新たな価値創造が進む大丸有地区を舞台に、アートを通じたまちづくりを実践する「YAU」。1年間の活動を、展示、ワークショップ、トークで体感する3日間。

3月13日(金)-15日(日)にかけて大手町、丸の内、有楽町の3地区で約10プログラムを開催し、YAUの活動を公開する3日間のイベントYAU OPEN STUDIO を開催します。
◼️人を巻き込み、街に溶け込む展示/トーク/ワークショップを10プログラム開催!
有楽町アートアーバニズム YAUは、アートを軸にしたイノベーション創出のプラットフォーム。日本経済をリードする大手町・丸の内・有楽町(大丸有)地区で都市生活の中にアートの領域を融合させ、持続的かつクリエイティブな都市活動を展開する「アートアーバニズム」を2022年から実践し、2026年1月までの4年間で1356人のアーティストが大丸有地区で活動しています。
4年目となるYAU OPEN STUDIO ’26 では、東京都下水道局と連携し、都市の細部にまで張り巡らされ、生活に欠かせないライフラインをリサーチする、《ぜにがめ下水道リサーチ Presentation vol.1「Holes」》のほか、編み物という身体的行為や生産プロセスをもとに都市に創造的な介入を試みるTALK NONSENSEのプロジェクト《都市を編み直す》の展示/ワークショップ、街角に設置した公衆電話を通じて、誰かが日常の中で抱いた違和感を聞き、応答することを通して、他者の違和感を「預かる」、全人類問い持ちプロジェクトによる参加型のアートプロジェクト《違和感預かり所》など、地区で活動をしてきた3組のアーティストの成果を発表。また、ワークショップやトークイベントなど、アートを媒介に大丸有地区を体感するプログラムが集結します。
YAU OPEN STUDIO ’26 開催概要
日時:2026年3月13日(金)-15日(日)展示時間:12:00~18:00 *他イベントに準じる
会場: YAU STUDIO
(東京都中央区銀座一丁目3番先 東京高速道路北有楽ビル1階 16号室)
YAU CENTER ぜにがめ
(東京都千代田区大手町2丁目6-3 銭瓶町ビルディング 1階 ぜにがめプレイス内)
大手町・丸の内・有楽町のまちなか
参加作家:石橋友也、奥村研太郎、全人類問い持ちプロジェクト(遠藤梢子、岸ふみ、岸涼香、佐藤もと)、高井爽、武本拓也、TALK NONSENSE、TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH(企画参加作家:五十嵐愛実、河原孝典、児嶋啓多、小林健太、小林菜奈子、小山泰介、齋藤裕太、志賀耕太、島内秀幸、築山礁太、冨樫達彦、富安隼久、細倉真弓、前田梨那、松井祐生(関川卓哉)、松原茉莉)ほか
ウェブサイト:https://arturbanism.jp/news/yauopenstudio2026/
お問合せ:YAU STUDIO info@arturbanism.jp
本企画の見どころ
1.新たな価値創造が進む日本有数のビジネス街<大手町、丸の内、有楽町>を拠点に実験的なプロジェクトを続ける 有楽町アートアーバニズム YAUの活動を一望
2.地域を軸にしたリサーチプロジェクトや、巡回型、参加型プロジェクトと多様なスタイルで来場者と交流
3.多様なアートプロジェクトを通じて、大丸有地区のダイナミズムを体感
◼️大丸有地区の歴史と都市のあり方を問い直す試み

大手町・丸の内・有楽町、通称「大丸有」地区は、日本有数のビジネス街として長い歴史を持つエリアです。事業者数約5000(うちプライム上場企業本社数 101社)、就業人口約35万人*と世界水準のビジネス機能が集積する都市拠点で、日本経済の中枢として機能してきました。一方で、東京駅と皇居に隣接し、銀座や日比谷とも徒歩圏でつながる立地から、近年は海外からの観光客を含む多様な人々が行き交う街へと変化しています。
現在、この地域では大規模な再開発が進行しています。国際ビル・帝劇ビルや有楽町ビル・新有楽町ビルの建替計画の着手など、街の風景は大きな転換点を迎えています。100年以上の歴史を持つこの地区を、持続可能な国際金融・ビジネス都市へと更新していく構想が進められています。
これらの再開発は、単なる建築の刷新にとどまらず、都市のあり方そのものを問い直す試みでもあります。歴史と経済、観光と日常、グローバルとローカルが重なり合うこの街はいま、新しい都市像を実験的に描き出すフェーズにいるのです。

*経済センサス等をもとに算出(主に2021年までのデータを使用)
◼️ダイナミックに変化する街に、YAUの活動がもたらすもの

YAU(ヤウ)は、有楽町アートアーバニズム[Yurakucho Art Urbanism]の略称。都市生活そのものと、まちづくりの方法を実践的に探究するための取り組みであり、「アーバニズム(Urbanism)」という概念を、アートの視点から捉え直した「アートアーバニズム」を活動の軸としています。
有楽町アートアーバニズム YAUが舞台とするのは、日本有数のビジネス街であり、日比谷・銀座との結節点でもある大丸有エリア。ここに集うビジネスパーソンや来街者、働く人、訪れる人すべてにとって、創造的なシーンが立ち上がることを目指しています。
この活動を支えているのは、アートマネージャー、編集者、写真家、建築家など、異なる専門性を持つ19人の プロジェクトチーム。それぞれの専門性を携えながら街に関わり、再開発によって変容していくビル群や空きスペースへと拠点を柔軟に移し替え、現在は、約60年にわたり都市高速道路網の一翼を担い、2025年に自動車専用の道路としては閉鎖した「東京高速道路(KK線)」下のスペースで活動しています。都市の変化に固定されず、街とともに変化し、同化していく。その実践そのものが、YAUという活動体の大きな魅力です。

▼東京高速道路(KK線)下スペースのYAU STUDIOやまちなかで活動するメンバーとアーティスト



YAU OPEN STUDIO コンテンツ(抜粋)
[1] 《ぜにがめ下水道リサーチ Presentation vol.1「Holes」》
2025年、銭瓶町ビルディング(千代田区大手町)にオープンした「YAU CENTER ぜにがめ」初のリサーチプロジェクト。都市の細部にまで張り巡らされ、生活に欠かせないライフラインでありながら、日頃、目にすることのない下水道を、アーティストや音楽家、編集者、写真家など多様なバックグラウンドを持つリサーチャーたちが集合。フィールドワークとリサーチを通じて、個々の視点から下水道との接点を手繰り寄せたリサーチ展示を行います。
また、大学で生物学を専攻し、自然と人為の境界や、人間の技術的営為のあり方を探究する芸術実践を行うリサーチメンバー・石橋友也が、フィールドワークを通して生まれた新作を展示します。

緻密に計画された高度な土木技術と科学技術といった人間の知見が集結し、また分解者としての微生物の力が不可欠となる下水処理システムは、人と自然が協働する重要な都市基盤。リサーチチームおよび石橋友也は本プロジェクトを通して、「観る / Observe」をテーマに下水をくみ上げるポンプ所や、日々絶え間なく下水を処理してきれいな水によみがえらせる水再生センターなど、下水道やその周辺施設へのリサーチを重ねました。YAU OPEN STUDIO期間中は、下水道への入り口であり、都市に点在する穴 -マンホールや排水口をモチーフにしたリサーチ成果を共有し、石橋の新作を発表する展示「Holes」を行います。
日時:3月13日(金)-29日(日)12:00-19:00 休館日:月・火
場所:YAU CENTER ぜにがめ


[2] TALK NONSENSE「《都市を編み直す》Public Knitting Day」
2024年東京を拠点に小梶真吾、沖裕希によって設立されたデザイン/リサーチ チーム TALK NONSENSE によるリサーチベースのプロジェクト。1918年、戦時下のニューヨーク・セントラルパークで行われた“Knitting Bee” 。 市民が公共の場で協働し、必要とされる衣服を編んだ実践をもとに、その方法を現代の東京で試みる参加型展示を実現。また有楽町を拠点にした街なかワークショップもあわせて実施します。
日時:3月13日(金)12:00-15:00/3月14日(土)12:00-15:00
定員:各6名
参加費:6500円
場所:大手町・丸の内・有楽町のまちなか
※場所の詳細はYAUウェブサイトにて公開

【関連展示】
「《都市を編み直す》 Knits & Review / COPYROOM」
トーク・ノンセンスのリサーチの一部を〈コピー室〉として公開し、来場者は設置されたコピー機で編み図や翻案を自由に出力できます。記録と実践/過去と現在/個人の手と制度の歴史を行き来しながら、かつて無数の市民が紡いだ編み図を自分の手で再現することで、当時の市民と同じ位置から、衣服をつくるという行為を考え直します。
日時:3月13日(金)-15日(日)12:00-18:00
場所:YAU STUDIO
[3] 全人類問い持ちプロジェクト(遠藤梢子、岸ふみ、岸涼香、佐藤もと)《違和感預かり所》
「問い」を通じて人や社会との関係を見つめ直す活動を行うコレクティブ全人類問い持ちプロジェクトが、都市生活に溶け込みながら、日常の違和感にフォーカス。
街角に設置した公衆電話を通じて、誰かが日常の中で抱いた違和感を聞き、応答することを通して、他者の違和感を「預かる」参加型のアートプロジェクトを行うことで、違和感をめぐる声のやり取りから、共感ではなく「わからなさ」を入口に新しい対話を誘発。異なる立場や感性を持つ人々が問いを共有することで、都市空間を思考と交流の場へ変容させていくことを目指します。
日時:3月13日(金)-15日(日)12:00-18:00
場所:YAU STUDIO

[4] YAU KIOSK vol.3 高井爽 《半展開トラッピング》
YAUの活動を街なかへと展開してきた移動型プログラム「YAU KIOSK」の第三弾。アーティスト・高井奏は、YAU KIOSKとともに街の中を移動し、周囲の人や出来事と関わりながら、移動と停滞を行き来する<展示>を発表します。街を漂うように展開されるそのプロセスは、居ること、動くことの境界を問いかけます。
日時:3月13日(金)-15日(日)12:00-18:00
場所:大手町・丸の内・有楽町のまちなか
※場所の詳細はYAUウェブサイトにて公開

[5] YAU企業共創プロジェクト成果報告(DENSO×奥村研太郎)
YAUが取り組む企業共創プロジェクトの一環として、株式会社デンソーとの協働から生まれた、美術家・奥村研太郎による新作映像作品《On Difference Engines and Waves》を展示します。
デンソー東京支社のオフィスエントランスのための本作は、奥村が同社の取り組みへのリサーチを重ね、自身の課題意識と重ね合わせて制作されました。企業と表現者の、異なる領域が交差することで立ち上がる新たな視点をご覧ください。
日時:3月13日(金)-15日(日)12:00-18:00
場所:YAU STUDIO

◼️YAU OPEN STUDIO コンテンツ一覧
※詳細は随時更新予定。YAUのウェブサイトよりご確認ください。※上記抜粋されている企画を除く。
【展示】
Y-LABライブラリー
アーティスト:TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH
参加アーティスト:河原孝典、児嶋啓多、小林健太、小林菜奈子、小山泰介、齋藤裕太、志賀耕太、島内秀幸、築山礁太、冨樫達彦、富安隼久、細倉真弓、前田梨那、松井祐生(関川卓哉)、松原茉莉、五十嵐愛実
場所:YAU STUDIO
【レクチャー&ワークショップ】
「生きる。働く。やりたいことをやる」
アーティスト:武本拓也
日時:3月14日(土)16:00-18:00
場所:YAU STUDIO
【トーク】
ぜにがめ下水道リサーチ Presentation vol.1「Holes」オープニングトーク
日時:3月13日(金)18:00-19:00(予定)
場所:YAU CENTER ぜにがめ
登壇者:
石橋友也(アーティスト)ほか
YAU Open Talk ーYAU Friendsと描く「これからのYAU」と2026年度公募案内ー(仮)
日時:3月14日(土)18:30-20:00
場所:YAU STUDIO
登壇者:
YAU プロジェクトメンバー、YAU FRIENDS(アーティストスタジオ、コワーキングメンバーなど)
アートまちづくり実践者ネットワークの公開会議 第一回:札幌・福岡・東京
日時:3月15日(日)13:00-14:30
場所:YAU STUDIO
登壇者:
長谷川隆三(YAU)
今村育子(札幌駅前通まちづくり会社)
梶原慶子(福岡市経済観光文化局文化まつり振興部)
草場顕一(博多まちづくり推進協議会)
川崎翔真(We Love 天神協議会)ほか
有楽町アートアーバニズム(YAU)概要
【名 称】有楽町アートアーバニズム YAU 第4期
【開催期間】
2025 年 4 月~
【開催場所】
YAU STUDIO(東京高速道路 北有楽ビル 1 階 16 号室)
【主 催】
「有楽町アートアーバニズム」実行委員会
(NPO 法人大丸有エリアマネジメント協会
一般社団法人 大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会、三菱地所株式会社)
【共 催】
東京都生活文化局(一部プログラムを実行委員会との共同事業として実施)
【企 画】 YAU プロジェクトチーム
深井厚志、森純平、小山泰介、武田知也、藤井さゆり、東海林慎太郎、金森千紘、小森あや、
山本さくら、村松里実、佐藤瞳、築山礁太、武田花、栗田結夏、黒須莉菜
合同会社 TOKYO PHOTOGRAPHIC RESEARCH、一般社団法人ベンチ、株式会社フロントヤード
【助 成】
国土交通省
【公式サイト】 https://arturbanism.jp
※YAU STUDIO は、通常は一般公開していないプライベートスペースですが、お問い合わせフォームからスタジオビジットを受け付けております。また、YAU SALON や展示等イベント時に一般来場を受け付けて、活動成果の公開と交流を行っています。
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