自己対策は進む一方、受診には迷いも──300人調査で見えた実態
冬は空気の乾燥や冷えの影響を受けやすく、いびきが悪化しやすい季節とされています。実際に「冬になるといびきが気になる」「家族から指摘されるようになった」と感じる人も少なくありません。一方で、市販グッズや生活習慣の見直しなど、自己流の対策に頼っているケースも多いのが現状です。一般社団法人 いびき無呼吸改善協会は、いびき対策を行ったことがある20~60代の男女300名を対象に、「冬のいびき対策」に関するアンケート調査を実施しました。どのような対策が実践され、どの程度の効果が実感されているのか、さらに医療機関への相談意識についても明らかにしています。
調査背景
いびきは単なる睡眠中の音の問題ではなく、睡眠の質の低下や日中の疲労感、集中力の低下につながる可能性があります。特に冬は、乾燥による気道の狭まりや、寝姿勢の固定化、飲酒量の増加など、いびきを悪化させる要因が重なりやすい時期です。しかし、「どの対策から試せばよいかわからない」「病院に行くほどではない気がする」といった理由から、明確な判断基準を持たないまま対策を続けている人も多いと考えられます。そこで本調査では、冬に実際に行われている対策と、その効果実感を可視化し、読者が自分に合った選択をしやすくすることを目的としました。調査サマリー
- この冬に行ったいびき対策は「横向きで寝る」21.0%が最多- 最も効果を感じた対策でも「横向きで寝る」が28.1%でトップ
- 対策の結果、約7割(68.3%)が「改善した」と回答
- 一方で「大きく改善した」は6.3%にとどまる
- いびきが改善しない場合、約7割が「医師や専門家に相談すべき」と認識
- 相談しづらい理由は「費用がかかりそう」「診療科がわからない」が上位
詳細データ
Q1. この冬、どのような「いびき対策」を実践しましたか?
- 横向きで寝るよう意識した:21.0%
- 枕を変えた・高さを調整した:17.3%
- 部屋の加湿(加湿器の使用など):16.6%
- マスクを着けて寝た:10.1%
- 就寝前のスマホや夜更かしを控えた:7.0%
- その他:28.0%(アルコールを控えた・禁酒した:6.2%、口テープ・口閉じテープを使用した:6.1%、体重管理・ダイエットを意識した:5.9% など)
→ 特別な器具や医療介入を伴わない、姿勢・寝具・環境調整といった手軽な対策が多く選ばれていました。
Q2. 行った対策のうち「最も効果を感じたもの」はどれですか?

- 横向きで寝るよう意識した:28.1%
- 枕を変えた・高さを調整した:16.2%
- 部屋の加湿(加湿器の使用など):15.0%
- マスクを着けて寝た:9.8%
- 口テープ・口閉じテープを使用した:8.0%
- その他:22.9%(鼻スプレー・点鼻薬・鼻洗浄などの鼻ケア:6.7%、体重管理・ダイエットを意識した:5.8%、アルコール量を控えた・禁酒した:4.6% など)
→ 横向き寝が「最も効果を感じた対策」として約3割を占めました。一方、就寝前のスマートフォン使用や夜更かしを控えるといった生活習慣の見直しは、実践者はいるものの効果実感では上位に挙がっていません。
Q3. その対策で、いびきはどの程度改善しましたか?

- やや改善した:62.0%
- 変わらなかった:19.0%
- 判断できない:12.7%
- 大きく改善した:6.3%
→ 一定の改善を感じた人は多い一方で、劇的な改善に至るケースは少数であることが分かります。
Q4. いびきが改善しない場合、医師や専門家に相談すべきだと思いますか?

- どちらかといえばそう思う:47.0%
- 強くそう思う:23.0%
- どちらともいえない:18.7%
- あまりそう思わない:8.0%
- まったくそう思わない:3.3%
→ 約7割が「相談すべき」と考えており、自己対策だけでは限界を感じている層の存在がうかがえます。
Q5. 医師や専門家に相談しづらいと感じる理由を教えてください

- 費用がかかりそう:17.7%
- どの診療科に行けばよいかわからない:17.2%
- いびきで受診してよいのかわからない:15.9%
- 大げさだと思われそう:15.5%
- 相談するほど困っていない:10.8%
- その他:22.9%(検査が大変そう/怖い:9.7%、仕事や生活が忙しい:8.7%、医療で改善できると思っていない:1.9% など)
→ 「どこにかかればよいかわからない」「いびきで受診してよいのかわからない」といった情報不足や心理的ハードルが、相談の妨げになっていることが読み取れます。
調査結果のまとめ
本調査から、冬のいびき対策として多くの人が「横向き寝」「枕調整」「加湿」といった手軽な方法を試し、一定の改善を実感していることが明らかになりました。一方で、改善は「やや改善」にとどまるケースが多く、自己対策だけでは十分な解決に至らない場合も少なくありません。また、いびきが改善しない場合に医師や専門家への相談を前向きに捉えている人は多いものの、受診先や費用に関する不安が行動の壁となっている実態も浮かび上がりました。いびき対策は「まず試すこと」と「適切なタイミングで相談すること」の両立が重要だといえます。一般社団法人 いびき無呼吸改善協会 代表コメント
代表理事:竹田 浩一のコメント
いびきは生活習慣や睡眠環境の影響を強く受けるため、横向き寝や枕調整、加湿といった対策で改善を感じる方も多くいらっしゃいます。一方で、「少し良くなったが完全には治らない」という声が多いのも事実です。いびきが慢性的に続く場合、その背景に睡眠時無呼吸症候群(SAS)が隠れているケースもあります。特に、呼吸が止まる、日中に強い眠気を感じる、起床時に疲労感が残るといった症状がある場合は、生活習慣の見直しだけでは十分な改善が得られないことも少なくありません。いびきは決して軽視すべきものではなく、必要に応じて専門家に相談することも大切な選択肢です。まずは正しい情報を知り、自分の状態を把握することから始めてほしいと考えています。
調査概要
- 調査主体:一般社団法人 いびき無呼吸改善協会- 調査期間:2026年1月25日~1月26日
- 調査対象:全国の20~60代男女
- 調査方法:インターネット調査
- 有効回答数:300名
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