粉瘤の手術経験者300名に聞いた費用実態調査|部位別・サイズ別の費用目安を医師が徹底解説

【結論】本調査のポイント
結論から言うと、粉瘤の手術費用は保険適用3割負担で約4,000円~13,000円が目安です。サイズが2cm未満なら4,000円前後、2~4cmで7,000円前後、4cm以上で13,000円前後となります。日帰り手術が可能で、追加の検査や処置を含めても総額2万円以内で収まるケースがほとんどです。


・手術経験者の78.3%が「思ったより費用が安かった」と回答
・手術を決断するまでに平均2.3年かかっており、費用への誤解が受診を遅らせている実態が判明
・自由診療と勘違いしていた人が42.0%、正しい費用を知っていれば早く受診したと答えた人が67.7%
用語解説
■ 粉瘤(ふんりゅう)とは
粉瘤とは、皮膚の下に袋状の構造物ができ、その中に角質や皮脂などの老廃物が溜まる良性の皮膚腫瘍である。表皮嚢腫(ひょうひのうしゅ)とも呼ばれ、放置すると徐々に大きくなり、感染を起こすと赤く腫れて痛みを伴うことがある。完治には手術で袋ごと摘出する必要がある。

■ くり抜き法(へそ抜き法)とは
くり抜き法とは、粉瘤の中央に小さな穴を開け、内容物と袋を一緒に取り出す手術法である。傷跡が小さく済み、縫合が不要または最小限で済むため、日帰り手術に適している。従来の切開法と比較してダウンタイムが短いのが特徴である。

■ 皮膚皮下腫瘍摘出術とは
皮膚皮下腫瘍摘出術とは、粉瘤などの皮膚良性腫瘍を摘出する保険適用の手術である。手術料は腫瘍の大きさと部位によって診療報酬点数が定められており、露出部(顔・首・手足など)と非露出部で点数が異なる。
粉瘤手術費用の目安(保険適用3割負担の場合)


※当院監修医師の30,000件以上の皮膚腫瘍手術実績に基づく概算費用です。上記は手術料のみの目安であり、別途初診料・再診料・病理検査料・処方料などがかかります。総額の目安は手術料の1.5~2倍程度となります。

皮膚腫瘍・皮膚外科を専門とする医療法人社団鉄結会アイシークリニック(新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)は、粉瘤の手術を受けた経験のある全国の20~60代男女300名を対象に、手術費用に関する意識調査を実施しました。
調査背景
粉瘤は皮膚科・形成外科で最も多い良性腫瘍の一つですが、「手術費用が高そう」「自由診療だと思っていた」という誤解から受診をためらい、感染や巨大化を招くケースが後を絶ちません。当院監修医師の30,000件以上の手術経験においても、「もっと早く来ればよかった」という声を多く聞きます。そこで、実際に手術を受けた方々の費用実態と認識を調査し、正しい情報を広く伝えることで早期受診を促すことを目的として本調査を実施しました。

調査概要
・調査対象:粉瘤の手術を受けた経験のある全国の20~60代男女
・調査期間:2025年11月11日~11月20日
・調査方法:インターネット調査
・調査対象人数:300名

調査結果
【調査結果】8割近くが「思ったより安かった」と回答、費用への誤解が判明

設問:粉瘤の手術費用は、手術前に想像していた金額と比べてどうでしたか?



手術経験者の約8割が「思ったより安かった」と感じており、手術前に費用を過大に見積もっていた実態が明らかになりました。保険適用で数千円~1万円程度という事実が十分に認知されていないことが示唆されます。
【調査結果】4割以上が「自由診療で高額」と誤解していた
設問:手術を受ける前、粉瘤の手術費用についてどのように認識していましたか?



42.0%が自由診療と誤解しており、正しい費用を知らなかった人が7割以上に上りました。美容クリニックとの混同や、ネット上の自由診療価格が誤解を助長している可能性があります。
【調査結果】半数以上が1年以上放置、平均2.3年間受診を先延ばし
設問:粉瘤に気づいてから手術を受けるまで、どのくらいの期間がありましたか?



54.0%が1年以上放置しており、その間に粉瘤が大きくなったり感染を起こしたりするリスクにさらされていました。費用への誤解が早期受診を妨げる大きな要因となっていることがわかります。

【調査結果】約7割が「正しい費用を知っていれば早く受診した」と回答
設問:正しい費用情報を事前に知っていれば、もっと早く受診していたと思いますか?



67.7%が費用を正しく知っていれば早期受診につながったと回答しており、費用情報の啓発が受診行動に大きな影響を与えることが示されました。医療機関からの積極的な情報発信の重要性が浮き彫りになりました。

【調査結果】9割以上が総額2万円以内、6割が1万円以内で手術完了
設問:実際に支払った粉瘤手術の総費用(保険適用3割負担)はいくらでしたか?



93.3%が総額2万円以内、60.0%が1万円以内で手術を完了しています。粉瘤は保険適用の日帰り手術で、多くの方が想像より低コストで治療できている実態が明らかになりました。

調査まとめ
本調査により、粉瘤手術の費用に関する大きな誤解が存在し、それが早期受診を妨げている実態が明らかになりました。実際には保険適用3割負担で4,000円~13,000円程度の手術料、総額でも2万円以内で済むケースが9割以上を占めています。にもかかわらず、4割以上が自由診療で高額と誤解し、平均2.3年間も放置していました。費用情報を正しく知っていれば早く受診したと答えた人が7割近くに上り、正確な情報発信の重要性が示されています。粉瘤は放置すると感染や巨大化のリスクがあるため、費用への誤解を解消し、早期受診を促進することが重要です。

医師コメント
アイシークリニック 高桑康太医師
当院監修医師としての30,000件以上の皮膚腫瘍手術経験から申し上げると、粉瘤は最も身近な皮膚腫瘍でありながら、費用に関する誤解が非常に多い疾患です。保険適用で日帰り手術が可能であり、ほとんどの方が総額2万円以内で治療を完了されています。

粉瘤は表皮嚢腫とも呼ばれる良性の皮膚腫瘍で、皮膚の下に袋状の構造ができ、その中に老廃物が溜まっていく病気です。自然に消えることはなく、放置すると少しずつ大きくなり、感染を起こすと急激に腫れて痛みを伴う炎症性粉瘤となります。

手術費用については、粉瘤の摘出術は「皮膚皮下腫瘍摘出術」として健康保険が適用されます。費用は腫瘍の大きさと部位(露出部か非露出部か)によって決まり、サイズが2cm未満であれば手術料は4,000~6,000円程度、4cm以上でも12,000~14,000円程度で収まります。これに初診料、病理検査料、処方料などを加えても、総額2万円を超えることはほとんどありません。

当院では「くり抜き法(へそ抜き法)」を積極的に採用しており、従来の切開法と比較して傷跡が小さく、ダウンタイムも短く済みます。手術時間は15~30分程度で、局所麻酔で行うため日帰り手術が可能です。翌日から通常の生活が送れる方がほとんどです。

今回の調査で費用への誤解が早期受診を妨げていることがわかりました。小さいうちに手術すれば傷跡も小さく、感染リスクも避けられます。「しこりかな」と思ったら、早めに皮膚科を受診されることをお勧めします。

【エビデンス】日本皮膚科学会の皮膚悪性腫瘍診療ガイドラインにおいても、皮膚腫瘍は視診・触診だけでは良悪性の判別が困難な場合があるため、組織学的検査(病理検査)による確定診断が推奨されています。当院監修医師の30,000件以上の手術実績においても、臨床的に粉瘤と診断されたものの中に他の腫瘍が含まれていたケースを経験しており、摘出後の病理検査の重要性を強調したいと思います。

粉瘤手術費用の内訳(保険適用3割負担)
・手術料:4,000円~14,000円(サイズ・部位により変動)
・初診料・再診料:約1,000円~2,000円
・病理検査料:約3,000円
・処方料・薬剤費:約500円~1,000円

費用を抑えるためのポイント
・小さいうちに手術すれば費用も傷跡も最小限
・感染前に手術すれば一度の手術で完了
・保険診療の医療機関を選ぶ(美容クリニックは自由診療の場合あり)
・複数の粉瘤がある場合はまとめて相談する

早期手術をお勧めする理由
・小さいほど手術費用が安い(2cm未満なら4,000円前後)
・傷跡が目立ちにくい
・感染のリスクを避けられる
・手術時間・ダウンタイムが短い

高桑 康太(たかくわ こうた)医師
皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当

専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
・ミラドライ認定医

臨床実績(2024年時点、累計)
・皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上
・腋臭症治療:2,000件以上
・酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上

略歴
・2009年 東京大学医学部医学科 卒業
・2009年 東京逓信病院 初期研修
・2012年 東京警察病院 皮膚科
・2012年 東京大学医学部附属病院 皮膚科
・2019年 アイシークリニック 治療責任者

監修領域:皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
よくある質問(Q&A)
Q1. 粉瘤の手術は保険適用されますか?自由診療との違いは?
A. 粉瘤の手術は健康保険が適用され、3割負担で手術料4,000円~14,000円程度で受けられます。
粉瘤の摘出術は「皮膚皮下腫瘤摘出術」として保険収載されており、全国どの医療機関でも保険適用で受けられます。本調査でも93.3%の方が総額2万円以内で手術を完了しています。一方、美容クリニックなど一部の医療機関では自由診療で5万円~10万円以上かかる場合があります。費用を抑えたい場合は、保険診療を行っている皮膚科・形成外科を受診することをお勧めします。

Q2. 粉瘤のサイズによって手術費用はどのくらい変わりますか?
A. サイズが2倍になると手術費用は約1.5~2倍になるため、小さいうちの手術がお得です。
保険適用の手術料は、2cm未満で約4,000~6,000円、2~4cmで約6,000~9,000円、4cm以上で約12,000~14,000円となります。本調査では、1万円以内で手術完了した方が60.0%を占めており、多くが2cm未満の小さな粉瘤でした。放置して大きくなると費用が上がるだけでなく、傷跡も大きくなりますので、早期の手術をお勧めします。

Q3. 粉瘤手術は日帰りでできますか?仕事は休む必要がありますか?
A. 粉瘤手術は局所麻酔での日帰り手術が可能で、多くの方が翌日から通常の生活に戻れます。
粉瘤の手術時間は15~30分程度で、局所麻酔で行うため入院は不要です。本調査の回答者も全員が日帰り手術を受けており、ダウンタイムについて「思ったより短かった」という感想が多く寄せられました。デスクワークであれば翌日から可能で、激しい運動や入浴は1週間程度控えていただく程度です。

Q4. 炎症を起こした粉瘤の手術費用は高くなりますか?
A. 炎症性粉瘤は2回の処置が必要になることがあり、結果的に費用と通院回数が増えます。
感染して腫れた状態(炎症性粉瘤)では、まず切開排膿を行い、炎症が落ち着いてから袋の摘出手術を行う2段階の治療が必要になる場合があります。このため、通常の粉瘤手術と比べて費用が1.5~2倍になることがあります。本調査でも「感染前に手術すればよかった」という後悔の声が聞かれました。

Q5. 粉瘤を放置するとどうなりますか?
A. 粉瘤は放置すると徐々に大きくなり、感染すると急激に腫れて激しい痛みを伴います。
粉瘤は自然治癒することはなく、放置すると年単位で少しずつ大きくなります。本調査でも54.0%が1年以上放置しており、その間に大きくなったり感染したりしたケースが報告されています。感染を起こすと赤く腫れ上がり、強い痛みを伴います。また、ごくまれに悪性化する可能性も否定できないため、早期の受診と摘出をお勧めします。
放置のリスク
・放置すると徐々に大きくなり、手術費用・傷跡ともに増大する
・感染を起こすと急激に腫れて痛みを伴い、2回の手術が必要になることがある
・巨大化すると手術の難易度が上がり、入院が必要になる場合がある
・まれに他の腫瘍(脂肪腫、皮膚がん等)と誤認している可能性がある
こんな方はご相談ください|受診の目安
・皮膚の下にしこりを感じたら(たとえ小さくても)
・しこりが少しずつ大きくなってきたと感じたら
・しこりが赤く腫れたり、痛みを感じたら(感染の可能性)
・しこりを押すと臭い内容物が出てくるようになったら
・顔や首など目立つ部位にできた場合(傷跡を小さくするため早期手術推奨)
クリニック案内
アイシークリニックの特徴
・皮膚腫瘍・皮膚外科を専門とし、監修医師の手術実績は30,000件以上
・傷跡が小さい「くり抜き法(へそ抜き法)」を積極的に採用
・保険適用の日帰り手術に対応、予約から手術まで最短当日可能
・新宿・渋谷・上野・池袋・東京・大宮の6院で通いやすい立地
・平日は20時まで、土日祝日も診療で忙しい方も受診しやすい

アイシークリニック新宿院:東京都渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル2階
アイシークリニック渋谷院:東京都渋谷区渋谷3-16-2 ニュー三水ビル5階
アイシークリニック上野院:東京都台東区東上野3-16-5 サンク・ユービル1F
アイシークリニック池袋院:東京都豊島区南池袋2-15-3 前田ビル9階
アイシークリニック東京院:東京都中央区日本橋3-6-2 日本橋フロント3階
アイシークリニック大宮院:埼玉県さいたま市大宮区大門町1-60 福美メディカル2階B区画

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