株式会社NEXER・直下型地震(縦揺れ)への関心と対策に関する調査




■その知識で大丈夫?直下型地震、認知と理解の差が明らかに
「直下型地震」という言葉は、ニュースや防災特集などで頻繁に耳にするようになりました。
しかし、その特徴や被害の出方、海溝型地震との違いまで正しく理解できている方はどれくらいいるのでしょうか。

ということで今回はパナソニック アーキスケルトンデザイン株式会社と共同で、持ち家の一戸建てに住んでいる全国の男女350名を対象に「直下型地震(縦揺れ)への関心と対策」についてのアンケートをおこない、その結果をサイト内にて公開したので紹介します。


※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERとパナソニック アーキスケルトンデザイン株式会社による調査」である旨の記載
・パナソニック アーキスケルトンデザイン株式会社(https://panasonic.co.jp/phs/pasd/)へのリンク設置
・該当記事(https://panasonic.co.jp/phs/pasd/knowledge/archives/page-rp3.html)へのリンク設置


「直下型地震(縦揺れ)への関心と対策に関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年12月10日 ~ 12月14日

調査対象者:事前調査で「持ち家の一戸建てに住んでいる」と回答した全国の男女
有効回答:350サンプル
質問内容:
質問1:「直下型地震」という言葉を聞いたことがありますか?

質問2:直下型地震にどのようなイメージがありますか?(複数選択可)
質問3:直下型地震は「下から突き上げるような縦揺れ」が特徴で、緊急地震速報が間に合わないケースがあることを知っていましたか?
質問4:直下型地震(縦揺れ)に対して、住宅購入の際に気にしたことはありますか?
質問5:その理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■直下型地震、約6割が「内容を詳しく知らない」
まずは、「直下型地震」という言葉を聞いたことがあるか聞いてみました。





直下型地震は「聞いたことがある」人が9割を超える一方で、内容まで理解している人は41.4%にとどまりました。
言葉の認知と具体的な理解の間に差があり、正しい知識の浸透が今後の課題といえます。

続いて、直下型地震にどのようなイメージがあるか聞いてみました。





直下型地震については、「下から突き上げるような揺れ」というイメージが最も多く、突発的で強烈な揺れを想像する人が多い結果となりました。
また、建物倒壊や非常に危険な地震という印象も多く挙がっており、被害の大きさへの不安が強く表れています。
身を守る時間が少ないという認識も広がっており、日頃からの備えの重要性が意識されていることが分かります。

さらに、直下型地震は「下から突き上げるような縦揺れ」が特徴で、緊急地震速報が間に合わないケースがあることを知っていたか聞いてみました。





直下型地震の特徴について「知っていた」と回答した人は6割を超え、一定の理解は進んでいるものの、約4割は知らなかったという結果でした。
速報が間に合わない可能性への認知には、まだ差があることがうかがえます。

■住宅購入時に直下型地震を「気にしていた」のは約3割
続いて直下型地震(縦揺れ)に対して、住宅購入の際に気にしたことはあるか聞いてみました。





住宅購入時に直下型地震を「気にしていた」人は約3割にとどまり、多くは十分に意識していない結果でした。
地震リスクへの関心にはばらつきがあることが分かります。

それぞれ理由を聞いてみたので、一部を紹介します。

「とても気にしていた」回答理由
・地盤調査の用紙をすごく確認したから。(30代・女性)
・阪神大震災を経験したから。(40代・男性)
・関東地方在住なので、直下型地震の恐れがいわれているから。(50代・男性)


「やや気にしていた」回答理由
・南海トラフ地震がいつ来てもおかしくないから。(30代・男性)
・せっかくの家が壊れたら悲しいので。(40代・女性)
・地盤などにより倒壊しやすい場合があると聞いているので。(40代・男性)
・家が損壊するようなことがないように対策をした方が良いと思った。(50代・女性)


「あまり気にしていない」回答理由
・直下型地震についてよく分からないから。(30代・男性)
・そんなことを気にしてたらどこにも住めないのでどこかで区切りはつけないといけない。(30代・女性)
・地震を含む災害全般を考慮したから。(40代・男性)
・直下型地震は都心部だけの事だと思ってたから。(40代・女性)
・地震が起きたら半分あきらめているから。(50代・男性)
・地震がいざ起こってもどうにもならないから。(50代・男性)


「まったく気にしていない」回答理由
・よく知らなかったから。(30代・女性)
・耐震基準にどの建物も満たしているため。(40代・男性)
・今なら考えるが、30年前に家を建てた時は、予算のことしか頭になくて、しっかり耐震に備えれなかったから。(50代・女性)


■まとめ
今回は、直下型地震(縦揺れ)への関心と対策に関する調査を行い、その結果について紹介しました。
「直下型地震」の認知度は9割を超えていましたが、「内容までよく知っている」と回答したのは4割どまりでした。

直下型地震は強い縦揺れが突然起こり、身を守る猶予が少ない点が大きな特徴です。
今回の調査でも、その危険性はイメージされている一方、住宅購入時に十分意識されていない実態が見えてきました。

だからこそ、住まい選びでは立地や間取りだけでなく、構造面まで含めた検討が重要になります。
耐震・制震・免震といった設計に詳しく、地盤や構造の説明を丁寧に行ってくれる住宅メーカーに相談することで、不安を具体的な対策に変えることができます。
将来の安心のためにも、専門知識を持つパートナー選びが住まいづくりの鍵と言えるでしょう。



<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERとパナソニック アーキスケルトンデザイン株式会社による調査」である旨の記載
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【パナソニック アーキスケルトンデザイン株式会社について】

本社所在地:〒571-8686 大阪府門真市大字門真1048番地(パナソニック 西門真地区構内)
代表取締役社:松川 武志
事業内容:木造住宅工法であるテクノストラクチャーの躯体部材の設計・販売及びそれに関する付帯事業、躯体(スケルトン)を中心とした工務店支援事業
URL:https://panasonic.co.jp/phs/pasd/


【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作
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