セブン-イレブン店舗なども参画し、専用アプリで「出歩きによるフレイル予防」を促進
ヘルステックおよび、ヘルスケアAI事業を展開し、地域の見守りコミュニティ構築を促進するジョージ・アンド・ショーン株式会社 (本社:東京都渋谷区、代表:井上 憲/以下「G&S」)は、東京都世田谷区 高齢福祉部(以下、世田谷区)の委託を受け、地域に居住している高齢者を対象に、3年目となる高齢者外出インセンティブ事業の「めざせ元気シニア せたがやデジタルポイントラリー」を2026年3月19日(木)まで実施中です。本事業は2025年9月1日(月)より周知・参加受付を開始、同年10月1日(水)よりポイント付与を開始しました。また、2025年度は、セブン-イレブン店舗※や地元商店街の協力、参加により、地域住民が気軽に立ち寄れる拠点が広がり、より日常に根差した仕組みへと進化しました。
G&Sは今後もお出かけ支援を起点とした外出促進施策を展開し、高齢者をはじめとする地域住民の健康維持と地域のにぎわいの創出を両立させ、地域全体の活性化につながる取組みを推進していきます。本事業は高齢者の健康課題とされる「フレイル予防」に向け、高齢者のデジタル活用と外出促進を両立させる、官民連携による先進的な取組みです。G&Sは街にでかけたくなる仕掛けづくりとして、参加者向けのデジタルポイントラリーアプリケーションを開発、さらに、各地区で定期的に操作説明会も定期的を開催し、インセンティブ設計と丁寧な支援体制を整えています。
※東京都世田谷区内の一部店舗が対象です。詳細は対象店舗一覧をご確認ください。

令和7年度「めざせ元気シニア せたがやデジタルポイントラリー」概要
実施期間:2026年3月19日(木)迄
対象エリア:世田谷区
参加施設・店舗:307スポット
主催:東京都世田谷区 高齢福祉部 (事業統括、実施フィールド提供、参加者への周知)
主幹企業:ジョージ・アンド・ショーン株式会社(ポイント管理システムの構築、参加者向けアプリ開発)
■施策項目
・高齢者の外出の促進と “ポイントラリー”
街歩きが楽しくなるデジタルポイントラリー専用のアプリケーションを利用して、地域商店街や施設を訪問し、チェックインすることでポイントが獲得できる仕組みを提供。

令和6年度「めざせ元気シニア せたがやデジタルポイントラリー」成果報告
2,400名を超える高齢者がアクティブにスマホ参加、参加満足度は99%
本事業は、高齢者の閉じこもりの解消および介護予防の機会を創出することを目的に、これまで様々な地域で出歩き促進プロジェクトを実施してきたG&Sの知見を活かした出歩きを促進するアプリケーションとなるポイントラリーを取り入れ、高齢者のデジタル活用と外出促進を両立させた、行動変容型の先進的な取組みです。G&Sは街にでかけたくなる仕掛けづくりとして、参加者向けのデジタルポイントラリーアプリケーションを開発、さらに、各地区で定期的に操作説明会も定期的を開催し、インセンティブ設計と丁寧な支援体制を整えています。令和6年度は対象地域を区内全域に広げ、参加者、参加スポット共に最大規模の実施となった一方、各地区で定期的に登録説明会・個別相談会も実施し、デジタルに接する機会の少ない高齢者の方も安心して参加できる環境を提供しました。その結果、デジタルに触れる機会の少ない高齢者が自らスマートフォンを操作し、実際に地域をアクティブに継続的に出歩くという大きな成果を実現、各自治体にとっても再現可能な有効モデルであることが示されました。
ご参考:参加者募集開始時のリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000062.000026328.html
■成果
1. 参加者の広範な獲得
アプリ登録者数は累計で2,477件に達し、多くの高齢者の方がスマートフォンを通じた新しい地域活動に参加しました。アプリケーションを介すことで、これまでデジタルツールとの接点が少なかった高齢者の方にデジタルとの自然な接点を提供しました。
2. 継続利用による高いポイント達成率とリテラシー定着化
毎日のお出かけが楽しい目的に変わる仕組みが参加意欲を高め、継続参加につながる結果となりました。本取組では、ポイントが1日10ポイント、1か月100ポイントを上限に設定されており、期間中の累計は80万ポイントを超えました。獲得数は月ごとに増加傾向を示しており、継続利用の定着と地域におけるデジタルリテラシー向上という成果が確認されました。
3. お出かけ機会の創出と健康推進
参加者の外出頻度は7割以上で増加し、週5回以上外出する割合も向上しました。また、健康状態の改善を実感した方が全体の6割を超えるなど、高齢者の行動変容と健康増進の双方に寄与する有効な施策であることが明らかになりました。
4. 地域回遊と店舗来訪を促進
区内282か所のチェックインスポットには、区の施設に加え、飲食店や商店など地域店舗も含まれており、回遊性の高い設計となりました。特に人気の高かった上位10スポットには、多くのチェックインが集中し、実際の来店促進にもつながっています。
■令和6年度参加者アンケート
実施終了後の参加者に対するアンケートでは、全体の約99%が「満足」という非常に高い満足度となりました。また、参加したことによる、変化項目は「知らなかった地域や場所を知ることができた」「よく歩くようになった」と出歩きへのポジティブな回答が上位を占め、本事業は歩行促進や外出機会の増加に加え、参加者が行動範囲を広げ、新たな活動機会を見出す契機となったことも大きな成果といえます。「せたがやPayを利用するきっかけになった」 と地域特有のアクションへの参加も促進できたことが明らかになりました。


めざせ元気シニア せたがやデジタルポイントラリー
生涯にわたり心身ともに健康で暮らすことを目的とし、コロナ禍を通じて外出を控えがちになり、孤立になる危険性がある高齢者が積極的に外出し歩くことを通じて人との交流、地域活動への参加等に繋がるよう、外出することがインセンティブとなるポイントラリー事業を実施。外に出て誰かと出会い誰かを助け誰かと何かを始めることで、高齢者の健康寿命の延伸や持続可能な介護保険制度に資することを目指しています。
ウェブページ:https://setagaya-rally2025.com/
世田谷区 高齢福祉部 介護予防・地域支援課 横尾 拓哉課長 コメント
せたがやデジタルポイントラリーは、コロナ禍を通じて外出を控えがちになった高齢者に、積極的に外出し、歩くことを通じて人との交流・地域活動への参加に繋がるよう、外出することがインセンティブとなる事業です。令和5年度より区内3地区で試行実施し、令和6年度より区内全地区で実施しております。令和7年度は、歩数計測もできるようアプリを改修や期間限定の臨時スポットを設定するなど、参加者の方が継続して楽しんで参加していただけるよう工夫いたしました。本事業を通じ、外出を動機づけることで、介護予防の機会拡充及びデジタルデバイドの解消等を図ってまいります。
ジョージ・アンド・ショーン株式会社
「少しだけ優しい世界を創ろう。」をビジョンに掲げ、なくしもの防止&見守りタグ兼アプリの「biblle(ビブル)」の開発・販売や、biblleのコアとなるテクノロジーである、ビーコンテクノロジーや、AIを活用し、認知症/MCI 早期検知サービスの開発など様々な社会課題解決のための開発を行う。社員の多くが兼業での活動をしており、新しいスタイルの起業を体現し、メディアへの露出も多い。海外への出展や、ピッチコンテストにも積極的に参加し、数々の賞を受賞。この世界に暮らす人々が、少しだけ優しくなれるために、ジョージ・アンド・ショーンは事業を展開していきます。
主な事業展開
・biblle(ビブル) ビーコン位置情報見守りタグ/アプリ
・Cognivida(コグニヴィーダ) 生活習慣データを利用した脳の認知機能推定AIサービス
・brainco(ブレーンコ) オンラインで認知症・フレイル予防に取り組めるシニア向けプラットフォーム
・Hokkaido Love! 北海道観光振興機構の提供する旅してたまるポイントアプリ
・tabihito.com 地域住人発信での旅体験を提供するツーリズムサービス
代表:井上憲
本社所在地:〒151-0001 東京都渋谷区神宮前6-23-4 桑野ビル2階
電話番号(代表):03-3405-7230
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