府内の公立小・中・高校生約100名が参加、企業37社とともに未来社会を考える

画像の説明:左から製造工程で生じるゴムの端材を活用したゴムのミサンガづくりをしている様子と完成イメージ
家電製品のゴム部品製造において高い国内シェアを誇り、大阪・関西万博の夢洲地盤改良にも携わった錦城護謨株式会社(大阪府八尾市、代表取締役:太田泰造、以下「錦城護謨」)は、万博で培われた「経験・交流・学び」を次世代へつなぐ取り組みとして、12月20日に開催された大阪府主催のイベント「みらいEXPO~みらいにつなげるわたしたちの想い~」に出展しました。
本イベントは、大阪府内の公立小学校・中学校・高等学校に通う児童・生徒が、大阪・関西万博で得た経験を基に、学校の枠を超えて交流し、地球規模の課題や理想の未来について考えることを目的として開催されたものです。
当日は、府内の公立小・中・高校生約100名が参加し、本取り組みに共感した企業37社が「ミニ大阪・関西万博体験ブース」に出展するなど、万博の雰囲気や価値を体感できる場が創出されました。また、特別講師として大阪・関西万博テーマ事業プロデューサーであり、音楽家・数学研究者・STEAM(*)教育家の中島さち子氏も登壇し、参加者と対話や学びの時間を共有しました。
参考URL(大阪府公式発表)
https://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/fumin/o180040/prs_51134.html
(*)科学(science)、技術(technology)、工学・ものづくり(engineering)、アート(art)、数学(mathematics)の 頭文字を組み合わせた、心躍動する、創造的・実践的・横断的な学びを表す造語。

画像の説明:会場の様子
万博会期中に実施した、ゴムの端材を活用した子ども向けワークショップの取り組み

画像の説明:「いのちの遊び場 クラゲ館」で行われたワークショップの様子
年間3,000種類以上のゴム部品を製造する錦城護謨は、製造工程で生じるゴムの端材を活用した「ゴムのミサンガ」づくりを実施しました。本ワークショップは、大阪・関西万博の会期中、シグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」においても行われ、こどもたちは色や形の異なる端材を自由に選び、五感を使ってものづくりを楽しみながら、創造の喜びや資源循環の大切さに触れる機会となりました。
また、同社はものづくり実行委員会の一員として、万博期間中にシグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」で、延べ100社・32,500人が参加したワークショップの運営にも携わり、次世代にものづくりの楽しさと可能性を伝える活動を続けています(ものづくり実行委員会調べ)。
この取り組みは、大阪・関西万博で得られた経験や交流を次世代へつなぐ一例であり、子どもたちの創造性を育むとともに、大阪のものづくりの未来にもつながる活動として、今後も展開されます。

画像の説明:「いのちの遊び場 クラゲ館」で行われたワークショップより完成したゴムのミサンガをつけている様子
世の中に欠かせない「パーツ」を生み出す仕事

画像の説明:製造の様子
錦城護謨は、1936年にゴム材料の商社として創業。戦後の需要拡大に伴い製造業へと転換し、家電や自動車、医療機器など多岐にわたる分野でゴム部品を供給する企業へと成長しました。現在では、約3,000種類のゴム製品を取り扱い、炊飯器や自転車用パーツ、競泳用品など、生活に密接に関わる製品に同社の技術が活かされています。
同社の強みは、各製品のゴム材料の配合、金型設計から製造、出荷までのプロセスを一気通貫する総合的な開発力にあります。加えて、年間数千種類におよぶ製品ごとに異なる納期に対応する生産管理部門が存在するのも顧客要求に応える上で大きな強みとなっています。
会社概要

画像の説明:本社工場外観
創業89年を迎えた現在、国内で高いシェアを誇る家電製品のゴム部品製造に加え、土木事業では2025年の大阪・関西万博の会場地 夢洲の地盤改良工事にも携わった実績を誇ります。
創業以来培った「技術力」を基に、自動車、スポーツ用品、食品関係、医療機器など多様な分野で活躍し、大手メーカーのパートナーとして人々の暮らしを支えています。近年では、屋内専用のゴム製視覚障害者用歩行誘導マット「歩導くんガイドウェイ」を主力製品とする福祉関連事業や、割れないゴムのグラスで話題の自社ブランド「KINJO JAPAN」での新製品開発を通じて、世界展開にも挑戦しています。

企業名 :錦城護謨株式会社(読み:きんじょうごむ)
代表者 :代表取締役社長 太田泰造
創業 :1936年5月
事業内容:工業用ゴム部品の生産・販売、軟弱地盤改良工事(設計・施工・管理)、視覚障害者歩行誘導マットの製造販売・施工、自社ブランド「KINJO JAPAN」での新製品開発事業など
Webサイト:https://www.kinjogomu.jp
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
関連記事







