50代以上のシニア432名以上に『SNS利用』に関するアンケート調査を実施




シニア専門のマーケティングプラットホーム コスモラボ(会社名:コスモヘルス株式会社、本社:東京都港区、代表取締役社長 小塚 崇史)がシニア層の『SNS利用』に関するアンケートリサーチのレポートをリリースしました。本調査では、シニア層のSNS利用実態を把握するため、利用状況、利用媒体、利用頻度、閲覧ジャンル、信頼する情報源について調査を実施しました。その結果、日常生活の中でSNSがどのような役割を持っているのか、また情報に触れる流れや特徴が見えてきました。

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調査トピックス
◆SNS利用は7割超に到達
SNSを「利用している」は70.8%となり、シニア層においてもSNSが主要な情報接点として定着している実態が明らかになりました。一方で、約3割は未利用であり、情報接触環境には一定の分断が存在しています。

◆LINE中心の実用的利用構造
利用SNSは「LINE」(82.4%)が突出して高く、連絡・共有といった実用用途が中心となっています。動画視聴系の「YouTube」(34.3%)も続き、娯楽と情報取得を兼ねた利用が広がっています。

◆信頼の軸は「家族・知人」と「公式・専門家」
SNS上で信頼する情報源は「家族や知人」(52.9%)が最多となりました。公式メディアや専門家も一定の支持を集めており、拡散力よりも信頼性を重視する姿勢が浮き彫りとなりました。

1:SNSを利用していますか?(有効回答者数:432名)
「利用している」は306件(70.8%)となり、SNSがシニア層の日常生活に広く浸透していることが明らかになりました。

一方で、「利用していない」も126件(29.2%)存在しており、情報取得手段がSNSに集約されていない層も一定数確認されました。

この結果は、SNSを前提とした情報発信では届かない層が存在することを示しており、様々な方法での情報提供の必要性を示唆しています。



2:普段利用しているSNSを教えてください(有効回答者数:432名)
利用SNSでは「LINE」(82.4%)が突出しており、シニア層における主要なSNSであることが明確になりました。

次いで「YouTube」(34.3%)、「Instagram」(18.5%)が続いています。交流・連絡を軸とした
LINE利用と、閲覧・視聴中心のSNS利用が併存している可能性があります。情報発信においては、即時性よりも日常的な接触のしやすさが重視されていると考えられます。



3:SNSを利用する頻度はどのくらいですか?(有効回答者数:306名)
「1日に何度も」(69.0%)が突出し、「1日1回程度」(18.6%)が続きました。「週に数回」(9.8%)は一定数で、「月に数回」(2.3%)、「月に1回以下」(0.3%)は少数です。

毎日接触する層が中心であり、SNSが“生活のリズムに組み込まれたタッチポイント”になっていることが明らかになりました。



4:SNSでよく見るジャンルは何ですか?(有効回答者数:306名)
「料理・レシピ」(53.3%)が最多で、「健康・医療情報」(50.0%)、「ニュース(政治・社会)」(49.0%)が続きました。

「趣味(園芸・音楽・読書など)」(37.3%)も高水準です。生活実用(料理・健康)と時事(ニュース)が上位に並び、日々の意思決定に直結する情報をSNSで補完している可能性があります。



5:SNSで「信頼している情報源」はどれですか?(有効回答者数:306名)
「家族や知人」(52.9%)が最多となり、次いで「テレビ局や新聞社など公式メディア」(28.8%)、「医師や専門家」(20.9%)が続きました。

一方で「特にない」(25.2%)も一定数を占めており、信頼できる情報源を明確に持たない層が存在することも明らかになりました。

「有名人・インフルエンサー」(4.9%)は低水準にとどまり、拡散性よりも近しい人間関係や公式性・専門性といった裏付けを重視する姿勢がうかがえます。



6:SNSを利用する際、ご自身の行動としてあてはまるものを選んでください(有効回答者数:306名)
「他の人の投稿や動画を見る」(82.7%)が突出し、「気になる投稿に「いいね」や「(ハート)」などを押す」(33.3%)が続きました。

「コメントやメッセージを送る」(18.0%)、「自分で写真や文章を投稿する」(11.1%)は低水準です。閲覧中心で発信は限定的であり、受動的な利用が主流となっていることが明らかになりました。



7:SNSで見た情報から、実際に行動したことがありますか?(有効回答者数:306名)
「健康法・生活習慣を取り入れた」(49.7%)が最多で、「買い物をした」(34.0%)、「家族や友人に共有した」(30.7%)が続きました。

「特にない」(22.5%)も一定数の割合で存在します。SNS上の情報が健康行動や購買に結びついており、実生活にも行動変容を促していることが伺うことができます。



8:SNSを利用することで良かったと思うことは何ですか?(有効回答者数:306名)
SNSを利用することで良かったと感じている点としては、「情報収集に役立つ」(64.4%)が最も高く、次いで「健康や生活に役立つ知識などが得られる」(59.2%)、「家族や友人とつながれる」(57.2%)が続きました。

「暇つぶしになる」(27.5%)や「社会とのつながりを感じられる」(15.0%)も一定数見られる一方、「特にない」(1.6%)はごく少数にとどまっています。

この結果から、シニア層にとってSNSは娯楽よりも情報収集や生活の質向上、人とのつながりを支える実用的なツールとして評価されていることが明らかになりました。



9:SNSを利用し始めたきっかけは何ですか?(有効回答者数:306名)
利用開始のきっかけとして最も多かったのは「家族や友人に勧められて」(29.7%)でした。

次いで「趣味や情報収集のため」(28.1%)、「孫や子どもとのやり取りのため」(19.6%)が続いています。

この結果から、SNS利用は自発的な情報探索よりも、人との関係性を起点に広がっていることが明らかになりました



10:SNSを利用しているなかで、困ったり不安に感じたりすることはありますか?(有効回答者数:306名)
SNS利用において困りごとや不安を感じる点としては、「詐欺や怪しい広告・メッセージが届く」(58.5%)が最も多くなりました。

次いで「どの情報が本当か分からない(フェイクニュース)」(48.0%)、「個人情報が漏れないか不安」(48.0%)が同水準で続いています。

「操作が難しく感じることがある」(22.9%)は2割強にとどまり、「特にない」(10.5%)は少数派です。この結果から、シニア層のSNS利用における不安は、操作面よりも詐欺接触や情報の真偽判定といった“信頼性リスク”に集中していることが明らかになりました。

信頼担保や安全性に配慮した設計・情報提供が、利用継続の鍵になると考えられます。



11:SNSを利用しない理由を教えてください(有効回答者数126名)
SNSを利用しない理由としては、「危険そう・不安だから」(33.3%)が最も多く、次いで「必要性を感じない」(26.2%)、「興味がない」(23.8%)が続きました。

一方、「操作が難しそうだから」(10.3%)は相対的に低水準にとどまっています。

この結果から、SNS非利用の背景には操作スキルの問題よりも、安全面への不安や、生活上の必要性を感じられていないことが大きく影響していることが示唆されます。

利用促進においては、操作説明の強化以上に、安心して使える環境づくりと、生活に役立つ価値の明確化が重要になると考えられます。



総評
本調査から、シニア層におけるSNS利用はすでに一定程度定着しており、「日常的な情報接触手段」かつ「生活を補助する実用ツール」として機能している実態が明らかになりました。

SNSを「利用している」は70.8%と多数派である一方、「利用していない」も29.2%存在しており、情報接触環境はSNS前提の層と非利用層に分かれる二層構造となっています。したがって、情報発信においてはSNS単独に依存しない複線的な設計が依然として重要です。

利用媒体は「LINE」(82.4%)が突出しており、主用途は連絡・共有といった実用的コミュニケーションにあります。「YouTube」などの閲覧系SNSも一定数利用されており、交流と情報取得が併存する利用構造が確認されました。利用頻度は「1日に何度も」が69.0%と高く、SNSが生活リズムの中に組み込まれた接触点となっていることがうかがえます。

閲覧ジャンルでは「料理・レシピ」「健康・医療情報」「ニュース(政治・社会)」が上位を占め、娯楽よりも日常生活や意思決定に直結する情報が重視されています。SNSは補助的な娯楽媒体ではなく、生活判断を支える情報源として位置づけられているといえます。

信頼する情報源は「家族や知人」(52.9%)が最多で、「公式メディア」や「医師・専門家」も一定の支持を集めました。一方で「特にない」(25.2%)も4人に1人を占めており、信頼の拠り所を明確に持たない層の存在も無視できません。拡散性の高い発信よりも、人間関係・公式性・専門性といった裏付けのある情報が重視される傾向が確認されました。

利用行動は「閲覧中心」が主流で、投稿や発信は限定的です。ただし、SNS上の情報は「健康法・生活習慣の実践」「購買」「共有」といった行動に結びついており、実用情報が実生活に影響を与えていることが示唆されます。

一方、利用上の不安は「詐欺や怪しい広告・メッセージ」「情報の真偽が分からない」「個人情報漏洩不安」が上位を占めており、操作の難しさよりも信頼性・安全性に関するリスク認識が大きな障壁となっています。非利用理由においても「危険そう・不安」「必要性を感じない」「興味がない」が中心であり、スキル不足は主因ではありません。

総合すると、シニア向けの情報提供やサービス設計においては、
1. LINEを軸とした日常的で負担の少ない接点づくり
2. 料理・健康・ニュースなど生活に直結する実用情報の提供
3. 家族・公式・専門性を意識した信頼担保の設計
4. 詐欺・真偽不安を軽減する安心設計と分かりやすい導線
この4点を重視することが、利用促進および継続的な関係構築の鍵になると考えられます。


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調査概要

■調査方法:ネットリサーチ
■調査地域:全国
■対象者 :「コスモラボ」のアンケートモニター
■回答総数:432
■調査対象期間:2025年10月08日

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会社概要

◾社名 :コスモヘルス株式会社
◾代表者:代表取締役社長 小塚 崇史
◾本社 :東京都港区新橋1-12-9-10F
◾設立 :1984年7月1日
◾資本金:1億円
◾URL :https://www.cosmohealth.co.jp/
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