大人になった自分が子供の頃を振り返って

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ユアン「僕は本当に運が良くて自分が小さな時に思っていた夢を叶えることができています。

小さな時から役者になりたいと思っていました。

舞台で役者さんを見たり映画で違う世界に入り観客として誘われたりするたびに、自分もまた大きなスクリーンの中で演じたいとそういう夢を描いていました。

そしてそれをこんなようにかなえることができました。

子供の頃は他の夢も持っていたのですが、1番大きかった夢が俳優になることだったんです。

「僕は幼稚園の時に『白雪姫』をやったときに森の小鹿役だったんですね。

まさか自分が役者になるとは思っていなかったんですが、ままごととかそういうごっこ遊びが好きだったので、今回のクリストファー・ロビンもそうですけど、自分の世界に入るのがすごい好きだったので、今やっている仕事がそう遠くないことやってるなという感じがするので不思議なもんだなぁと思っています。」

プーの言葉は“マスター”みたい!?

--好きな“プーの名言”は?

ユアン「本当に劇中の中で響く、自分にとって意味深いことをたくさんプーさんが口にするのですけども、中でも少年のクリストファーとの会話の中で『これからどうしよう、どうするの』と言った時に、クリストファーが『何もしない時間が1番好きだ』と答えるんですね。

それがとても好きです。

例えば1日何も計画がない、自分の子供たちと過ごしたり、犬と過ごしたり、あるいは一人きりで過ごしたり、それはとても稀な事はあるんですが、そんな何もしない1日というのは大好きですし、結果的には実は何もしない1日が1番忙しくなってしまったりするんですよね。

そしてもう一つ、プーさんがどこかに行く時は今いるところから歩き出せばそれが自分の行く場所だというようなことを言うのですが、それも大好きな言葉です。」

「『今日が1番好き』というのはいい言葉だなと思いました。

何かお寺の和尚さんが言うありがたい言葉みたいな感じがするし……お茶の先生が言う言葉のような……不思議な力の持ち主が使うすごく深い言葉だなような気もするし……そういう“マスター”が使う、そんな感じがしますね。」

ユアン「赤いマントを着ているかもね(笑)」

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