2100年も鱒が棲み続けられる湖の実現に向けた、持続的に湖底ごみを回収する仕組みづくり“アップサイクルプロジェクト”

◯クラウドファンディングの概要
日光国立公園に位置する奥日光中禅寺湖。日本に初めて英国からフライフィッシングが伝わり、“鱒釣りの聖地”と呼ばれているこの湖では、近年、釣り人の増加に伴い、釣り具が湖底に引っかかってしまう「根掛かり」による環境への負荷が問題となっています。そこで、ダイバーによる湖底清掃を実施するとともに、回収したごみを熊鈴にアップサイクルし、販売利益で次の湖底清掃を行う持続的な仕組みづくりに挑戦します。
クラウドファンディングのページはこちら(Readyfor)
1 奥日光の未来を創るLakeside Stories
2100年も鱒が棲み続けられる湖へ日光国立公園に位置する奥日光中禅寺湖。明治時代に在日外交官たちの避暑地として栄えたこの地域は、英国紳士の嗜みとされていた“フライフィッシング”が日本に初めて伝えられた地でもあり、国内外を代表する7種類の美しい鱒が共存する“鱒釣りの聖地”として知られています。
毎年全国から2万人を超える釣り人が訪れ、水産業によって地域が栄える一方で、生物多様性の喪失や環境負荷の増大など、様々な課題を抱えています。
私たちLakeside Storiesは、奥日光が大好きで紳士的なアウトドアパーソンが集い、行政や民間経験などお互いの強みを活かしながら、楽しくカッコよく地域の課題を解決するNPO法人です。
Lakeside Storiesでは、先人たちが築き上げてきた歴史ある釣り文化と豊かな自然環境を大切にしながら、イマを生きる自分たちの行動で奥日光の課題を解決し、人と魚と自然がフェアなフィールドを創ることによって、“2100年も鱒が棲み続けられる湖”を実現していきます。

2 中禅寺湖の湖底に沈む釣りごみの増加
根掛かりによる環境負荷近年、中禅寺湖を訪れる釣り人の増加に伴って、ルアーやフライ、釣り糸が湖底に引っかかってしまう「根掛かり」の発生が問題視されています。2024年に釣り人にアンケート調査を行った結果、釣り人は、根掛かりによって1日に約2.6個のルアーやフライを無くし、1年間で延べ41,000個が湖底に残されていることが分かりました。
また、根掛かりによって切れた釣り糸は、1年間で延べ113kmもの長さにのぼると推定され、湖底の映像を見ると、岩や流木などの障害物に釣り糸が絡みつき、放置された釣り糸が新たな根掛かりを生みだす“悪循環”が発生していることが分かりました。

湖底の流木に絡みつくルアーやフライ・釣り糸
湖底ごみの大部分が一般ごみ
2024年に湖底に残されているごみの構成比(重量比)を調査した結果、ビンやカンなどの一般ごみが89%を占めており、釣りごみは11%と少数でした。湖底ごみは、誰かが回収しない限り、残されたままであることは明らかです。いつまでも美しい湖を未来に繋ぐためには、釣りごみにに関わらず積極的に回収する必要があります。

湖底に沈むごみのうち、釣りごみは1割と少数
3湖底ごみゼロを実現するアップサイクルプロジェクト
いつまでも無理なく湖底清掃を続ける仕組みづくり湖底ごみを持続的に回収する仕組みをつくり、湖底ごみゼロの湖を実現していきます。根掛かりの未然防止とダイバーによる湖底清掃を一体的に推進するとともに、回収されたごみを熊鈴にアップサイクルし、販売利益で次の湖底清掃を行う好循環を創り出します。
奥日光中禅寺湖の環境を守り、未来をつくるプロジェクトは、私たちLakeside Storiesだけで取り組むのではなく、行政や地域の人たちの理解・協力を得ながら、奥日光を愛するたくさんの人たちと共に創り上げていくことで、より大きな輪となり、地域の課題解決に繋がっていくと信じています。

このプロジェクトで実現したい持続可能な仕組みづくり
資金の使い道
今回のクラウドファンディングでは、好循環サイクルを創り上げるため、1.湖底清掃実施体制の強化、2.アップサイクル品の開発・製品化、3.販売体制の整備に必要な資金を調達します。

3段階で目標を設定し、最終的に1500万円の資金調達を目指す
4 ダイバーによる湖底清掃
根掛かり回収専門のダイバーが湖底ごみを回収海底清掃事業者Marine Sweeperと連携し、湖底に沈む釣りごみや一般ごみをダイバーが手作業で回収しています。2025年は湖底清掃を6日間実施し、約105万円の予算を投じて、釣りごみを約144kg(ルアー:3,904個)、一般ごみを約33kgを回収しました。現在の回収量では、1年間で釣り人が無くしたルアーのたった15%程度に過ぎない計算になり、湖底ごみゼロを実現するためには、湖底清掃の規模拡大が不可欠です。

湖底から回収された釣りごみ
規模拡大には多額の資金と人材確保が必要
湖底清掃の実施にあたっては、ダイバーの人件費をはじめ、小型船舶のレンタル代、回収作業や分別作業に要する人件費や消耗品費など多額の資金が必要になります。2025年の湖底清掃では、関係者がほぼボランティアで活動しても約105万円の経費を要しました(ダイバーの人件費や船舶レンタル代は半額、メンバーやサポーターの人件費は無償)。
また、湖底での根掛かり回収作業は、通常の潜水業務とは異なり、標高1,269mでの高所潜水となるほか、刃物を使用して湖底から釣り糸を切り離す危険な作業を伴うため、中禅寺湖での根掛かり回収のノウハウを有するダイバーが不足しています。
今後、湖底清掃の規模を拡大し、ごみの回収量を増やすためには、十分な資金を調達し、清掃回数の増加とダイバーの人材確保・育成を進めていく必要があります。

過酷な環境の中、ダイバーたちが湖底清掃に奮闘
5 湖底から回収したルアーを熊鈴に作り替える
奥日光ならではの新たな合金“日光はがね”湖底から回収したごみのうち、まずは金属製ルアーのアップサイクルに着手しました。ルアーの素材は、真鍮や銅、鉛など様々ですが、これらを溶かして新たな合金にし、アウトドアを楽しむ人たちに身につけてもらえる熊鈴をつくりたい。
ルアーから合金を製作できる工場を探すこと約2年。栃木県鹿沼市で熊鈴を製作している有限会社大森鋳造所の大森貴弘さんと出会いました。大森鋳造所では、地元で採掘される“日光珪砂”を用いた伝統的な砂型手込め式鋳造にこだわり、地域に根ざした技術力の高いものづくりが強みです。Lakeside Storiesの想いと大森鋳造所のものづくりの技術によって作られた、奥日光らしい価値のある新たな合金に“日光はがね”と名付けました。湖底のルアーを原料にした日光はがねで熊鈴をつくる挑戦は、現在も試行錯誤が続いています。

湖底から回収したルアーを溶かし日光はがねを製造
100年後まで意味を持つ熊鈴
熊鈴のデザインは、Lakeside Stories理事兼彫刻家の綱川孝俊が、中禅寺湖の釣り人たちが最愛する鱒“レイクトラウト”をイメージしながら、熊鈴の原型を彫り出し、想いをカタチにしていきます。
“100年後の人たちが日光はがねの熊鈴を見た時に、「何これ、かっこいい。誰がどういう経緯で作ったんだろう。」って、過去を振り返ることで、Lakeside Storiesの活動が彼らにとって何かのヒントになるかもしれない。僕たちが、明治時代から奥日光の釣り文化を築いた先人達に想いを馳せ、ワクワクしているように。”

法人理事であり彫刻家の綱川孝俊

日光はがね製の熊鈴 レイクトラウトver.
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
関連記事
-
URBAN RESEARCH 2026 Exclusive Salomon 2月中旬より販売開始 -
【イベントレポート】徳島県首都圏プロモーション「徳島で休んでく?」発表会 -
『ユニバーサル・クールジャパン 2026』明日開幕!世界が注目する日本発5大作品の“超リアル体験”が一挙集結! -
【新品予告】Teclast 2026 Android 16 タブレット【P50T】いよいよ発売!90Hz IPS画面、WidevineL1対応 Netflix、7000mAh 大容量、GPS対応!
-
スコットランドでの世界初演オペラ「The Great Wave」の舞台美術を支援あわせてオペラ会場内にて特別展示「Digital × Hokusai in Scotland」を開催 -
WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO Original Collection -
佐賀玉屋は「創業220周年」という節目に、従来の百貨店の枠を超えた「新生・佐賀玉屋」へと生まれ変わります。佐賀玉屋、新本館×温泉×街づくりへ。3月から既存館内の大規模アップデート“プレ・リモデル”始動 -
日本一入手困難のお菓子!?名古屋名物の手土産のガトーショコラ「 THE chocola 」が5年かけて遂に新商品を発売!!今後、世界一のケーキを目指す nagoya food に!!







