~巨大な鳥居がシンボルの日本三大稲荷「最上稲荷」や、 “午”に縁が深い「大浦神社」など~

 年末の締めくくりの参拝や新年の初詣など、神社仏閣を訪れる機会が多くなる年末年始。新たな一年の開運を願う参拝先として、岡山県には日本三大稲荷のひとつ「最上稲荷」、桃太郎伝説で知られる「吉備津神社」、2026年の干支「午」にゆかりの深い「大浦神社」など、由緒ある神社仏閣が存在します。
 今回は、岡山県内の開運スポット5選をご紹介します。

※写真提供:岡山県観光連盟

※写真提供:大浦神社

■【岡山市】“両縁参り”で良い縁との出会いを。日本三大稲荷のひとつ「最上稲荷」

※写真提供:最上稲荷

 日本三大稲荷のひとつである「最上稲荷(正式名称:最上稲荷山妙教寺)」。神仏習合形態が許された貴重な霊地です。
 お寺でありながら高さ27.5mの巨大な鳥居が配されており、参拝者は、その壮大な景観を体感することができます。家内安全、商売繁盛、開運などを祈願する参拝者が多く訪れる県内屈指のスポットです。
 また、全国的にも珍しい縁切り・縁結び両方の神様が祀られており、毎月7日(※1月を除く)には"両縁参り"が行われています。
※両縁参り:https://inari.ne.jp/enmusubi/
■新春開運大祈願祭
 除夜の鐘を合図に、1月1日0時より2026年最初の祈祷が始まり、最上稲荷の新春開運大祈願祭の幕が開きます。2026年のテーマは干支の「午」にかけて『ウマい詣(もうで)には福がある。』です。ご祈祷を受けて、健やかな1年をスタートしてみてはいかがでしょうか。
※詳細:https://inari.ne.jp/hatsumoude/



※写真提供:岡山県観光連盟

<基本情報>
所在地:岡山県岡山市北区高松稲荷712
電話番号:086-287-3700(最上稲荷)
参拝時間:祈祷受付開設時間 5:30~16:30、寒松庭拝観時間 9:30~15:00
     ※大晦日~1月15日までの期間は、祈祷受付開設時間等が日によって変動するため、
     公式サイトをご確認ください。
休業日 :なし
アクセス:車/岡山自動車道岡山総社ICから約10分、
     公共交通機関/JR岡山駅からタクシー約20分
駐車場 :周辺に民間の有料駐車場あり(普通車5,000台、大型車可)、
     境内に身体障がい者駐車場(4台)あり
公式サイト:https://inari.ne.jp/

■【浅口市】「午年」の2026年に訪れたい。国内唯一の競馬神事を実施する「大浦神社」



 「大浦神社」は、瀬戸内海に面した寄島町に鎮座する八幡神社です。997年、平安時代の陰陽師として知られる安倍晴明がこの霊地に応神天皇・仲哀天皇・神功皇后の三神を祀り、地方の氏神とした由緒を持ちます。
 かつて40頭以上の馬が奉納された歴史があることから現在では「馬」にゆかりのある神社として知られ、毎年10月第1土・日曜日の秋季大祭では、国内唯一の特殊神事「競馬神事(けいばしんじ)」が執り行われています。境内の馬場を馬が力強く駆け抜けることで豊作や地域の安全を祈願します。

1月1日からは初詣祈祷を実施。馬の画が入った御守りも授与されており、午年の2026年にゆかりのある参拝先となっています。

※写真提供:大浦神社



<基本情報>
所在地 :岡山県浅口市寄島町7756
電話番号:0865-54-2408(大浦神社)
参拝時間:8時~17時まで ※自由参拝はいつでも可
アクセス:車/山陽自動車道鴨方ICから約15分
     公共交通機関/JR鴨方駅・JR里庄駅からタクシー約10分または、
     JR新倉敷駅から寄島総合支所前バス約40分
     「寄島総合支所前(終点)」下車、徒歩約15分
駐車場 :普通車10台
公式サイト:https://www.oourajinja.com/

■【岡山市】360m続く美しい廻廊は圧巻!桃太郎伝説にまつわる神社「吉備津神社」



※写真提供:吉備津神社

 桃太郎(鬼退治)伝説の原型とされる吉備津彦命(きびつひこのみこと)と温羅(うら)にまつわる伝説が残されている「吉備津神社」。鬼退治の矢を置いたと伝わる矢置岩、鬼の首を埋めたとされる御竈殿(おかまでん)など、伝説の舞台を境内で見ることができます。
 1425年に再建された本殿と拝殿は、全国で唯一の吉備津造り(比翼入母屋造り・ひよくいりもやづくり)という建築様式を採用し、国宝に指定されています。また、本殿から続く360mの廻廊は歴史的建造物として知られており、必見です。
<基本情報>
所在地 :岡山県岡山市北区吉備津931
電話番号:086-287-4111(吉備津神社)
参拝時間:境内拝観自由(授与所 9:00~16:00/祈祷受付時間 9:00~14:30)
     開門 5:00、閉門 18:00
アクセス:車/山陽自動車道岡山ICから約20分または、岡山自動車道岡山総社ICから約15分
     公共交通機関/JR吉備津駅から徒歩約10分
駐車場 :指定のタイムズ24をご利用ください。
     年末年始は12月31日~1月5日まで普通自動車1回500円(大型車は変わらず)
公式サイト:https://www.kibitujinja.com/

■【総社市】備中国内の324社の神々を祀る「備中国総社宮」



※写真提供:備中国総社宮

 多くの神社の御祭神を合祀した神社を指す「総社」。「備中国総社宮」は平安時代末期、国司が備中国内すべての神社を巡拝する手間を省くため、国府の近くに備中国内324社の神社を勧請し、祀ったことに始まります。
拝殿には江戸時代の地元有力者が奉納した絵馬24点が良好な保存状態で残されており、その質と数は岡山県下有数の絵馬として評価されています。境内には、菅原道真公を御祭神とし学業成就などの御神徳がある「沼田神社・天満宮」や、蛭児大神を御祭神とし商売繁盛などの御神徳がある「笑主(えびす)神社」など、数多くの神社が祀られています。
<基本情報>
所在地 :岡山県総社市総社2-18-1
電話番号:0866-93-4302(備中国総社宮)
参拝時間:境内拝観自由(授与所・祈祷受付時間 8:00~16:00)
アクセス:車/岡山道岡山総社ICから約10分
     公共交通機関/JR吉備線東総社駅から約5分
駐車場 :国道180号線沿い駐車場(約20台)、南側駐車場(約15台)、
     松屋総社店の向かいの駐車場(約40台)
公式サイト:https://www.soja-soja.jp/

■【倉敷市】二千有余年の歴史をもつ厄除けの総本山「由加山 由加神社本宮」



※写真提供:由加山 由加神社本宮

 2,000年以上の歴史を誇る神仏混淆の霊山「由加山」。本宮は磐座(いわくら)信仰を起源としています。朝廷の祈願所として知られ、江戸時代には岡山藩主池田侯の加護を受けて繁栄しました。現在では、厄除けの総本山として知られています。
 本宮へ続く表参道には、19段、25段、33段、42段、61段と厄除けを祈願する石段が並び、参拝者を迎えます。正月三が日には毎年35万人以上の参拝者で賑わいます。
 江戸時代からこんぴらさん(香川県)と由加山を両方参拝する「両まいり」が行われており、参道沿いには往時の門前町の風情が残っています。
 由加山のシンボルである備前焼の大鳥居は国の登録有形文化財に指定されており、その両側には備前焼で造られた子連れ獅子が鎮座しています。境内にはアート作品やパワースポットも点在。ゆっくりと散策を楽しむのもおすすめです。
<基本情報>
所在地 :岡山県倉敷市児島由加2852
電話番号:086-477-3001(由加神社本宮)
参拝時間:自由(社務所受付:8時~17時)
アクセス:車/瀬戸中央自動車道児島ICから約20分
     公共交通機関/JR児島駅からタクシー約15分
駐車場 :普通車300台、大型車10台
公式サイト:https://yugasan.or.jp/
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