OTENBA株式会社(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役:間賀田園子)は、未知株式会社(本社所在地:大阪府大阪市、代表取締役:下方 彩純)と、子育て中の美容に関する意識調査を実施しました。
子育て世代、特に未就学児から小学生の子どもを持つ親は、家事・育児・仕事の両立に追われ、自分自身のケアを後回しにしがちです。本調査では、子育て中の方々が抱える美容に関する悩みや実態を明らかにし、限られた時間の中でも自分らしさを保つためのヒントを探ることを目的としました。
約8割が平日の家事・育児を「ほぼ自分」「自分が多め」と回答

平日1日の家事・育児の負担感について尋ねたところ、「ほぼ自分が担っている」が54%で最多、「自分が多め」が24.5%と、合計78.5%が主たる担い手となっている実態が明らかになりました。
「半々くらい」はわずか10%、「相手が多め」が8.5%、「ほぼ相手が担っている」は3%にとどまり、依然として家事・育児の負担が一方に偏っている家庭が多いことが分かります。
平日の美容時間は「10~19分」が最多、理想は「30分以上」が半数近く

平日に「自分の美容」に使える時間について、最も多かった回答は「10~19分」で35.5%でした。「5~9分」が23.5%、「1~4分」が14%と続き、10分未満の方は合計37.5%に上ります。

一方、休日は「10~19分」が27%で最多ではあるものの、「30分以上」が21.5%、「20~29分」が19%と、平日より長めの時間を確保できている傾向が見られました。

しかし、「本当はこれくらい使いたい」と思う理想の美容時間を尋ねると、「30~44分」が27.5%で最多、「45分以上」も18.5%と、合計46%が30分以上の時間を望んでいることが判明。現実と理想のギャップが浮き彫りになりました。
後回しになりがちな美容TOP3は「ネイル」「ヘアセット(ブロー・スタイリング)」「美容室」

最近「後回しにしがち」な美容について複数回答で尋ねたところ、第1位は「ネイル(爪の手入れ・ネイル等)」で104件(52%)、第2位は「ヘアセット(ブロー・スタイリング等)」で88件(44%)、第3位は「美容室(カット・カラー等)」で87件(43.5%)という結果になりました。以下、「まつ毛・眉(サロン含む)」が72件(36%)、「ヘアケア(トリートメント・ヘアオイル等)」が61件(30.5%)と続きます。

さらに「最も後回しになっているもの」を1つ選んでもらったところ、「ネイル」が49人(24.5%)で最多、「美容室」が36人(18%)、「ヘアセット(ブロー・スタイリング等)」が23人(11.5%)、「スキンケア」が21人(10.5%)となり、特に手先や髪の美容が犠牲になりやすい実態が明らかになりました。
美容を後回しにする理由、第1位は「時間がない」

美容が後回しになる理由を複数回答で尋ねたところ、「時間がない」が126件(63%)で圧倒的多数を占め、次いで「子ども優先になる」が87件(43.5%)、「お金がかかる」が82件(41%)、「仕事で疲れて気力が残らない」が56件(28%)と続きました。

最も大きい理由を1つ選んでもらった設問では、「時間がない」が57人(28.5%)で最多、「子ども優先になる」が47人(23.5%)、「お金がかかる」が30人(15%)という結果が出ており、時間的・精神的な余裕のなさが美容を遠ざける主要因となっていることが分かります。
月の美容費用は「3,000円未満」が6割以上

1か月あたり「自分の美容」にかける費用について尋ねたところ、「1,000~2,999円」が37%で最も多く、「~999円」が24%、「3,000~4,999円」が22.5%、「5,000~9,999円」が11%という結果になりました。月3,000円未満の方が合計61%を占め、美容にかける費用を抑えている実態が浮き彫りになりました。
時短美容アイテムへの関心度は約8割、「オールインワン化粧品」が圧倒的支持

「時短で済む美容アイテム/時短できる工夫」があれば取り入れたいかを尋ねたところ、「とても思う」が43.5%、「思う」が42.5%と、約8割が前向きな回答をしました。「どちらともいえない」が9.5%、「あまり思わない」が4%、「まったく思わない」はわずか0.5%にとどまり、時短美容への強いニーズが明らかになりました。

具体的に時短になりそうだと感じるアイテムとしては、「オールインワン(化粧水~乳液が一体)」が143件(71.5%)で圧倒的な支持を集め、次いで「ヘアオイル/まとめ髪アイテム」が(45件)22.5%、「眉・アイメイクの時短アイテム(ティント等)」が37件(18.5%)、「シートマスク」が34件(17%)と続きました。
まとめ
今回の調査から、子育て中の方々の多くが家事・育児の負担を一身に担い、自分自身の美容に十分な時間やお金をかけられていない実態が明らかになりました。平日の美容時間は10分前後が中心で、理想とする30分以上とは大きな開きがあります。
「時間がない」「子ども優先」という理由から、ネイルや美容室、ヘアセットといった美容が後回しになりがちですが、一方で約8割が時短美容アイテムの導入に前向きです。特にオールインワン化粧品への支持率は71.5%と高く、限られた時間の中でも効率的にケアできる商品への期待が伺えます。
本調査結果は、子育て世代向けの美容商品開発やサービス提供において、「時短」「手軽さ」「コストパフォーマンス」が重要なキーワードとなることを示唆しています。忙しい日々の中でも、自分らしさを保ち続けたいと願う子育て世代のニーズに応える商品・サービスの充実が求められています。
【調査概要】
調査期間:2025年12月16日(火)~12月20日(土)
調査方法:インターネット調査
調査人数:200人
【運営者概要】
運営元:間賀田園子
本社所在地:東京都渋谷区桜丘町1-4 渋谷サクラステージSHIBUYAタワー7F
代表取締役:間賀田園子
会社HP:https://otenba.co.jp/
サービスページ:https://otenba.co.jp/services/
運営元:未知株式会社
本社所在地:大阪府大阪市北区中津1-18-18 若杉ビル6階
代表取締役:下方 彩純
会社HP:https://www.mchs.co.jp/
サービスページ:https://www.mchs.co.jp/se
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