Z世代の約半数がリファラル応募の経験あり。入社後のミスマッチを防ぐ一方で、「断る」場合など気まずさが課題




Z世代向けの企画・エモマーケティング(R)を行う『僕と私と株式会社』は、日本のキャリアSNSおよびネットワークリクルーティングサービス「YOUTRUST」のシンクタンク「次世代キャリア研究所」を開発・運営する株式会社YOUTRUSTと共同で、Z世代・Y世代を対象に「転職活動とつながり」に関する意識調査を実施しました。

転職市場の活性化が続くなか、多くの企業では採用ミスマッチの抑止や早期離職の防止が課題となっており、その解決策として「リファラル採用」が注目されています。

「リファラル採用」は、従業員や知人などを介して人材を採用するため、入社前後のギャップを減らせる点や、働く姿を具体的にイメージしやすい点が期待されています。一方で、紹介を断る際の気まずさなどの心理的ハードルが課題であることも事実。

そこで本調査では、20代~30代のZ世代、Y世代の転職経験者を対象に、転職の理由や手段に加え、知人からの紹介が応募判断にどの程度影響しているのかを調査。世代・性別ごとの考え方の違いや、リファラル採用へのイメージなど、今後の採用を考えるうえでのヒントが得られる結果となりました。
(※本調査ではZ世代=20代、Y世代=30代と定義しています。)
サマリ
- 直近で転職を考えたきっかけは?Z世代では「人間関係」が2番目に
- 転職手段の主流は「求人サイト」。特にZ世代女性の利用率が高い傾向
- 「知り合いが働く企業への転職」について、Z世代は男女ともに肯定的
- 「仕事の不安やストレスを共有できる」「早く職場になじめそう」など、リファラル採用の魅力は世代・性別で異なる結果に
- リファラル採用の経験は約半数!世代・性別を問わず、転職手段の一つに
- リファラルでの応募理由1位は「紹介者への信頼」。Z世代は働くイメージ、Y世代は条件面なども重視
- リファラルのメリットは「入社後のミスマッチ回避」。一方で「断りづらさ」など関係性における懸念点もあらわに
- リファラル転職は“経験者ほど前向き”。今後の転職手段として広がる可能性も

直近で転職を考えたきっかけは?Z世代では「人間関係」が2番目に



直近で転職を考えたきっかけを尋ねたところ、最も多かったのは「給与への不満(26.6%)」でした。続いて「人間関係」「業務量・労働時間」「福利厚生」「将来性」など、働く環境に関する項目が上位に挙がっています。

なかでも特徴的だったのが「人間関係」の順位です。全体では2番目に選ばれた項目である一方、Y世代では順位が下がり、男性で4番目、女性では7番目となりました。一方でZ世代では男女ともに2番目となり、若年層ほど人間関係の悩みが転職意向に影響しやすい傾向が見られました。
転職手段の主流は「求人サイト」。一方でZ世代ではSNS・人を介した接点も広がりつつある



続いて「直近の転職時に最も利用した手段」を聞いたところ、Z・Y世代を問わず「求人サイト」が1位となりました。特にZ世代女性では過半数を超えており、広く利用されている様子がうかがえます。

一方で、他の回答として「転職エージェント」はZ世代女性で14.4%と、他の層と比べて5ポイント以上低い結果に。またZ世代男性は、企業ホームページからの直接応募が16.0%と比較的多く、自ら情報を収集して応募する傾向が見られました。

「リファラル」単体の割合は全体として大きくはないものの、人との関係をきっかけに行動したという点で「SNS」も合わせると、1割以上が“人を介した転職手段”を選んでいることもわかりました。転職行動の多様化が進み、候補者自身の価値観や行動スタイルに応じた選択が広がっていることが読み取れます。
「知り合いが働く企業への転職」について、Z世代は男女ともに肯定的



「知り合いがいる会社で働きたいか」を尋ねたところ、世代・性別を問わず「非常にそう思う」「ややそう思う」が全体の約半数を占めました。特にY世代男性は51.2%と高く、Z世代男性(47.2%)・Z世代女性(45.6%)と比べても強い傾向が見られました。

一方でY世代女性は41.6%にとどまり、同じY世代でも男女差が大きい結果に。対照的にZ世代では男女差が小さく、とくにZ世代女性の「非常にそう思う」は24.0%と全体で最も高い割合でした。

また、従業員数が500人以上の企業では、過半数が「働きたい」と回答しており、企業規模が大きいほど働きたい意向が高まる傾向が見られました。さらに、リファラル応募経験者の場合は意向が7割超と特に高く、知り合いがいることによる安心感が転職意向に影響している可能性もうかがえます。
「仕事の不安やストレスを共有できる」「早く職場になじめそう」など、リファラル採用の魅力は世代・性別で異なる結果に



「知り合いが働く企業で働きたい」と答えた人に理由を尋ねたところ、「安心できる」「早く職場になじめそう」「仲間と一緒で心強い」など、新しい環境にスムーズに馴染めることに関わる回答が上位に挙がりました。

世代別に見ると、Y世代男性は「仕事の不安やストレスを共有できる」「仲間と一緒に頑張れる環境が心強い」といった、日々の業務で感じる負担を軽減できる点を重視する傾向が見られました。

一方でY世代女性は「安心できる」「気持ちが前向きになれる」など、働くうえでの心の安定やモチベーションを求める割合が比較的高く、同じY世代でも重要視する点が異なります。

またZ世代の男性については、Y世代の男女の特徴も持ちつつ、「仕事の不安やストレスを共有できる」は比較的低めという特徴がありました。さらに「ミスマッチのリスクが少ない」が全体でもっとも高い割合だったことから、入社後に自分が馴染めるかどうか、実際の働き方をリアルに把握できる点にメリットを感じやすい傾向が表れています。

Z世代女性は、「早く職場になじめそう」「応募や入社のハードルが下がる」といった「入社までの過程のスムーズさ」を選ぶ傾向がありました。初めての環境に踏み出す際の漠然とした不安を減らせることに加えて、実際の働き方や職場の雰囲気を具体的にイメージしやすいメリットを重視しているようです。
リファラル採用の経験は約半数!世代・性別を問わず、転職手段の一つに






続いて、「リファラル採用」がどの程度行われているのかを質問したところ、「自分が知人を誘った経験」「知人から誘われた経験」のいずれも全体の約半数となり、一定の割合がリファラル採用を経験していることが判明しました。

また世代別・性別で見ると、男性のほうが経験率が高い傾向があり、特にZ世代男性では「誘われた経験」がY世代男性と同程度の結果に。一方で女性は、Z世代のほうが「応募まで進んだ」と回答した人がやや多い傾向が見られました。

先の質問では、リファラルを「メインの転職手段」と選んだ人は多くなかったものの、経験率という観点では、他の転職方法と並ぶほど選択肢として広がっていることがうかがえます。
リファラルでの応募理由1位は「紹介者への信頼」。Z世代は働くイメージ、Y世代は条件面なども重視



では、実際にリファラル応募を経験した人は、どのような理由で応募に至ったのでしょうか。

1番多かった理由は、世代を問わず「紹介者に信頼があった」から。まずは紹介してくれた相手を信頼できるかどうかが、応募の大きな後押しになっていることがわかります。

2位以降は、世代によって重視するポイントが異なりました。Y世代では、男性は「福利厚生・待遇」、女性は「給与水準」など、条件面を基準に判断する傾向が見られました。

これに対してZ世代では、男性が「楽しく働けそう」、女性が「社会に必要とされている企業だと思った」を選ぶ割合が高く、自分が働く姿を具体的に描けるか、企業の存在意義に共感できるかが重視される結果となりました。

いずれの世代においても、紹介者を通じて得られる情報が応募を後押しするという点では共通しており、リファラル採用が応募者にとって安心材料になっていることがうかがえます。
リファラルのメリットは「入社後のミスマッチ回避」。一方で「断りづらさ」など関係性における懸念点もあらわに



さらに、「リファラル採用に対して抱くイメージ」について尋ねたところ、ポジティブ・ネガティブの両面が挙げられました。

ポジティブな面では、「転職がスムーズ」「入社前にリアルな情報が得られる」「自分に合った職場に出会えそう」など、情報の透明性が高まり、入社後のミスマッチを防ぎやすい点が評価されました。特に、紹介者を通じて職場の雰囲気や働き方を具体的に知ることができる点は、候補者にとって大きなメリットと言えます。

一方で、「断られた際に気まずい」「転職・退社しづらい」といった、知人を介するからこそ生まれる心理的な負担を挙げる声も一定数ありました。関係性に影響する可能性を懸念するなど、リファラルだからこその迷いや複雑さも調査結果にあらわれました。
リファラル転職は“経験者ほど前向き”。今後の転職手段として広がる可能性も



これまでの回答を踏まえて、最後に「今後どのような転職手段を利用したいか」を尋ねました。

最も多かったのは「求人サイト」で、「転職エージェント」「企業への直接応募」が続く結果となり、現状では幅広く情報収集がしやすい従来の手段が引き続き主流であることがわかります。

そんななか、「リファラル」を今後利用したいと答えた人は全体の15.8%でした。割合として上位ではないものの、リファラル応募の経験がある人ほど「次回も利用したい」と答える割合が高く、リファラル未経験者は「求人サイト」の支持が特に高い結果に。リファラル経験の有無で転職の選択肢が分かれることが読み取れました。

こうした結果を踏まえると、リファラルは経験者から支持されやすい手段であり、今後利用者が増えるにつれて、より一般的な転職手段として広がる可能性が考えられます。

その一方で、「断りづらい」「関係性に影響しそう」といった心理的なハードルがあることも調査から明らかになりました。そのため企業側には、リファラル採用のメリットを活かしつつ、それ以外の接点でも応募者が自社を深く理解できるような取り組みが求められます。

社内の雰囲気や実際の働き方、キャリアパス、社員の価値観などを日頃からSNSやオウンドメディアを通じて発信し、候補者が「この会社で働く自分」を具体的にイメージできる環境を整えておくことは、入社前の認識ギャップを減らし、ミスマッチを防止するために重要だと言えるでしょう。
調査概要
- 調査名:Z世代・Y世代に聞いた!転職活動とつながりに関する意識調査
- 対象条件:大卒/大学院卒の会社員で、直近5年以内に転職活動をしたことがある または 現在転職活動をしているZ世代(20~29歳)・Y世代(30~39歳)
- 調査期間:2025年11月5~8日
- 調査方法:インターネットを利用したアンケート
- 調査有効回答数:500人(Z世代:250人、Y世代:250人)

調査を引用いただく際は、出典元が「僕と私と」であることを明記いただきますようお願いいたします。
株式会社YOUTRUSTについて



株式会社YOUTRUSTは、日本のキャリアSNSおよびネットワークリクルーティングサービスの「YOUTRUST(ユートラスト)」を開発・運営しています。
YOUTRUSTは、日本で働くすべての人のためのキャリアSNSです。このプラットフォームは、仕事仲間とのつながり形成、プロフィールの掲載、タイムラインへの投稿、副業や転職意欲の共有などを通じて、新たな出会いを創出する場として活用いただけます。

友人・知人とのつながりはもちろん、コミュニティへの参加をきっかけにネットワークを広げることでキャリアの可能性を切り拓いていける、ネットワーク型のプラットフォームです。

法人向けには、独自のタレントプールから未来の仲間を採用できるネットワークリクルーティングサービス「YOUTRUST TALENT」やプラットフォーム上でBtoBマーケティングや採用広報できる広告ソリューション「YOUTRUST ADS」、営業ターゲットに1to1でダイレクトアプローチできるABMサービス「YOUTRUST SALES」、デジタル人材を中心とした有識者から最先端の知見を得られるエキスパートインタビューサービス「YOUTRUST INSIGHT」などを提供しています。多彩なソリューションによりビジネス成果の最大化を目指して伴走します。

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■次世代キャリア研究所とは

次世代キャリア研究所とは、多様化する働き方とキャリア形成の新たなトレンドを捉え、過去・現在・未来のキャリアを前向きに考える“次世代型キャリア”を探求するシンクタンクです。
就職・転職・副業・リスキリング--選択肢が広がる今だからこそ、自分のキャリアにワクワクできる気持ちを育て、広げていくこと。それが、私たちが大切にしていることです。

私たちは、次世代の日本を背負っていく20代の方々の前向きな選択や実際のアクションに注目し、アンケート調査やSNSを通じてリアルな声を拾い上げ、社会に発信していきます。
「自分のキャリアが楽しみになる」 そんなポジティブな感情が社会全体に広がることで、若者一人ひとりの選択肢が増え、未来に希望を持てる社会が生まれると思っています。次世代キャリア研究所は、その連鎖を通じて、“日本のモメンタムを上げる”ことを目指します。

■会社概要
代表取締役:岩崎 由夏
所在地:[本社]東京都渋谷区神宮前5丁目52番2号 青山オーバルビル9階
[大阪事務所]大阪市中央区北浜三丁目6番22号淀屋橋ステーションワン11階 Room 27
事業内容:キャリアSNSおよびネットワークリクルーティングサービス「YOUTRUST」の開発・運営
HP:https://youtrust.co.jp/
僕と私と株式会社について



(1)企画・エモマーケティング(R)
Z世代に特化した心を動かす企画・マーケティングを専門としています。ハッピーな共感をフックに購買行動に繋げる「エモマーケティング(R)」をベースに、今を生きるリアルなZ世代の視点も取り入れた企画、クリエイティブ制作、コミュニケーションまでを一貫して担当しています。

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■ 会社概要
代表取締役:今瀧 健登
所在地:東京都渋谷区円山町5-5 Navi渋谷V 3階
事業内容:Z世代に関する企画・マーケティング事業、ブランド事業
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