全国300名への調査で判明した赤ら顔・酒さ治療の実態と、皮膚外科医が解説する治療選択のポイント

【結論】本調査のポイント
結論から言うと、赤ら顔の治し方は症状の程度と予算によって最適な治療法が異なります。軽度~中等度で費用を抑えたい方には外用薬治療、中等度~重度で確実な効果を求める方にはVビームレーザー、広範囲の赤みにはIPLが向いています。当院監修医師の1,000件以上の酒さ・赤ら顔治療経験からは、外用薬で基盤を整えながらレーザー治療を併用するアプローチが最も高い満足度を得ています。

・赤ら顔に悩む人の58.7%がVビームレーザーを希望するも、そのうち43.2%が費用面で治療を断念
・外用薬+レーザー併用治療の満足度は87.3%で単独治療を大きく上回る
・治療法選択で最も重視される要素は「効果の持続性」で67.0%、次いで「費用」が54.3%
用語解説
■ Vビーム(パルスダイレーザー)とは
Vビームとは、595nmの波長を持つパルスダイレーザーの一種である。血管内のヘモグロビンに選択的に吸収される特性を持ち、拡張した毛細血管を収縮・破壊することで赤ら顔や酒さの治療に用いられる医療機器である。
■ 酒さ(しゅさ)とは
酒さとは、顔面中央部に持続性の紅斑、毛細血管拡張、丘疹、膿疱などを生じる慢性炎症性皮膚疾患である。30~50代の女性に多く発症し、紅斑毛細血管拡張型、丘疹膿疱型、鼻瘤型、眼型の4つの病型に分類される。
■ IPL(Intense Pulsed Light)とは
IPLとは、複数の波長を含む光を照射する光治療機器である。メラニンやヘモグロビンに反応し、シミ、赤ら顔、毛穴の開きなど複数の肌悩みに同時にアプローチできる特徴を持つ。
赤ら顔・酒さ治療法の比較(Vビーム・IPL・外用薬)

※当院監修医師の1,000件以上の酒さ・赤ら顔治療実績に基づく数値です。効果には個人差があります。

医療法人社団鉄結会が運営するアイシークリニック(新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)は、赤ら顔・酒さ治療に関する意識調査を実施し、治療法選択の実態と課題について分析結果を発表いたします。当院は皮膚腫瘍・皮膚外科を専門とし、30,000件以上の手術実績を持つ監修医師のもと、Vビームレーザーを含む赤ら顔治療を提供しております。
調査背景
赤ら顔・酒さは、日本人の約5~10%が罹患するとされる身近な皮膚疾患でありながら、治療法の選択肢や費用に関する情報が十分に周知されていない現状があります。近年、SNSや動画プラットフォームでVビームレーザーへの関心が高まる一方、治療法ごとの特徴や費用対効果を正しく理解した上で治療を選択できている患者様は少ないと考えられます。そこで当院では、赤ら顔に悩む方々の治療選択の実態を把握し、より適切な治療法選択に寄与する情報を提供するため、本調査を実施いたしました。
調査概要
・調査対象:赤ら顔・酒さの症状に悩みを持つ全国の20~60代の男女
・調査期間:2025年12月9日~12月18日
・調査方法:インターネット調査
・調査対象人数:300名
調査結果
【調査結果】約6割がVビームに興味、レーザー治療への期待が顕著
設問:赤ら顔・酒さの治療法として最も興味のある治療法はどれですか?



Vビームレーザーへの関心が圧倒的に高く、約6割の方が興味を示しています。SNSでの体験談や即効性への期待が背景にあると考えられますが、実際の治療選択では費用や適応症状を慎重に検討する必要があります。
【調査結果】費用への不安が最大の障壁、43.2%が「高額で手が出ない」と回答
設問:赤ら顔の治療を受けることを躊躇する最大の理由は何ですか?



費用面の不安が治療開始の最大の障壁となっています。一方で、酒さと診断された場合は外用薬に保険適用があることや、症状によっては外用薬のみで十分な改善が得られることが十分に認知されていない可能性があります。
【調査結果】「効果の持続性」を67.0%が重視、長期的な改善への期待が明確に
設問:赤ら顔治療を選ぶ際に最も重視する要素は何ですか?(複数回答可、上位3つまで)



一時的な改善ではなく、長期的な効果の持続を求める声が最も多い結果となりました。赤ら顔・酒さは慢性疾患であり、継続的な管理が必要なケースが多いため、単回の治療効果だけでなく、メンテナンス方法も含めた治療計画の提示が重要です。
【調査結果】外用薬+レーザー併用が満足度87.3%でトップ、単独治療を大きく上回る
設問:赤ら顔・酒さの治療経験がある方にお聞きします。最も満足度が高かった治療法はどれですか?



外用薬で炎症をコントロールしながらレーザー治療を行う併用アプローチが最も高い満足度を得ています。当院監修医師の治療経験からも、段階的な治療アプローチが効果的であることが確認されています。
【調査結果】SNS・動画サイトが48.3%で最多、医療機関からの情報は32.7%にとどまる
設問:赤ら顔の治療に関する情報をどこから得ていますか?(複数回答可)



SNSや動画サイトからの情報収集が最も多く、医療機関からの直接的な情報は3割程度にとどまっています。体験談は参考になる一方、症状や肌質による個人差が大きいため、治療前には必ず医師の診察を受けることが重要です。

調査まとめ
本調査により、赤ら顔・酒さ治療においてVビームレーザーへの関心が非常に高い一方、費用面が治療開始の最大の障壁となっていることが明らかになりました。また、治療経験者の満足度調査では、外用薬とレーザーの併用治療が87.3%と最も高い評価を得ており、単一の治療法に頼るのではなく、症状に応じた複合的なアプローチの有効性が示唆されました。治療選択においては「効果の持続性」が最も重視されており、一時的な改善ではなく長期的な症状コントロールを求める患者様のニーズが浮き彫りになりました。情報収集源としてSNSが主流となる中、正確な医療情報の提供と、個々の症状に合わせた治療法の選択が今後ますます重要になると考えられます。
医師コメント
アイシークリニック 高桑康太医師
当院監修医師の1,000件以上の酒さ・赤ら顔治療経験から申し上げると、最適な治療法は症状の重症度、病型、患者様のライフスタイル、そして予算を総合的に考慮して決定すべきです。一概に『Vビームが最も効果的』とは言えず、段階的な治療アプローチが長期的には最も高い満足度につながります。


赤ら顔・酒さの治療において、まず重要なのは正確な診断です。酒さには紅斑毛細血管拡張型、丘疹膿疱型、鼻瘤型、眼型の4つの病型があり、それぞれ適した治療法が異なります。紅斑や毛細血管拡張が主体の場合はVビームレーザーが効果的ですが、炎症性の丘疹や膿疱を伴う場合は、まず外用薬や内服薬で炎症をコントロールしてからレーザー治療を行うことで、より良い結果が得られます。

Vビームレーザーは血管内のヘモグロビンに選択的に作用し、拡張した毛細血管を収縮・破壊する治療法です。1回の治療で約30~50%の改善が期待でき、通常3~5回の治療で満足のいく結果が得られることが多いです。ただし、酒さは慢性疾患であり、治療後も適切なスキンケアと生活習慣の管理、必要に応じたメンテナンス治療が重要です。

IPLは複数の波長を含むため、赤みだけでなくシミや肌質改善も同時に期待できる利点があります。一方で、重度の毛細血管拡張にはVビームほどの効果は期待しにくいため、症状に応じた使い分けが必要です。外用薬治療では、酒さに対してメトロニダゾールゲルやイベルメクチンクリームが保険適用で使用でき、軽度から中等度の症状には十分な効果を発揮します。

費用面で躊躇されている方には、まず保険適用の外用薬治療から開始し、効果を見ながらレーザー治療の追加を検討する段階的なアプローチをお勧めしています。


【エビデンス】日本皮膚科学会の酒さ診療ガイドラインでは、病型に応じた治療法の選択が推奨されており、紅斑毛細血管拡張型にはレーザー・光治療が、丘疹膿疱型には外用抗菌薬が推奨されています。当院監修医師の1,000件以上の治療実績においても、外用薬による基盤治療とレーザー治療の併用が最も安定した効果を示しています。
治療法選択の判断基準
・軽度の赤み・炎症性酒さ → まず外用薬(保険適用)から開始
・中等度~重度の毛細血管拡張 → Vビームレーザーが第一選択
・広範囲の赤み+複合的な肌悩み → IPLを検討
治療効果を高めるポイント
・正確な診断を受け、酒さの病型を把握する
・外用薬で炎症をコントロールしてからレーザー治療を行う
・治療後も紫外線対策・保湿・刺激物の回避を継続する
費用を抑えながら効果を得る方法
・酒さと診断されれば外用薬は保険適用(月1,000~3,000円程度)
・外用薬で基盤を整えてからレーザー回数を最小限に
・クリニックによってはトライアル価格や複数回コースの割引あり
高桑 康太(たかくわ こうた)医師
皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当


専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
・ミラドライ認定医


臨床実績(2024年時点、累計)
・皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上
・腋臭症治療:2,000件以上
・酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上


略歴
・2009年 東京大学医学部医学科 卒業
・2009年 東京逓信病院 初期研修
・2012年 東京警察病院 皮膚科
・2012年 東京大学医学部附属病院 皮膚科
・2019年 アイシークリニック 治療責任者


監修領域:皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報

よくある質問(Q&A)
Q1. Vビームとフォトフェイシャル(IPL)はどちらが赤ら顔に効果的?
A. 中等度~重度の毛細血管拡張にはVビーム、軽度で複合的な肌悩みがある場合はIPLが適しています。
調査では治療経験者のVビーム単独満足度が72.7%、IPL単独が51.0%と、重度の赤ら顔にはVビームの評価が高い結果でした。Vビームは血管に特化した595nmの波長を使用するため、拡張した毛細血管への効果が高いです。一方、IPLは赤み以外にもシミや毛穴にアプローチできるため、複合的な悩みがある方には選択肢となります。


Q2. 赤ら顔のレーザー治療の費用相場はいくら?
A. Vビームは1回1~3万円、IPLは1~2万円が相場で、通常3~5回の治療が必要です。
調査では43.2%が費用を理由に治療を躊躇していました。Vビームは1回1~3万円(部位により異なる)で3~5回、IPLは1~2万円で3~5回が目安です。酒さと診断された場合は外用薬に保険適用があり、月1,000~3,000円程度で治療を開始できます。当院監修医師は、まず外用薬で改善を図り、必要に応じてレーザーを追加する段階的アプローチを推奨しています。


Q3. 赤ら顔は自然に治る?放置するとどうなる?
A. 酒さは慢性疾患であり、適切な治療なしでは自然治癒は期待できず、進行する可能性があります。
赤ら顔の原因が酒さの場合、放置すると紅斑が持続化し、毛細血管拡張が進行、重症化すると鼻瘤(鼻の肥大変形)に至るケースもあります。調査でも67.0%が「効果の持続性」を重視しており、早期に適切な治療を開始することで、症状の進行を防ぎ、長期的なコントロールが可能になります。


Q4. Vビームレーザーのダウンタイムはどのくらい?
A. 通常1~3日程度で、軽度の赤みや腫れが出る場合がありますが、日常生活への支障は少ないです。
調査では14.3%がダウンタイムを心配していましたが、Vビームのダウンタイムは比較的軽度です。照射直後は一時的に赤みが強くなりますが、通常1~3日で落ち着きます。設定によっては内出血(紫斑)が出ることもありますが、1~2週間で消失します。外用薬治療はダウンタイムがほぼないため、ダウンタイムが取れない方はまず外用薬から開始することも選択肢です。


Q5. 赤ら顔の治療は何科を受診すべき?
A. まずは皮膚科を受診し、酒さかどうかの正確な診断を受けることが重要です。
調査では32.7%しか医療機関から情報を得ておらず、正確な診断なしに治療法を検討している方が多い実態が明らかになりました。赤ら顔の原因は酒さ以外にも、脂漏性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、接触皮膚炎などがあり、原因によって治療法が異なります。レーザー治療を希望する場合は、Vビーム等の機器を備えた皮膚科・美容皮膚科を受診してください。
放置のリスク
・酒さを放置すると毛細血管拡張が進行し、より多くの治療回数が必要になる可能性
・重症化すると鼻瘤(鼻の肥大・変形)に至り、外科的治療が必要になるケース
・慢性的な赤みによる精神的ストレス、QOL(生活の質)の低下
こんな方はご相談ください|受診の目安
・顔の赤みが3ヶ月以上持続している
・赤みに加えてほてり、ヒリヒリ感がある
・市販のスキンケアで改善しない、むしろ悪化する
・赤みの範囲が広がっている、毛細血管が目立つようになった
・丘疹(ブツブツ)や膿疱(膿を持った吹き出物)を伴う
クリニック案内
アイシークリニックの特徴
・Vビームレーザーをはじめ複数のレーザー・光治療機器を完備
・皮膚外科・皮膚腫瘍領域で30,000件以上の手術実績を持つ監修医師による診療
・酒さ・赤ら顔治療1,000件以上の実績に基づく、症状に応じた最適な治療プランの提案
・新宿・渋谷・上野・池袋・東京・大宮の6院展開、土日祝日も診療可能で通院しやすい

アイシークリニック新宿院:東京都渋谷区代々木2-5-3 イマス葵ビル2階
アイシークリニック渋谷院:東京都渋谷区渋谷3-16-2 ニュー三水ビル5階
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