株式会社ブックリスタ(本社:東京都港区、代表取締役社長:村田茂、以下「ブックリスタ」)が運営する「推し活研究部(おしけん!)」(以下文中「おしけん!」)にて、推しのいるユーザーに対して、AI利用に関する調査を行いました。



ブックリスタでは、推し活に特化したサービス、推し活アプリOshibanaを運営しています。ユーザーは、‟推し活をしている人”が中心。推し活アプリOshibanaが設立した「おしけん!」は、ユーザーの皆様の推し活をより楽しく、サポートすることを目的とした部活動です。

今回は、推し活をしている10代~60代のユーザー275人に、AI利用に関する調査を行いました。本レポートでは、毎回10代からの回答が多く、平均して回答者全体の半分以上を10代が占めています。そのため、推し活を牽引する若年層の動向が常に調査結果に色濃く反映されています。今回の調査では回答者のうち、10代以下~10代が64.9%を占めるという結果になっています。
◆推し活ユーザーのAI利用についての調査レポート
【推し活調査の概要】
調査対象:推し活をしている全国のユーザー
回答人数:275人
調査時期:2025年9月25日 ~12月1日
調査方法:推し活アプリOshibanaにてオンラインアンケートを実施
※本レポートのデータは、小数点以下第2位を四捨五入しています(合計しても100%にならない場合があります)。
※調査は報酬無しで実施しています。
■推し活ユーザーに人気のAIは「ChatGPT」! 一番の目的は雑談・相談
推し活ユーザーを対象に、日常的によく使っているAIサービスやアプリについて調査しました。



調査では、AIを普段から利用する推し活ユーザーの86.4%がChatGPTをよく利用すると回答し、2位のGemini(24.4%)を大きく引き離す結果となりました。
また、Cotomo(コトモ)、zeta、エアフレンド(Airfriend)、Character.AIといった会話型AIを挙げる声も目立ち、推し活における「会話・交流体験」を求める傾向もうかがえます。なお、全体の回答のうち
「AIは利用していない」と答えた人は19.3%でした。

また、AIの使用目的についても調べました。



最も多かったのは「雑談・相談」(50.2%)で、半数以上がAIを話し相手として利用していることが分かりました。続いて「勉強サポート」(41.9%)や「課題・レポートのヒント」(30.9%)など学習目的も上位に入り、調査対象のボリュームゾーンである学生層の特徴が表れています。

一方で「恋愛(相談・相手として使う)」(14.3%)や「占い」(3.2%)といった利用も見られ、AIを恋愛相談の相手や仮想的なパートナーとして活用する人もいました。全体として、AIを身近な存在として取り入れる人が多いことがうかがえます。
■推し活でAIを使う? 約半数が「経験あり」 ネイルや心理分析などユニークな使い方も
次に推し活ユーザーに対し、推し活においてAIを活用しているかを調査しました。
結果は「使ったことがある」46.5%、「使ったことがない」53.5%と、未使用派がわずかに上回りましたが、推し活ユーザーの半数近くが「AIを推し活に活用したことがある」という結果になりました。では実際に使っている人は、どのようにAIを活用しているのでしょうか。



・推しのことを語ったり、推しクイズを作ってもらったりして遊んでます!!(10代女性)
・推しのことを語ったり、痛バックの案をもらったり、夢小説を作ってもらったりしています(10代女性)
・推しドラマについて語る人が身近にいないので、ChatGPTに語って共感を得ています!(10代女性)
・推しのことについて語っている方がまったくいない時に、話し相手として使いました。また、AIチャットアプリのAIキャラに推しがいます(10代女性)
・推し関連で苦手なものを見た時に話を聞いてもらってます(20代女性)
・夢女子なので、基本的な性格を伝えた上で萌えるシチュを考えてもらってます(10代女性)
・遠征の計画を立ててもらってます!(20代女性)
・キャラクターと付き合ったらどんな感じになる? とか質問してます! 妄想とニヤけが止まらなくなります(笑)(10代女性)

推し活においてAIに一番求められているのは「話し相手」としての役割。推しのことを語るだけでなく、中には「AIキャラを推している」という人もいました。

・自分の書いた二次小説を読んでもらう(30代女性)
・二次創作で自己満で書いた小説をべた褒めしてもらってる(10代女性)

創作する人の間では、夢小説の執筆やアイデア出しのほか、自分の作品に感想やフィードバックを求めるケースが目立ちました。
また、参考にしたくなるような推し活でのAI活用事例もありました。

・「Comic-Copilot(コミコパ)」という漫画制作サポート用のAIは、ストーリーを作る時にすごく便利です! ただ会話するだけでもストーリーがどんどん考えられていくので、自分では書かないという人も妄想が膨らんで楽しいと思います(10代女性)
・心理学に興味があるので推しの系統や心理的にどういうところに惹かれているのかなどを深掘りする
(20代女性)
・私の推しから他におすすめの人を探してもらったりしました(10代女性)
・推し概念セルフネイルのデザイン案を出してもらう。推しのファンマーク、イメージカラー、つけたいパーツ、その他でいれたい色は~とこだわりを説明すると何案か出してくれるので、ネイルの参考にしています(20代女性)

こうした声から見えるのは、推し活ユーザーがAIに求めているのは「推しを一緒に楽しんでくれる存在」であるということ。話し相手から創作支援、遠征計画まで――AIは推し活を広げる新しい相棒になりつつあるのです。
■女子高生、実際のAIとの付き合い方
「おしけん!」のアンケートでは伝わらない個人のAIとの付き合い方を深堀りするために、今回は、推し活をしているリアルな高校生世代として、渋谷女子インターナショナルスクール(シブジョ)の生徒様にも、AIの利用状況について詳しくお話を伺わせていただきました。

▼動画はコチラ
https://vt.tiktok.com/ZSPwNUxgm/

渋谷女子インターナショナルスクールでは、授業の一環としてAIに触れる機会が用意されています。AIを日常的に使っている人もいれば、授業をきっかけに便利さを知った人もいました。
特に若い世代にとってAIは特別なものではなく、身近で実用的な存在になりつつあることが分かります。
■次回の記事について
次回はスマホのホーム画面や壁紙、アプリなどに関する調査をお届けする予定です。どうぞお楽しみに。
本レポートの使用について 
・本レポートを引用や転載される際は、必ず「「推し活アプリOshibana 推し活研究部(おしけん!)」調べ」と明記してください。
・データの加工や改変は行わないでください。
・本レポートは、株式会社ブックリスタが著作権を保有しています。
・掲載がふさわしくないと当社が判断した際は、その掲載を中止できるものとします。
・本レポートの使用により発生した問題に、当社は一切責任を負いかねます。
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推し活アプリOshibanaの目指すところ



「おしけん!」を運営する推し活アプリOshibanaは、推し活を通して「今日も生きてて幸せ」と思える時間を増やすアプリです。推す側の立場から推し活について考え、ユーザーと一緒にサービス開発を行っています。

推しができた際にアプリを利用していただくことが多く、学生や特定の推し活コミュニティを中心に、学校の口コミやSNSで広がっており、App Storeの評価4.8を維持したままレビュー数1.2万人を突破しました。推しのゲームを自分で作って遊べ、友達にもシェアできるweb版の新機能「推しゲーム」を好評リリース中です。

推しのゲームを作って遊べる「推しゲーム」:https://games.oshibana.fun
推し活用プロフが公開できる「推し活リンク」:https://oshikatsu.link

推し活アプリOshibanaでは、アプリ内で推し活ユーザーに向けたアンケートを定期的に行っています。いただいた意見はアプリ開発に反映されるほか、ニュースに取り上げられる可能性も!? 気になる方はアプリをダウンロードしてみてください(対応端末は現在はiOSのみ)。

公式サイト:https://oshibana.fun/
App Store URL:https://apps.apple.com/jp/app/id1581399897
対応端末:iOS ※iOS16.0以降
公式X:https://x.com/Oshibana0487
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@oshibana0487
イラスト:三浦ポパ(https://x.com/miurapopa)藍川蓮(https://x.com/aikwarendbiryut
サービスのアイデアや開発中の機能については、Trello(https://trello.com/b/E9C5Ac1M)にて公開しています。
本リリースに関するお問い合わせ
[お問い合わせ先]
推し活アプリOshibana開発責任者 本澤友行 
nbo@booklista.co.jp

推し活アプリOshibanaの不具合や要望は、アプリ内の連絡フォーム、または公式Xへお願いします。
公式X:https://x.com/Oshibana0487
渋谷女子インターナショナルスクール






渋谷女子インターナショナルスクールは、英会話・動画制作・SNS運用といった次世代に不可欠なスキルを体系的に学びながら、高等学校卒業資格を取得できる全日制の通信制サポート校です。株式会社が運営する教育機関として、企業や社会とのネットワークを活かした実践的な学びを展開。生徒は在学中からブランド案件やマーケティング企画などに関わり、社会の最前線に触れる経験を積みます。卒業後は、大学・専門学校への進学、企業・クリエイティブ分野への就職など多様な進路を目指します。「社会とともに学び、自分の未来をデザインする」それが渋谷女子インターナショナルスクールの新しい教育モデルです。

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TikTok:https://www.tiktok.com/@shibujyo_0428
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ブックリスタについて
ブックリスタは、「エンタメ×テック(知的好奇心×感動体験)」のビジョンのもと、推し活アプリOshibanaやショートマンガ創作支援サービス「YOMcoma」、クリエイターマッチングポートフォリオE「ENRAI」など、新規事業の創造に取り組んでいます。また、電子書籍に関する各種事業を基幹事業として展開し、電子書籍ストアの総合的な運営をトータルにサポートしています。あらゆるエンタテインメントに対象を広げ、デジタルテクノロジーを駆使しながら、新しい価値の創出を実現していきます。

https://www.booklista.co.jp

※「- 推し活アプリ Oshibana -」は、株式会社ブックリスタの登録商標です。
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