どうぶつの総合病院、越谷レイクタウン「いぬのおまつり」に参加― 無料の簡易健康チェックを通じ、献血の大切さを啓発 ―

獣医師による健康チェック
「いぬのおまつり」の様子
■はじめての地域イベント出展、その背景
どうぶつの総合病院(所在地:埼玉県川口市石神815、院長:金園晨一)は、2025年11月29日(土)に越谷レイクタウンで開催された地域ドッグイベント「いぬのおまつり」に、初めてブース出展という形で参加しました。
近年、動物医療の高度化により、手術や事故、重篤な疾患などで輸血を必要とする犬猫は増加しています。一方で、献血ドナーの数は十分とは言えず、慢性的な不足が課題となっています。
こうした背景から当院では、病院内だけでなく地域の飼い主さまに直接お伝えできる場として、今回のイベント出展を決定しました。
■ブースでは飼い主さまと直接触れ合う「健康チェック」を実施
当日は当院ブースにて、獣医師による無料の簡易健康診断を実施し、合計60組のご家族にご参加いただきました。
【実施内容】
・ボディコンディションスコア(BCS)の確認
・口腔内チェック など
診察を受けた飼い主さまからは、
「普段の健康状態を気軽に相談できてよかった」
「イベントで獣医師と直接話せる機会があって安心した」
といった声が寄せられ、動物医療をより身近に感じていただく機会となりました。
■メインテーマは『献血の大切さを知ってもらうこと』
今回の出展における最大の目的は、犬猫の献血について知っていただくことです。ブースでは診察の合間に、
「犬猫にも献血があること」
「どのような場面で輸血が必要になるのか」
といった基本的な内容をわかりやすくお伝えしました。
実際に、「犬猫にも献血があることを初めて知った」という声も多く、献血の認知度向上につながる手応えを感じる一日となりました。
■犬猫の献血とは ― 登録につながるための第一歩
犬猫の献血は、貧血症例や手術、事故など、命の危機に直面した動物たちを救うために欠かせない医療行為です。献血は、まさに「命をつなぐリレー」と言えます。
供血犬の登録は、以下のような流れで健康診断を実施し、安全性を確認したうえで行います。
1. 健康チェック
体重・体温測定、血液検査などを行い、安全に採血が可能かを確認します。体調や年齢によっては、その日の献血を見合わせる場合もあります。
2. 採血
所要時間は約30~45分。必要量のみを採血し、獣医師・愛玩動物看護師が安全に配慮しながら対応します。
3. 休憩とケア
採血後は十分な休憩時間を設け、水分補給やおやつを取りながら、動物の体調を丁寧にケアします。

■これからの展望 ~地域に根ざした病院を目指して
今回のイベント出展は、当院にとって地域の飼い主さまと直接向き合いながら、犬猫の献血という医療を支える仕組みを伝える、はじめての取り組みとなりました。
どうぶつの総合病院は、「地域の飼い主さまの困った時の窓口でありたい」という思いのもと、医療の提供にとどまらず、地域とのつながりを大切にしています。
今後も地域イベントへの参加や、献血・健康に関する啓発活動を通じて、いざという時に動物たちの命を支えられる体制づくりに取り組んでまいります。

ベテリナリアンズシナジー株式会社
どうぶつの総合病院 専門医療&救急センターの運営、動物医療関連サービスの提供
所在地〒 333-0823
埼玉県川口市石神815
代表取締役 安藤 純
ホームページ:https://vsec.jp
【本プレスリリース問い合わせ先】
ベテリナリアンズシナジー株式会社
担当者:病院管理本部 矢島 芹菜
お問い合わせ先:media@vsec.jp
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
関連記事







