,202名
アンケートの結果の詳細や過去のアンケート結果はこちらから確認できます
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